【完全ガイド】ヘアアイロンの正しい使い方!ダメージを抑えてサロン級に仕上げるコツ

ヘアアイロンの正しい使い方!ダメージを抑えてサロン級の仕上がりにするコツ

毎日のスタイリングに欠かせないヘアアイロン。しかし「髪が傷むのが心配」「すぐパサついてしまう」と感じている人も多いのではないでしょうか?実は、ちょっとした使い方のコツやケア方法を取り入れるだけで、ダメージを最小限に抑えながらサロン帰りのようなツヤ髪を手に入れることができます。

本記事では、プロも実践する“正しいヘアアイロンの使い方”をわかりやすく解説し、美しい仕上がりをキープするためのアフターケアまで徹底ガイドします。

 

ヘアアイロンで髪が傷む原因とは?

高温によるキューティクルへのダメージ

ヘアアイロンは180℃以上にも達するため、直接髪に当てるとキューティクルが焼けてしまいます。キューティクルは髪を守るバリアのような存在ですが、高温で剥がれると内部の水分や栄養が逃げやすくなり、ツヤが失われてパサつきの原因に。
対策ポイント: 普段使いなら160℃前後、細くて柔らかい髪質なら140〜150℃を目安に。なるべく低温で短時間の使用を心がけましょう。

間違った使い方が引き起こすパサつきや枝毛

同じ場所に何度もアイロンを当てたり、髪を強くプレスしすぎたりすると、表面が摩擦で傷みやすくなります。結果として枝毛や切れ毛が増え、全体の手触りもゴワついてしまいます。
対策ポイント: 一度で形がつくように髪をブロッキングしてからアイロンを通すのがおすすめ。滑らせるときは「スーッと一定のスピード」で行い、強く挟みすぎないことが大切です。

毎日の使用が積み重なるリスク

たとえ正しい温度・使い方であっても、毎日アイロンを当てれば少しずつダメージは蓄積していきます。髪は一度傷むと自然に修復することができないため、毎日の高温アイロンは「慢性的なダメージ」につながります。
対策ポイント: 毎日ではなく「仕事やお出かけのときだけ」など、使用頻度を抑える工夫を。さらに、必ずヒートプロテクト効果のあるスタイリング剤やオイルを使用して熱から守りましょう。

 

ヘアアイロンの正しい選び方 

ヘアアイロンの正しい選び方 – ダメージを抑えてサロン級の仕上がりにするコツ

プレートの素材(セラミック・チタンなど)の違い

ヘアアイロンのプレート素材は、髪へのダメージや仕上がりに直結します。

  • セラミック製:熱伝導が均一で、初心者でも使いやすいのが特徴。髪に優しく、なめらかに滑らせられるので、毎日使う人におすすめ。

  • チタン製:熱伝導率が高く、短時間でスタイリング可能。しっかりクセを伸ばしたい人や、硬くて太い髪質の人向け。

  • テフロン加工やトルマリン配合:摩擦を軽減し、髪にツヤを与える効果も期待できる。

対策ポイント: 自分の髪質や使用頻度に合わせて素材を選ぶことが、美髪を守りつつ理想の仕上がりを得る近道です。

温度調整機能の有無が仕上がりを左右する

温度を細かく調整できるかどうかは、髪のダメージコントロールに大きく影響します。固定温度タイプは便利ですが、髪質に合わないと高温すぎて傷みやすくなることも。

  • 細く柔らかい髪:140〜160℃程度

  • 普通毛:160〜180℃程度

  • 硬くて太い髪:180℃前後

対策ポイント: 温度調整機能がついているモデルを選び、自分の髪質やスタイリングの目的に合わせて使い分けることが大切です。

ストレート用・カール用、それぞれの選び方

アイロンは「ストレート特化」「カール特化」「2WAYタイプ」の大きく3種類に分かれます。

  • ストレートアイロン:プレートがフラットで、自然なツヤ髪に仕上げたい人向け。前髪や毛先の細かい調整にも便利。

  • カールアイロン(コテ):円筒型で巻き髪やボリュームアップに最適。太さ(26mm・32mmなど)によって仕上がりの印象が変わる。

  • 2WAYタイプ:1本でストレートもカールも楽しめるため、初心者や旅行用に便利。ただし、それぞれの仕上がり精度は単機能より劣る場合も。

対策ポイント: 普段のスタイルがストレート中心か、巻き髪中心かを考えて選ぶと失敗しません。両方使いたいなら2WAY、プロ並みの仕上がりを求めるなら専用タイプを選びましょう。

 

