スマホが原因で顔がたるむ?今日からできる予防&簡単エクササイズとは

スマホが原因で顔がたるむ?今日からできる予防&簡単エクササイズとは

「最近、フェイスラインがゆるんできた気がする…」
それ、もしかしたらスマホの使い方が原因かもしれません。

現代人にとって欠かせないスマホ。でも実は、無意識のうちに“顔のたるみ”を進行させる落とし穴がたくさん潜んでいます。
本記事では、スマホが顔に与える意外な影響から、たるみを防ぐための基本対策・簡単エクササイズまでをわかりやすくご紹介。

「老化」ではなく「習慣」から見直して、スッキリ引き締まった印象の顔を目指しましょう。

 

スマホで顔がたるむ?意外と知らない“現代型たるみ”の正体

「なんとなくフェイスラインがゆるんできた」「ほうれい線が目立ってきた気がする」──その“たるみ”、もしかしたらスマホのせいかもしれません。
加齢だけが顔のたるみの原因ではない今、生活習慣の中に潜む“見えない落とし穴”に気づくことが、美容ケアの第一歩。とくに、現代人が手放せないスマートフォンが、知らず知らずのうちに顔のたるみを進行させていることが増えています。

「若いのにたるんで見える…」そんな悩みを抱える人が増えている今こそ、スマホとたるみの関係を見直すことが大切です。

スマホが顔のたるみに与える影響とは

スマホを見る時間が増えると、無意識に長時間うつむいた姿勢になります。
この状態では、顔の筋肉や皮膚、首回りに重力がかかりやすくなり、特にフェイスラインが下に引っ張られる形に。その結果、顔の下半分に「たるみ」や「もたつき」が生まれやすくなるのです。

さらに、スマホ操作中は無表情になりやすく、顔の筋肉をほとんど使いません。これもまた、表情筋の衰えや血行不良を招き、ハリのない印象に拍車をかけます。

「下向き姿勢」がたるみを引き起こす理由

人の頭は成人で約4〜6kgほどあります。この重さを、スマホを見るたびに首やあご、顔まわりで支えていると想像してみてください。
とくに「下を向く角度」が深くなるほど、筋肉や皮膚への負担は増加。1日数時間、毎日のように繰り返していれば、それだけで“顔を下に引っ張るクセ”が染みついてしまいます。

この状態が続くと、皮膚の弾力を保つコラーゲンやエラスチンがダメージを受けやすくなり、結果的にたるみやすい土台が作られてしまうのです。

年齢より“生活習慣”が顔に出る時代

「老け顔=年齢のせい」と思いがちですが、実はその多くが“毎日の小さなクセ”から生まれています。
スマホ姿勢や表情筋の使い方、睡眠の質、食事、ストレス…こうした生活習慣こそが、肌のハリやたるみの原因に直結しているのです。

特にスマホは、無意識に触れている時間が長いからこそ「自分では気づきにくい悪習慣」になりがち。
年齢に関係なく、今からでも見直せる生活習慣を整えることで、たるみは十分に予防・改善できるのです。

 

要注意!こんなスマホ習慣が顔のたるみを加速させる

要注意!こんなスマホ習慣が顔のたるみを加速させる

顔のたるみは、気づかないうちに日常の中で進行しているもの。
とくに、何気なく行っているスマホ習慣の中には、たるみを加速させる“落とし穴”がたくさんあります。

「まさかこれが?」と思うような行動こそが、肌に大きな影響を与えていることも。まずは、自分のスマホとの付き合い方を見直すことから始めてみましょう。

うつむき姿勢でスマホを長時間見る

スマホを手に持ち、顔よりも低い位置で操作していませんか?この「うつむき姿勢」は、顔まわりの筋肉や皮膚を重力方向に引っ張り続ける、たるみの大きな原因です。

特に、首やあごのラインは真っ先に影響を受けやすく、「二重あごが気になってきた」「フェイスラインがぼやけてきた」と感じる人は要注意。

【対策ポイント】
・スマホはなるべく目線の高さで持つ
・長時間使用せず、30分に一度は首・肩をリセット
・背筋を伸ばす意識を持ち、姿勢を整える習慣をつけましょう

無表情で画面に集中している

SNSや動画に集中しているとき、あなたの顔はどんな表情をしていますか?
無意識のうちに“無表情”になっていることが多いのではないでしょうか。これは、顔の筋肉を使わない時間が長くなり、表情筋が衰える原因に。

