【完全ガイド】メイク崩れを防ぐには?化粧直しのコツ&長持ちテクQ&A

メイク崩れを防ぐには?化粧直しのコツと長持ちテクQ&A

朝は完璧に仕上げたはずのメイクが、気づけばテカリやヨレで台無しに…。そんな「メイク崩れ」に悩む女性は少なくありません。実は、ちょっとしたスキンケアの工夫やベースメイクの仕込み、正しい化粧直しの方法を知るだけで、1日中キレイをキープすることが可能です。

この記事では、メイク崩れの原因別対策・長持ちするベースメイクのコツ・化粧直しのテクニック・おすすめアイテムを徹底解説。さらにQ&A形式でよくある疑問も解消します。今日から取り入れられる実践的なテクニックで、崩れ知らずの美肌を手に入れましょう!

 

メイク崩れを防ぐには?基本のポイントをチェック!

朝のスキンケアで油分と水分のバランスを整える

メイク崩れの大きな原因は、肌の水分と油分のバランスが崩れていることです。乾燥しているとファンデーションが粉っぽく浮き、逆に皮脂が過剰に出るとテカリやヨレにつながります。
そのため、朝のスキンケアでは「与える」だけでなく「整える」意識が大切です。

  • 化粧水はたっぷりめに使って角質層までしっかり浸透させる

  • 乳液やクリームは薄く均一に伸ばして油分を補う

  • テカリが気になるTゾーンは軽め、乾燥しやすい頬や口周りはしっかりめに塗り分ける

このように部分ごとに調整することで、肌表面がサラッとしながらも内側はうるおった「メイクのりの良い肌」に整えることができます。

ファンデーション前の下地で「崩れにくさ」を仕込む

ベースメイクを美しく長持ちさせるには、ファンデーションを塗る前の「化粧下地」が欠かせません。下地には皮脂を吸着してテカリを防ぐタイプや、毛穴をカバーするタイプ、乾燥を防ぐ保湿系など、さまざまな種類があります。

選び方のポイントは「自分の肌悩みに合わせる」こと。

  • 皮脂崩れしやすい人 → 皮脂吸着パウダー配合のテカリ防止下地

  • 乾燥で粉吹きやすい人 → 保湿成分入りのしっとり系下地

  • 毛穴や色ムラが気になる人 → 毛穴カバー&トーンアップ下地

また、厚塗りするとかえって崩れやすくなるので、少量を薄く均一にのばすのがコツです。特に崩れやすい小鼻やTゾーンは「うす~く仕込む」ことで、ヨレ防止につながります。

 

化粧崩れの原因とは?タイプ別に解説

2. 化粧崩れの原因とは?タイプ別に解説

皮脂によるテカリ・ヨレ

皮脂の分泌が多いTゾーンや小鼻は、時間が経つとメイクがテカリやすく、ファンデーションが浮いたりヨレたりしがちです。特に脂性肌や混合肌の人は「皮脂崩れ」がメイクの最大の敵になります。

対策ポイント

  • スキンケアで油分を入れすぎない(朝のクリームは薄く!)

  • 皮脂吸着タイプの下地やフェイスパウダーを活用する

  • 化粧直しの際はあぶらとり紙で軽く皮脂をオフしてから、パウダーで仕上げる

皮脂を無理に抑え込もうとすると逆に分泌が増えることもあるので、「取りすぎず、コントロールする」意識が大切です。

乾燥による粉吹き・ひび割れ

乾燥肌や空調の効いたオフィスに長時間いると、肌の水分不足からファンデーションが粉を吹いたり、目元・口元がひび割れたように見えることがあります。これは「乾燥崩れ」と呼ばれる状態です。

対策ポイント

  • 化粧水+乳液でしっかり保湿したうえでベースメイクを始める

  • 保湿成分配合の下地やクッションファンデーションを選ぶ

  • 化粧直しでは保湿ミストやバームを軽くなじませてからメイクを重ねる

乾燥崩れはファンデーションの厚塗りで隠そうとすると逆効果。肌にうるおいを補うケアが最優先です。

汗や湿気による崩れ

夏の屋外や湿気の多い環境では、汗や湿度によってメイクが流れ落ちやすくなります。マスク蒸れによるヨレもこのタイプに含まれます。

対策ポイント

  • 汗や湿気に強い「ウォータープルーフ」や「ロングラスティング」タイプのベース・アイメイクを選ぶ

  • フェイスパウダーでさらっと仕上げておくと汗で流れにくい

  • 化粧直しはティッシュで軽く押さえて汗を取り、パウダーをのせてリセット

特に夏場は「崩れにくい処方のコスメ選び」が何より重要。環境に合わせたメイクアイテムを取り入れることで、メイク持ちが格段に良くなります。

 

