なんとなくダサいを卒業するチェックリスト|見直すべき習慣・服・言動とは?
「特別にダサいわけじゃないけど、なんか垢抜けない…」「清潔にはしてるのに、なぜかオシャレに見えない」——そんな“なんとなくダサい”状態にモヤモヤしていませんか?
実はそれ、服のセンスや顔立ちではなく、“ちょっとした習慣や思い込み”が原因かもしれません。
この記事では、「なんとなくダサい」を卒業するためのセルフチェックリストと、今日から始められる見直しポイントを徹底解説。見た目・言動・持ち物・雰囲気まで、総合的に“垢抜けるコツ”をお届けします。
まずは、あなたの日常に潜む“惜しいポイント”を一緒に見直してみましょう。
「なんとなくダサい」と言われる人の共通点
悪目立ちしていないのに、なんか垢抜けない
目立つわけでもないし、特別センスが悪いわけでもない。でもどこか“あか抜けてない”印象を与えてしまう――それが「なんとなくダサい」と言われる人の典型パターンです。
実は、「清潔感がない」「流行を追っていない」といった明確なNGよりも、“惜しい”ポイントが積み重なることで全体の印象がダウンしていることが多いのです。
✔ 服のサイズが合っていない
✔ 髪型が古く見える
✔ 表情や姿勢に自信がない
こうした要素はすべて、目立たなくても“垢抜けなさ”に直結します。第一印象は「雰囲気」が決めるもの。小さな部分こそ、丁寧に見直すことが大切です。
無難を選んでいるつもりが“地味”になっている
「目立ちたくないから無地のTシャツ」「合わせやすいから黒スキニー」――こうした無難コーデは一歩間違うと“量産型”を通り越して、“地味で古くさい”印象を与える原因に。
無難=安全 と思いがちですが、組み合わせ次第では“印象に残らない人”にしかなれません。例えば、
✔ 色味が全体的に暗い
✔ トレンドのシルエットではない
✔ アクセサリーや小物が皆無
このようなスタイルは、個性どころか清潔感すら伝わりにくくなってしまいます。重要なのは「ベーシックに“今っぽさ”をどう足すか」。1点でも旬なアイテムや素材感を取り入れるだけで、脱・地味が叶います。
言動・持ち物・雰囲気に「古さ」が出ている
「昔は流行ってたよね」という服や髪型、10年前と変わらないスマホケースやバッグなど、“過去の自分”からアップデートされていないアイテムが揃っていませんか?
見た目だけでなく、会話やLINEでの言葉遣い、リアクション、話題の古さなども、周囲からの“ダサ見え”評価につながります。
✔ ショルダーバッグがヘタっている
✔ 髪型が昔のまま&スタイリングしない
✔ 「ワンチャン」「それな」など時代遅れの若者言葉
こうした要素は、本人に悪気がなくても「なんか古い人」という印象に。大切なのは、「いまの空気感にチューニング」する意識。
年齢や流行ではなく、“今の自分に合う”ものにアップデートする姿勢が、ダサさを払拭するカギになります。
なんとなくダサい人がやりがちなNG習慣チェックリスト
毎日同じようなコーデばかりしていない?
「気に入ってる服があるから」「ラクだから」──そうして気づけば、平日も休日も“似たような服”ばかり。無意識に同じ系統のファッションに偏ってしまうのは、誰にでもあることです。
しかし、毎日同じようなシルエットや色合いだと、周囲には「工夫がない」「手抜きっぽい」と映ってしまうことも。
✔ 毎日トップスが白・黒・グレーばかり
✔ パンツやスカートの形がいつも同じ
✔ 季節ごとの素材・色の変化が少ない
そんな人は、まず1週間の自分の服装をスマホで記録してみましょう。意外な「ワンパターン」に気づけるかもしれません。
おすすめは「1点だけ冒険」ルール。小物やカラーを変えるだけで印象はガラッと変わります。
髪型・メイク・スキンケアが自己流のまま
服装だけでなく、“顔まわり”の印象は清潔感と今っぽさを左右する重要ポイント。それなのに、昔から同じ髪型を貫いていたり、何年も自己流のメイクを続けていませんか?