顔の筋肉が使われないと、血流やリンパの流れも悪くなり、老廃物がたまりやすくなるため、むくみやたるみを引き起こしやすくなります。

【対策ポイント】
・スマホ中も口角を少し上げて“微笑み意識”
・1時間ごとに「あいうえお体操」などで顔を動かす
・鏡を見る習慣をつけて、表情チェックを

睡眠前のスマホ使用で肌の再生が妨げられる

「寝る前にスマホを見るのが習慣」という人も多いですが、これは肌の修復・再生サイクルにとって大きなダメージ。
ブルーライトの影響で脳が覚醒し、睡眠の質が低下すると、肌のターンオーバーが乱れ、たるみやくすみが目立ちやすくなります。

また、寝ながらスマホを見ていると首が不自然な角度になり、それもまた顔まわりに負担をかける原因に。

【対策ポイント】
・就寝30分前にはスマホから離れる“デジタルオフ”習慣を
・スマホを枕元に置かず、充電場所を少し離れた位置に
・画面の明るさやブルーライトカット設定も忘れずに

 

スマホによる顔たるみを防ぐ3つの基本対策

今すぐできる!顔たるみを防ぐ簡単エクササイズ

スマホは現代生活に欠かせないもの。でも、少しの工夫で“たるみリスク”をぐっと減らすことができます。
ここでは、誰でも今すぐ取り入れられる「顔たるみ予防の基本3ポイント」をご紹介。日々の小さな習慣を変えるだけで、フェイスラインや表情の印象は大きく変わっていきます。

1. スマホを見る角度を「顔の高さ」に調整

顔より下でスマホを操作すると、自然と首が前に傾き、たるみや二重あごの原因に。
そのため、スマホはできるだけ“目線の高さ”に持ち上げて見ることが基本です。

【実践ポイント】
・スマホは顔の正面〜やや上に構える
・肘を机やクッションで支えて疲れにくく工夫
・ノートPCやタブレットも、スタンドで目線を調整するのが理想

「目線を上げるだけ」で、首やあごへの負担が激減し、たるみにくい状態をキープできます。

2. こまめに姿勢を正し、首・肩をリセット

スマホ使用時にありがちな猫背・ストレートネック姿勢は、血流やリンパの流れを滞らせ、老廃物の排出を妨げます。
定期的に姿勢をリセットすることで、顔まわりの筋肉にもハリが戻りやすくなります。

【実践ポイント】
・30〜60分に1回、深呼吸しながら肩を大きく回す
・首を左右にゆっくり倒す・後ろに反らすストレッチを習慣に
・背中の力を抜き、骨盤を立てて座る姿勢を意識

これだけでも、顔全体の印象がスッと上向きに変わってきます。

3. スマホの使用時間を意識的にコントロール

何となく見ている時間が増えると、たるみの原因も積み重なります。
まずは「どれくらいスマホを使っているか」に気づき、1日の中で“スマホから離れる時間”を意識してつくることが大切です。

【実践ポイント】
・SNSや動画は「●分まで」と時間を決めて使う
・スマホの使用状況を確認できるアプリを活用
・通勤中・待ち時間は紙の本や音声コンテンツを活用して、目線を下げすぎない工夫を

“使いすぎ”に気づいてコントロールするだけでも、たるみ予防につながる大きな一歩になります。

 

今すぐできる!顔たるみを防ぐ簡単エクササイズ

今すぐできる!顔たるみを防ぐ簡単エクササイズ

顔のたるみを防ぐには、「表情筋を動かすこと」と「姿勢を整えること」がカギ。
忙しい日常でも、すきま時間にできる簡単エクササイズを取り入れれば、たるみにくく、スッキリ引き締まった印象の顔に近づけます。