メイクが長持ちするベースメイクのコツ

3. メイクが長持ちするベースメイクのコツ

「薄く重ねる」が鉄則!厚塗りは崩れの原因

ベースメイクが崩れる最大の理由のひとつが「厚塗り」です。ファンデーションやコンシーラーをたっぷり重ねると、時間が経ったときに皮脂や汗と混ざってヨレやすくなります。

ポイントは“薄く均一に”重ねること。

  • 下地で肌の凹凸や色ムラをある程度整えておく

  • ファンデーションは少量をスポンジで薄く広げる

  • カバーが必要な部分だけコンシーラーで調整する

「素肌感を残すくらいの仕上がり」が、実は最も崩れにくいメイクの秘訣です。

フェイスパウダーでサラッと固定

ベースメイクの仕上げにフェイスパウダーを使うことで、ファンデーションをしっかり固定し、皮脂によるテカリやヨレを防ぐことができます。

上手な使い方のコツ

  • パフにパウダーをとったら一度手の甲で量を調整してから肌にのせる

  • 崩れやすいTゾーン・小鼻は丁寧に、乾燥しやすい部分は軽く仕上げる

  • ブラシでふんわりのせると自然なツヤ感を残せる

パウダーを厚くのせすぎると乾燥や粉っぽさにつながるため、「薄くサラッと」がベストです。

仕上げのミストで持続力をアップ

ベースメイクの最後にフィックスミストを吹きかけると、ファンデーションやパウダーが肌に密着し、メイク持ちが格段に良くなります。特に汗や湿気が気になる季節には必須アイテムです。

使い方のポイント

  • 顔から20cmほど離して全体に均一にスプレーする

  • ミスト後は触らず自然に乾かして密着させる

  • 持ち歩き用のミニサイズを使えば、外出先でもリフレッシュ&化粧直しが簡単

「下地 → 薄づきファンデ → パウダー → ミスト」という流れを守るだけで、朝の仕上がりを夕方までキープしやすくなります。

 

【Q&A】メイク崩れを防ぐテクニック

4. 【Q&A】メイク崩れを防ぐテクニック

マスクをしてもメイクを崩さない方法は?

マスク生活で多くの人が悩むのが「摩擦によるヨレ」と「蒸れによる崩れ」。
対策のカギは “密着力を高めて、余分な油分を残さない” ことです。

対策ポイント

  • ファンデーションはリキッドよりもクッションやパウダリーを薄く重ねる

  • 仕上げにフェイスパウダーをTゾーンとマスクが触れる部分にしっかりのせる

  • フィックスミストで全体を固定してからマスクを装着する

  • マスクの内側に「マスク用インナーカバー」を入れると崩れ防止に効果的

マスクを外したときのメイクのヨレを最小限にするには「薄づき+固定」が鉄則です。

夏と冬で崩れ対策は変えるべき?

季節によって崩れ方はまったく異なります。

  • 夏(汗・皮脂崩れ)
     → 皮脂吸着下地・ウォータープルーフタイプを使用。化粧直しはあぶらとり紙&パウダーで。

  • 冬(乾燥崩れ)
     → 保湿重視の下地・リキッドファンデーションを薄く使用。化粧直しは保湿ミストやクリームでうるおいを補ってから。

つまり、同じベースメイクでも「夏は皮脂対策、冬は保湿対策」と切り替えることが、崩れにくさの大きなポイントです。

オイリー肌・乾燥肌別のメイクキープ術

肌質ごとに崩れやすさの特徴があるため、ケア方法も変える必要があります。

  • オイリー肌
     → スキンケアで油分を控えめに。皮脂吸着下地+フェイスパウダーでサラッと仕上げ。直しはティッシュオフを徹底。

  • 乾燥肌
     → スキンケアでしっかり保湿。下地はしっとり系、ファンデはツヤ感のあるタイプを薄く。直しは保湿ミストやクリームをなじませてからパウダーを軽く。

  • 混合肌
     → 部位別に使い分けるのがポイント。Tゾーンは皮脂防止下地、Uゾーンは保湿下地を重ねるとバランス良くキープできる。

肌質に合った方法を選ぶだけで、メイク崩れは大幅に防げます。

 

化粧直しのコツ!ヨレずにキレイに直す方法

5. 化粧直しのコツ!ヨレずにキレイに直す方法

ティッシュオフで余分な皮脂をリセット

化粧直しの前に必ずやるべきなのが「ティッシュオフ」。皮脂や汗が残ったまま上からファンデーションを重ねると、すぐにヨレたり厚塗り感が出てしまいます。

正しいオフの仕方

  • ティッシュを1枚に薄く裂いて、肌に軽く押さえるようにあてる

  • ゴシゴシ拭かず、軽く「押さえる」だけでOK

  • 小鼻やTゾーンなど皮脂の出やすい部分を重点的に

これで肌表面をフラットに整えてから直すことで、仕上がりが格段にきれいになります。

部分的に直す!ファンデの重ね塗りはNG

「顔全体にファンデーションを塗り直す」のは、厚塗り感やムラの原因になります。直すのは“気になる部分だけ”が基本です。

部分直しのコツ

  • ヨレた部分を綿棒で軽く取り除く

  • 必要な部分だけコンシーラーやクッションファンデでカバー

  • 最後にパウダーで軽く押さえて仕上げる

これなら厚塗りにならず、自然でフレッシュな仕上がりを保てます。

ポーチに入れておきたい直しアイテム

外出先での化粧直しは「最小限のアイテム」で効率的に行うのがポイントです。

おすすめアイテム

  • あぶらとり紙 or ティッシュ(余分な皮脂オフ用)