✔ 髪型を何年も変えていない
✔ 美容室に「いつも通り」でおまかせ
✔ 肌悩みがあるのにスキンケアを変えていない
特に男性の場合、「髪を切る頻度」や「整髪料を使っていない」だけで印象が大きく損なわれているケースも。
女性も、10代や20代前半のメイクを引きずったままだと、年齢に合わない“浮き”が生まれます。
まずは、美容室で「似合う髪型にしたい」と相談してみる、ドラッグストアで肌診断を受ける──その一歩が、“垢抜け”の第一歩です。
持ち物がくたびれている or キャラに合ってない
洋服を整えても、バッグ・財布・スマホケース・靴などの小物がヨレヨレだったり、安っぽい印象だと「なんか残念」な印象に。しかも、意外と周囲はそういう“細部”を見ています。
✔ バッグが合皮でひび割れている
✔ 財布がボロボロ or 子どもっぽいデザイン
✔ ケースが黄ばんだままのスマホ
また、自分の雰囲気に合っていないアイテム──たとえば落ち着いた人が派手なロゴものを持っていたり、逆に明るい人が地味な持ち物ばかりだと、チグハグさから“ダサ見え”に繋がります。
まずは、毎日使うものを一度見直して。「シンプルで上質」「自分の雰囲気にフィットする」を意識すると、印象がガラッと変わります。
話し方やLINEの言葉遣いが“ちょっと古い”
ダサさは見た目だけの問題ではありません。普段の言葉遣いやリアクション、LINEのメッセージの文面からも“時代感”はにじみ出ます。
✔「りょ」「ワンチャン」など一昔前のネット用語
✔ 句読点だらけ or 絵文字が昭和感
✔ 話す内容がいつも古いテレビ番組の話ばかり
こうした言動は、若作りしているつもりでも逆効果。かといって無理に流行語を使う必要はありません。
大切なのは、“今のテンポ感”に合う言葉遣いやリアクション。短くてテンポのよい返事、シンプルな言い回しなど、ほんの少しの意識で印象はぐっとスマートになります。
“垢抜けない”を卒業するための見直しポイント
服は「無難」より「自分に似合う」を基準に
“無難な服=失敗しない”と思いがちですが、垢抜けを目指すなら、「無難」より「似合う」を選ぶことが大切です。色・形・サイズが自分にフィットしていないと、どんなにシンプルなアイテムでも野暮ったく見えてしまいます。
✔ 無地ばかりで地味すぎる
✔ 体型に合っていないサイズ感
✔ 顔色がくすむ色ばかり選んでいる
まずは、自分の「骨格タイプ」「パーソナルカラー」を知ることから始めてみましょう。最近はオンライン診断も充実しています。「似合う」を軸に服を選び直すだけで、驚くほど印象が明るく垢抜けます。
美容室・メイク・メガネは“プロの意見”を活用
垢抜けの鍵は“自分では気づかない部分”にあります。とくに髪型、眉の形、メガネのフレームなど、顔まわりの印象はプロの視点を取り入れるだけで一気に変わります。
✔ 美容室で「いつも通り」と言っていない?
✔ メイクが自己流のまま数年変わってない?
✔ メガネが昔から同じデザインのまま
一度、美容師さんやアイブロウ専門店、眼鏡ショップで「今の自分に似合うスタイルは?」と相談してみましょう。
たった1回のアドバイスでも、あなたに似合う“軸”が明確になり、買い物やセルフケアの方向性が整います。
靴・カバン・小物で全体の印象が決まる
人の印象は“細部”で決まります。たとえ服が洗練されていても、靴が汚れていたり、バッグがくたびれていたりすれば「だらしない・垢抜けない」と見られがちです。
✔ スニーカーのソールが汚れたまま
✔ バッグが古くて型崩れしている
✔ 腕時計やアクセサリーに統一感がない
服を買い替える前に、まずは足元と持ち物を見直すのが効果的。
「シンプルで上質なものを少数精鋭で持つ」という考え方が、垢抜けには近道です。靴やカバンをメンテナンスする習慣を持つだけでも、雰囲気はグッと洗練されます。
SNS・話題・立ち居振る舞いも「今っぽさ」を意識
垢抜けた印象は、見た目だけでなく“言動のセンス”にも表れます。SNSの投稿内容、話す話題、日常の所作や表情などから、その人の「空気感」が伝わります。
✔ SNSが自撮りばかり or 加工が古い
✔ 話題がいつも昔の芸能ネタや懐かし話
✔ 姿勢が悪く、声が小さい or 暗い印象
これらは知らず知らずのうちに“時代に取り残されている人”という印象を与えかねません。
難しく考える必要はありませんが、「今の流行・空気感を知っておこう」という気持ちがあるだけで、言動にも自然と“今っぽさ”が宿ります。
たとえば…
-
SNSでは「おしゃれな日常」より「等身大の心地よさ」をシェア
-
会話では相手の話題に共感しつつ、時事や流行語も少しキャッチアップ
-
姿勢を正して、笑顔とアイコンタクトを意識する
こうした些細な行動も、垢抜けへの大きな一歩です。
【セルフ診断】あなたは大丈夫?ダサ見え度チェック
YESが3つ以上なら見直しのチャンスかも
まずは、あなた自身の“ダサ見えリスク”をチェックしてみましょう。次の項目のうち、いくつ当てはまりますか?