ここでは、道具いらず・時間もかからない“今すぐできる3つのエクササイズ”をご紹介します。

① あいうえお体操(顔全体の筋肉を刺激)

声を出さずに口だけで「アイウエオ」と大きく動かす体操です。
口の周り、頬、あご、目元まで、顔全体の表情筋をくまなく使えるので、血行促進・たるみ防止にぴったり。

【やり方】

  1. 顔全体を使って、オーバーリアクション気味に「あ・い・う・え・お」とゆっくり5回繰り返す

  2. 各母音で、口の形を最大限大きく広げるのがコツ

  3. 1日2〜3セットが目安。鏡を見ながらやると効果アップ!

マスク下やデスクワーク中でもこっそりできる、おすすめの習慣です。

② 舌回し運動でフェイスラインを引き締め

顔の内側から筋肉を刺激できる「舌回し」は、たるみ予防・むくみ改善・ほうれい線対策にも効果的。
あごのもたつきやフェイスラインが気になる人に特におすすめです。

【やり方】

  1. 口を閉じたまま、舌先で歯ぐきをなぞるように右回りで10回まわす

  2. 同様に左回りでも10回まわす

  3. 最初はゆっくり、慣れたら少しスピードアップしてOK

1日2〜3セットで、顔の筋肉がポカポカしてくるのを感じられます。

③ 首ストレッチで“スマホ首”をリセット

顔のたるみは、首まわりのこわばりや姿勢の乱れとも密接に関係しています。
スマホ使用で前傾しがちな首をリセットするストレッチは、たるみ予防と同時に肩こり・頭痛対策にも◎。

【やり方】

  1. 背筋を伸ばして椅子に座る

  2. 首をゆっくりと右に倒し、左手で軽く頭を押さえて10秒キープ

  3. 左も同様に行い、最後に首を後ろにゆっくり反らして10秒キープ

  4. 深呼吸をしながら1〜2セット繰り返す

朝・昼・夜など、時間を決めて習慣化すると、姿勢も整いやすくなります。

 

まとめ|たるみは「老化」ではなく「習慣」から見直せる

まとめ|たるみは「老化」ではなく「習慣」から見直せる

「年齢だから仕方ない」と思いがちな顔のたるみ。でも実は、その多くは“日々の小さな習慣”によって進行しています。
スマホを見る姿勢、使い方、過ごし方ひとつで、未来の顔は変わっていくのです。

老化ではなく、“生活のクセ”を見直すこと。そこに気づけたあなたは、すでにたるみ予防の第一歩を踏み出しています。

顔の変化は、日常の積み重ねがつくるもの

たるみは、ある日突然現れるものではありません。
スマホを見る角度、無表情の時間、睡眠の質…そのひとつひとつの積み重ねが、1年後・5年後の顔の印象を左右します。

逆に言えば、今日から意識を変えるだけで、少しずつでも確実に「引き締まった印象の顔」を育てていけるということ。
特別なケアをしなくても、“日々の積み重ね”こそが、最高の美容習慣になります。

スマホとうまく付き合いながら、たるみに負けない習慣を

スマホは、今や私たちの暮らしに欠かせない存在。でも、だからこそ「使い方」と「付き合い方」がこれからの美容のカギになります。

スマホを見る時間を意識する。姿勢を整える。顔の筋肉を動かす。
どれも難しいことではなく、日常にほんの少しプラスできるものばかり。

毎日を丁寧に過ごすことが、たるみ予防にも、自分の自信にもつながっていきます。
“未来の自分”のために、今日から小さな習慣を始めてみませんか?

 

 

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美容・健康業界で10年以上の経験を持ち、男女問わずスキンケアやエイジングケアをサポート。肌質改善・脱毛・健康美容を専門とし、これまでに1000人以上をカウンセリング。美容商品の監修やメディアでの執筆・講演も行う。 「美しさは健康とライフスタイルのバランスから生まれる」を信念に、専門知識を活かした実践的な美容情報を発信中。

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