【完全ガイド】ハイライトの入れ方＆おすすめカラー｜顔の印象を変えるテクニック徹底解説

Posted on 2024年3月12日2025年9月9日

髪に立体感や透明感を与えて、顔の印象まで変えてくれる「ハイライト」。入れる位置やカラーの選び方次第で、小顔効果や若見え効果、華やかさアップまで叶えられるのが魅力です。しかし「自分にはどんな入れ方が合うの？」「おすすめのカラーは？」と悩む方も多いのではないでしょうか。

本記事では、顔型別・雰囲気別のハイライトの入れ方から、人気カラーの特徴と選び方、さらにアレンジのコツまで徹底解説します。初めて挑戦する方も、イメチェンを考えている方も、ぜひ参考にしてください。

1. ハイライトで顔の印象はどう変わる？基本の考え方

ヘアカラーの中でも人気が高い「ハイライト」は、ただ髪色を明るくするだけではありません。入れる位置やカラーの選び方次第で、顔の印象を大きく変えることができるテクニックです。全体の髪色を変えるよりも自然で、立体感や軽やかさを演出できるのが魅力。とくに「小顔に見せたい」「若々しい印象にしたい」「華やかさをプラスしたい」といった希望を叶えてくれる効果があります。ここでは、ハイライトがもたらす基本的な効果を解説していきます。

ハイライトが与える「立体感」と「透明感」

ハイライトを入れることで、髪に明暗のコントラストが生まれます。これにより光が当たったときに自然な陰影ができ、髪全体に立体感が出ます。とくに直毛や重めのスタイルの場合、動きが出にくいですが、ハイライトをプラスするだけで軽やかな仕上がりに。

さらに、アッシュ系やベージュ系などのカラーを選ぶと「透明感」もアップ。室内や自然光での見え方も変わり、髪が柔らかく見えるため、肌のトーンまでも明るく見せる効果があります。

小顔効果・若見え効果・華やかさを演出できる理由

ハイライトは「視覚効果」で顔の印象を変えるのに役立ちます。顔周りに明るい色を入れることで、光が集まりレフ板効果が生まれ、肌を明るく見せる効果が。これが「小顔に見える」理由のひとつです。

また、髪に動きとツヤが出ることで、年齢による“髪の重たさ・のっぺり感”をカバー。顔全体がリフトアップして見え、若々しい印象を与えてくれます。さらに、部分的に明るさを足すことで、暗めの髪色でも重たくならず「華やかさ」を演出可能。特別なアレンジをしなくても、日常的におしゃれ度を上げてくれるのがハイライトの魅力です。

2. ハイライトの入れ方｜顔の形・雰囲気別おすすめテクニック

ハイライトは、ただ入れるだけでは効果が半減してしまいます。顔の形や雰囲気に合わせて位置やカラーを調整することで、小顔効果や立体感が最大限に引き出されます。ここでは、丸顔・面長といった顔型別、さらに雰囲気別のテクニックを紹介します。

丸顔さんにおすすめのハイライト位置

丸顔タイプの方は、顔の横幅が強調されやすいのが特徴。そのため、ハイライトは 縦のラインを意識 して入れるのがポイントです。

トップ（頭頂部）にハイライトを入れる：縦の印象が強調され、顔全体が引き締まって見える
フェイスラインの外側に入れる：頬の丸みをカバーし、スッキリ感を演出
前髪やこめかみにさりげなく入れる：光が当たる部分を明るくし、視線を中央から外に逃がす効果

こうすることで、丸顔特有のやわらかさは残しつつ、シャープな印象をプラスできます。

面長さんに似合うハイライトの入れ方

面長タイプの方は、縦に長い印象を緩和するために 横の広がりを強調 する入れ方が効果的です。

サイド（耳の横〜頬あたり）にハイライトを入れる：横幅を強調し、バランスの取れた小顔効果に
前髪や顔周りに細かく散らす：縦長の印象を和らげ、柔らかく華やかな雰囲気に
毛先にグラデーション的に明るさを出す：重心を下に移すことで、縦ラインを中和