✅セルフチェックリスト
-
□ 髪型をここ数年変えていない
-
□ 同じ服ばかり着てしまう(ワンパターン)
-
□ カバンや財布がボロボロなのにそのまま使っている
-
□ SNSやLINEで「w」「!」を多用してしまう
-
□ メイクやスキンケアはずっと自己流
-
□ 流行やトレンドに興味がない
-
□ 姿勢が悪い、歩き方がなんとなくだらしない
-
□ 靴や小物の手入れをしていない
-
□ 自分の服や持ち物の“似合う・似合わない”を考えたことがない
→3つ以上YESがあれば、「なんとなくダサい」印象を持たれている可能性大。
逆に言えば、それだけ改善の余地がある=今よりもっと好印象になれる、というサインでもあります。
ちょっとの工夫で「おしゃれ」「センスいい」に変われる
「自分にはセンスがないから…」と思っていませんか? でも実は、“おしゃれ”や“垢抜け”は才能ではなく“習慣”でつくるものです。大きく変える必要はなく、日々のちょっとした意識が、全体の印象を変えていきます。
例えばこんな小さな工夫でOK
-
✅ トップスの色を「白・黒」以外にしてみる
-
✅ 髪型を美容師さんと一緒に決めてみる
-
✅ バッグや靴を「今の自分」に似合う物にアップデート
-
✅ スキンケアをドラッグストアのカウンセリングで見直す
-
✅ SNSのアイコンや投稿写真を自然な笑顔に変える
こうした「+1の見直し」を積み重ねることで、無理なくセンスのいい人に近づけます。
おしゃれとは、“特別なこと”ではなく、“自分を大切にする姿勢”の表れ。自分の印象を意識することは、自信にもつながります。
まずは、ひとつだけでも変えてみませんか?
まとめ|“なんとなくダサい”は今日から卒業できる!
変わりたい気持ちが一番のスタートライン
「自分、ちょっとダサいかも…」と思った瞬間こそが、変わるための第一歩です。
誰でも、最初は“なんとなく”を続けてしまいがち。でも、「もっと印象をよくしたい」「少し垢抜けたい」と思った時点で、もうすでに前向きなスタートを切れています。
おしゃれやセンスは、特別な人だけのものではありません。
毎日の選択やちょっとした意識の変化で、見た目も雰囲気も、ぐんと洗練されていきます。
だからこそ大切なのは、“完璧”を目指すことではなく、“前に進みたい気持ち”を持ち続けること。自分を見つめ直す勇気がある人こそ、どんどん魅力的になれるのです。
まずは「1つだけ」でも見直す習慣を始めよう
「服も髪も言動も…見直すところが多すぎてムリ!」と思った人もいるかもしれません。でも、全部を一度に変える必要はありません。大切なのは、小さな“変化”を積み重ねることです。
まずは、こんなところから始めてみませんか?
-
✅ スニーカーを1足きれいなものに買い替える
-
✅ 鏡の前で姿勢を正して笑顔をつくってみる
-
✅ いつものTシャツを“色違い”にしてみる
-
✅ LINEの言葉づかいを少し丁寧にする
-
✅ 美容室で「似合う髪型にしたい」と言ってみる
1つの見直しがきっかけになって、自信が生まれ、自然と次のステップへとつながっていきます。
“なんとなくダサい”は、習慣の積み重ねで変えられる。だからこそ、今日からできる「ひとつ」を選んで、あなたらしい変化を始めてみてください。


最新記事 by 鈴木一輝(美容専門家) |ご支援はこちら (全て見る)
- 肌・歯・目元で変わる!第一印象を劇的にアップさせるパーツ別ケア術【今日からできる印象改善】 - 2025年8月14日
- なんとなくダサいを卒業するチェックリスト|見直すべき習慣・服・言動とは? - 2025年8月14日
電話番号 052-265-6488