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ダメージを抑えるヘアアイロンの使い方 

ダメージを抑えるヘアアイロンの使い方 – サロン級の仕上がりを叶えるコツ

適切な温度は「髪質別」に決める

髪は一度傷むと元には戻らないため、アイロンの温度設定は非常に重要です。高温ほど早く形はつきますが、同時に髪内部のタンパク質を壊しやすくなります。

  • 細く柔らかい髪:140〜150℃程度で十分。低温でもクセが伸びやすいので、熱ダメージを最小限に抑えられます。

  • 普通毛:160〜170℃前後。クセをきれいに直しつつ、過度なダメージを防げます。

  • 硬く太い髪・強いクセ毛:180℃前後。ただし長時間は当てず、短時間で仕上げることが鉄則です。

👉「温度は高ければ早く仕上がる」という考えはNG。髪質に合った温度設定を徹底するだけでダメージは大きく軽減できます。

短時間で仕上げるためのスライドのコツ

アイロンをゆっくり通しすぎると、一部に熱が集中してダメージが増えてしまいます。逆に速すぎるとクセが取れず、何度もやり直す原因に。

  • 目安は2〜3秒で毛先までスライド

  • 根元から毛先まで「一定のスピード」で滑らせる

  • 髪を薄くブロッキングして、1回でしっかり形をつける

👉 一度で決めるスピード感を身につけることが、仕上がりと美髪の両立につながります。

同じ箇所に繰り返し当てないことが鉄則

クセが取れないからといって、同じ部分に何度もアイロンを当てるのは最も髪を傷める原因です。繰り返し熱を加えることで、髪内部の水分が蒸発しパサつきや枝毛が増えてしまいます。

  • 一度でしっかり形をつけるために、事前のブロッキングを丁寧に

  • 前髪やクセの強い部分は「温度を少し上げる」か「細かく分けて少量ずつ」当てる

  • どうしても直らない場合は、温度よりも使い方やブロッキング方法を見直す

👉 “同じ箇所に繰り返し当てない”ことが最大のダメージ対策です。

 

ヘアアイロンを使う前の準備

ヘアアイロンを使う前の準備

必ずドライヤーで完全に乾かす

濡れた髪や半乾きの状態でヘアアイロンを当てると、内部の水分が一気に蒸発し「水蒸気爆発」と呼ばれる現象が起きます。これによりキューティクルがはがれ、深刻なダメージにつながります。
対策ポイント:

  • ドライヤーで根元から毛先までしっかり乾かす

  • 冷風を最後に当てて、髪を落ち着かせるとツヤ感がアップ

  • 朝の時短のために「夜のうちにしっかり乾かす習慣」をつける

アウトバストリートメントやヘアオイルを塗布

ヘアアイロンの熱は避けられませんが、事前にヒートプロテクト効果のあるトリートメントやオイルを使うことで、ダメージを大幅に軽減できます。
対策ポイント:

  • ミルクタイプ:しっとりまとまりやすい仕上がりに

  • オイルタイプ:ツヤを出しつつ熱から守る効果が高い

  • ミストタイプ:軽めで根元にも使いやすい

👉 髪質や仕上がりの好みに合わせて使い分けましょう。塗布後はクシでなじませ、全体に均一に行き渡らせるのがコツです。

髪をブロッキングして均一に仕上げる

ブロッキングを省略すると、一部に熱が集中してムラができやすく、何度もアイロンを当てる原因になります。
対策ポイント:

  • 髪を耳上・耳下で分け、さらに細かく数ブロックに分ける

  • 下の段から順に仕上げていくと、効率的でムラが少ない

  • 前髪や顔まわりは最後に仕上げると自然なバランスに

👉 ブロッキングを丁寧に行えば、一度でしっかり形がつき、結果的に短時間+低ダメージで仕上げられます。

 

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サロン級の仕上がりを実現するテクニック

サロン級の仕上がりを実現するテクニック

ストレートアイロンで自然なツヤを出す方法

まっすぐすぎるストレートは不自然に見えやすく、ツヤも失われがちです。自然なツヤを出すには「角度」と「スピード」がポイント。
テクニック:

  • 根元から毛先にかけて 少し内側にカーブを描くように滑らせる

  • プレートを強く挟みすぎず、髪をなめらかに通すイメージで

  • 最後に冷風をあててキューティクルを引き締めると、サロン帰りのようなツヤが長持ち

カールアイロンで立体感を作る巻き方

ふんわり感や立体感を出すには「巻く方向」と「毛束の量」を工夫します。
テクニック:

  • 毛束は1.5〜2cm幅程度に分けると均一に仕上がる

  • 顔まわりは「外巻き」、後ろは「内巻き」と交互にするとナチュラルな動きが出る

  • 中間から巻き始め、毛先は軽く巻き足すと重くならず立体感がアップ

👉 全体を巻いたあと、手ぐしでほぐしてオイルを少量なじませると“こなれ感”が一気に出ます。

前髪・顔まわりを整えるプロの裏ワザ

前髪や顔まわりは印象を大きく左右する重要なパーツ。ここが上手に仕上がるだけで、一気にサロン級に見えます。
テクニック:

  • 前髪は根元を軽く立ち上げてから毛先だけ内巻きにすると、自然な流れに

  • サイドの髪は 頬骨に沿うように軽く外巻きにして、小顔効果をプラス

  • 顔まわりだけ少し細めの毛束を取って巻くと、動きと抜け感が出て洗練された印象に


👉 「全体+ポイント」を意識することで、ヘアサロンで仕上げてもらったようなクオリティを自宅で再現できます。

 

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やりがちなNG習慣と改善ポイント 

やりがちなNG習慣と改善ポイント 

濡れたままアイロンを当てるのは絶対NG

濡れた髪に高温のアイロンを当てると、内部の水分が一気に蒸発して「ジュッ」と音を立てます。これは髪内部で水蒸気爆発が起きている状態で、キューティクルがはがれ、深刻なダメージの原因に。
改善ポイント:

  • 必ずドライヤーで完全に乾かしてから使う

  • 仕上げに冷風をあて、髪を落ち着かせてからアイロンに移る

  • 寝ぐせ直しで水をつけた後は、しっかり乾燥させてから使用すること

高温で何度も巻き直すクセをやめる

「仕上がりが甘いから」と同じ部分を何度も高温で巻き直すのは、もっとも髪を傷めるNG習慣です。髪の内部構造が壊れ、パサつきや枝毛の大きな原因になります。
改善ポイント:

  • まずは髪質に合った適正温度を設定する

  • 髪を細かくブロッキングして、1回で形がつくようにする

  • クセが強い部分だけ少し温度を上げて短時間で当てる

👉「1回で決める」意識を持つことで、余計な熱ダメージを防げます。

毎日ではなく「イベント前」中心に使う工夫

毎日ヘアアイロンを使用すると、どんなにケアをしてもダメージは蓄積してしまいます。特に高温での連続使用は髪の寿命を縮める原因に。
改善ポイント:

  • 普段はブローやスタイリング剤を活用して自然な仕上がりを目指す

  • アイロンは「仕事やお出かけ、特別なイベントの前」などに限定する

  • 毎日使いたい人は、温度を下げる・部分的に使うなど工夫する

👉 「必要なときだけ使う」メリハリをつけることで、美髪をキープしながら理想のスタイルを楽しめます。

 

ヘアアイロンの後のアフターケア

ヘアアイロンの後のアフターケア

冷風で髪を落ち着かせる

アイロン直後の髪は、まだ熱によって形が不安定な状態です。そのまま放置すると、せっかくのスタイルが崩れやすく、余熱でダメージも進みがち。
対策ポイント:

  • ドライヤーの「冷風モード」で、毛先を中心に軽く風を当てる

  • キューティクルが引き締まり、ツヤ感とスタイルの持ちがアップ

  • 特に前髪や顔まわりは冷風で仕上げると崩れにくい

仕上げにヘアオイルやミルクで保湿

高温を当てた髪は水分が失われやすく、乾燥によるパサつきが目立ちます。そのまま放置せず、仕上げに保湿ケアを加えることで、美しいツヤをキープできます。
対策ポイント:

  • ヘアオイル:ツヤ出し&コーティング効果。毛先の乾燥対策に◎

  • ヘアミルク:内部までうるおいを届け、しっとり感をプラス

  • 手のひらで温めてから毛先中心に薄くなじませ、余った分を表面に

👉「つけすぎ」はベタつきの原因になるので、少量を均一に伸ばすのがコツです。

週1~2回の集中トリートメントでリカバリー

日々のスタイリングで蓄積する熱ダメージは、日常のケアだけでは補いきれません。定期的に集中トリートメントを取り入れることで、内部から補修できます。
対策ポイント:

  • インバストリートメント:シャンプー後、数分置いてから洗い流すタイプ。髪の深部まで補修成分を浸透させる

  • ヘアマスク:特にダメージが気になるときに週1回取り入れると効果的

  • サロンのトリートメントを月1回取り入れると、よりリセット効果が高い


👉 アイロンは「使い方+その後のケア」でダメージを最小限に抑えられます。仕上げとリカバリーを習慣化すれば、毎日のスタイリングがぐっと楽になります。

 

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元美容師としての現場経験と、恋愛や美容に関する取材・執筆活動を活かし、「見た目と内面の両方から自信を持てる情報」を発信しています。美容サロンでの施術経験に基づくリアルなアドバイスや、恋愛の専門家やカウンセラーへの取材記事を多数執筆。 美容・恋愛に関する確かな情報を、読者の気持ちに寄り添いながら、正確かつ信頼できる形でお届けしています。 「魅力は外見と内面のバランスで生まれる」を信念に、あなたらしさを最大限に引き出すコンサルティングを実施中。

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