こうした配置で、面長の落ち着いた雰囲気を保ちつつ、親しみやすさを演出できます。

エレガント系・ナチュラル系・カジュアル系の雰囲気別テクニック

ハイライトは顔型だけでなく、なりたい「雰囲気」に合わせて入れ方を変えることでも印象をコントロールできます。

エレガント系
　幅広め＆筋感のあるハイライトを全体に入れるのがおすすめ。立体感とツヤが強調され、上品で洗練された大人の雰囲気に。
ナチュラル系
　ベージュやブラウン系の柔らかいカラーで、細めのハイライトを部分的に。髪が自然に光を含むように見え、やさしく落ち着いた印象を与えます。
カジュアル系
　明度差のはっきりしたハイライトをランダムに散らすと、動きと軽さが出てアクティブな雰囲気に。巻き髪やラフなアレンジとも相性抜群です。

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3. おすすめカラー別！ハイライトの選び方

ハイライトは、入れる位置だけでなく「カラー選び」でも印象が大きく変わります。肌のトーンやファッション、なりたい雰囲気に合わせてカラーを選ぶのがポイントです。ここでは人気の4種類の色味別に特徴とおすすめの人をご紹介します。

ベージュ系｜自然で柔らかい印象に

ベージュ系のハイライトは、どんな髪色にもなじみやすく、自然で柔らかい印象を与えてくれる万能カラーです。

特徴：派手になりすぎず、ナチュラルな立体感を演出
おすすめの人：落ち着いた大人っぽさを出したい人、オフィスでも浮かない髪色を求める人
ポイント：暗めのブラウンベースに入れると軽やかさが増し、明るめベースに入れると柔らかさを強調できます。

アッシュ系｜透明感とクールさをプラス

アッシュ系は赤みを抑え、髪に透明感とクールな印象を与えてくれるカラーです。

特徴：外国人風の柔らかな抜け感を表現できる
おすすめの人：赤みの強い髪が気になる人、透明感や洗練された雰囲気を求める人
ポイント：全体を暗めにしてアッシュ系ハイライトを入れると、よりコントラストが映えて大人っぽさが際立ちます。

グレージュ・シルバー系｜大人っぽさと抜け感を演出

グレージュやシルバー系のハイライトは、髪に光が当たるとツヤ感が増し、上品で都会的な印象を与えます。

特徴：クールでモード感のあるスタイルにぴったり
おすすめの人：洗練された大人の雰囲気を出したい人、暗髪でも軽さを出したい人
ポイント：暗めのベースに入れるとコントラストで髪が立体的に。白髪ぼかしとしても人気が高いカラーです。

ピンク・ラベンダー系｜フェミニン＆肌映え効果

ピンクやラベンダー系のハイライトは、血色感をプラスしてくれるため、肌が明るく見える効果があります。

特徴：柔らかくフェミニンな雰囲気を演出
おすすめの人：女性らしさを強調したい人、可愛らしさや透明感をアップさせたい人
ポイント：ブラウンベースにピンクを差すとやさしい印象に、アッシュやベージュにラベンダーを合わせると上品でトレンド感のある仕上がりになります。

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4. ハイライトを活かす！ヘアスタイル＆アレンジのコツ

せっかくハイライトを入れても、スタイリング次第では効果が半減してしまいます。髪の長さやアレンジに合わせた工夫を取り入れることで、より立体感や華やかさが引き立ちます。ここでは、ショート・ボブ、ミディアム・ロング、そして巻き髪やまとめ髪におすすめのコツを紹介します。

ショート・ボブ×ハイライトで動きをプラス

ショートやボブは髪の面が広く、動きが出にくいスタイル。その分、ハイライトで立体感をプラスすると、一気におしゃれ度がアップします。

表面やトップに細めのハイライトを入れる：自然光に当たると動きが出て軽やかに見える
フェイスラインに明るさを加える：顔周りをすっきり見せ、小顔効果にもつながる
外ハネやワンカールと合わせる：動きが強調され、シンプルなショートやボブでも華やかな印象に

ミディアム・ロング×ハイライトで立体感を強調

髪の長さがあるスタイルでは、ハイライトを入れる位置と太さで印象が大きく変わります。

表面に細かく散らすようにハイライトを入れる：髪が揺れるたびに光を含み、立体感がアップ
毛先に向かって明るさを強調するグラデーション風：重たくなりがちなロングでも軽やかに見せられる
顔周りに数本入れる「フェイスフレーミング」：肌を明るく見せ、顔全体の印象をトーンアップ

特にロングヘアは巻き髪と合わせやすく、ハイライトの効果を存分に活かせます。

巻き髪・まとめ髪でハイライトを引き立てるアレンジ術

アレンジを加えると、ハイライトはさらに存在感を増します。

巻き髪：波巻きやミックス巻きをすると、ハイライトが動きに沿って見え隠れし、奥行きのある立体感が生まれる
ポニーテールやシニヨン：結ぶ位置にハイライトが集まり、自然な陰影ができてこなれ感アップ
編み込みやハーフアップ：編み目やねじり部分にハイライトが浮き出て、華やかさが強調される

普段のヘアセットにひと手間加えるだけで、ハイライトの魅力を最大限に引き出すことができます。

まとめ：ハイライトで自分らしい魅力を引き出そう！

ハイライトは、カラーの選び方や入れる位置、さらにヘアアレンジとの組み合わせ次第で、顔の印象や雰囲気を自由に変えられる万能テクニックです。大人っぽさ、可愛らしさ、ナチュラル感など、自分がなりたいイメージを叶えることができます。大切なのは「自分らしさ」を引き出すこと。そのために、以下のポイントを意識すると失敗しにくくなります。

カラー×入れ方×アレンジの掛け合わせがポイント

ハイライトの魅力を最大限に活かすには、 「カラー」「入れ方」「アレンジ」 の3要素をバランスよく組み合わせることが重要です。

カラー：ベージュ系なら自然に、アッシュ系なら透明感、ピンク系ならフェミニンにといったように、色で印象が変化
入れ方：丸顔・面長などの顔型に合わせた配置で小顔効果や立体感を演出
アレンジ：巻き髪やまとめ髪で動きを出すことで、ハイライトがより引き立つ

この3つを意識することで、日常も特別な日も自在に雰囲気を変えることができます。

美容師さんに伝えるときのオーダーのコツ

ハイライトは入れ方やカラーのニュアンスで仕上がりが大きく変わるため、オーダーの際には以下を伝えるのがおすすめです。

なりたいイメージを明確に伝える：「ナチュラルに見せたい」「動きを出したい」「華やかにしたい」など、仕上がりの雰囲気を言葉で伝える
写真を見せる：SNSや雑誌の写真を美容師さんに見せると、イメージの共有がスムーズ
カラーの好みを具体的に：「赤みを抑えたい」「肌が明るく見える色がいい」など、自分の希望を明確にしておく

こうすることで、自分の理想に近い仕上がりが実現しやすくなります。

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この記事を書いた人
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早乙女くるみ｜恋愛と美容の知識を届ける専門ライター

元美容師としての現場経験と、恋愛や美容に関する取材・執筆活動を活かし、「見た目と内面の両方から自信を持てる情報」を発信しています。美容サロンでの施術経験に基づくリアルなアドバイスや、恋愛の専門家やカウンセラーへの取材記事を多数執筆。美容・恋愛に関する確かな情報を、読者の気持ちに寄り添いながら、正確かつ信頼できる形でお届けしています。「魅力は外見と内面のバランスで生まれる」を信念に、あなたらしさを最大限に引き出すコンサルティングを実施中。