  • クッションファンデ or コンシーラー(部分カバー用)

  • プレストパウダー(仕上げ&テカリ防止用)

  • 保湿ミスト or リップバーム(乾燥崩れ対策)

この4つを持ち歩けば、どんな崩れにも即対応できます。特にクッションファンデは「直し用ファンデ」として万能なので、1つ持っておくと安心です。

 

メイクキープにおすすめのアイテム紹介

6. メイクキープにおすすめのアイテム紹介

プチプラで優秀なメイクキープミスト

手軽に購入できて効果も高い、優秀なキープミストが豊富です。なかでも注目は以下の製品:

  • BLEND BERRY メイクアップ キーピング ミスト
     皮脂プルーフ成分入りで約8時間メイクをキープし、マスクにも付きにくいウォータープルーフ処方。

  • コーセー コスメニエンス メイク キープ ミスト EX
     二層式で振って使うタイプ。ウォータープルーフで汗にも強く、持ち運びやすいサイズ感。乾燥肌対策として保湿成分入りのタイプもあり、使いやすいです。

これらはドラッグストアでも手に入れやすく、コスパに優れたアイテムとしておすすめです。

化粧直しに便利なあぶらとり紙&パウダー

皮脂を取りつつ自然に仕上がるアイテムとして、以下が人気です:

  • パウダー付きあぶらとり紙
     皮脂を吸収しながらサラッと仕上がるので、直しがしやすく手軽。

  • 資生堂「汗もスッキリあぶらとりフィルム」
     皮脂だけでなく汗までケアでき、肌触りが柔らかく使いやすい 。

  • 無印良品・資生堂「紙おしろい」
     折りたたみ式で皮脂を取った後にパウダーを乗せられる仕様。直しと保湿が同時にできる優れもの。

シーンや肌質に応じて使い分けたいアイテムです。

プロも愛用する崩れ防止下地

これらの下地は、美容のプロやメディアからも高評価を得ています:

  • CEZANNE(セザンヌ)皮脂テカリ防止下地
     皮脂吸収パウダー配合でサラサラ持続。プチプラながら信頼度が高く、累計売上1400万個を突破。夕方まで崩れにくいと好評。

  • 花王 プリマヴィスタ スキンプロテクトベース 皮脂くずれ防止 UV50 EX
     オールデイプロテクト処方で皮脂も乾燥も防ぎ、毛穴レスに。またUV対策もできる高機能下地。

  • 他にもランキングで上位に登場する信頼ブランド多数あり

主なおすすめ商品

  • コーセー コスメニエンス メイク キープ ミスト EX:手軽なプチプラで、汗や皮脂に強いウォータープルーフ設計。持ち運びにも便利。

  • メイク キープ オイルブロック 紙パウダー:皮脂を吸収しつつパウダーで仕上げる、一石二鳥のあぶらとり紙。

  • KANEBO EVEN FIT PRIMER SPF28/PA+++ 30mL:プロも支持する崩れ防止下地で、毛穴レスな仕上がりが特徴。

まとめ

  • ミストは手軽で長持ちさせたいならプチプラのBLEND BERRYやコーセーがおすすめ。

  • あぶらとり紙&パウダーは直し時のスムーズさと自然な仕上がりを重視する人にぴったり。

  • 崩れ防止下地はセザンヌやプリマヴィスタのように、ベースからしっかり対策できる信頼アイテムを選ぶのが◎。

 

まとめ|崩れにくいメイクで1日中キレイをキープ!

7. まとめ:崩れにくいメイクで1日中キレイをキープ!

朝の仕込みが夜の美肌をつくる

メイクの持ちを左右するのは、実は「朝の仕込み」。
スキンケアで油分と水分のバランスを整え、下地やファンデーションを薄く重ねることで、時間が経ってもヨレにくい美肌をキープできます。特にベースメイクは「厚塗りしない」「固定する」の2つを意識するだけで、仕上がりの差が大きく変わります。

直し方を工夫すれば“崩れ知らず”の印象に

日中、皮脂や汗でメイクが崩れても、慌ててファンデを重ねるのはNG。まずティッシュオフで余分な皮脂を取ってから、部分的に直すのがポイントです。さらに、メイクキープミストやパウダーを活用すれば、化粧直し後もフレッシュな仕上がりに。小さな工夫を積み重ねることで「崩れ知らず」の印象を保ち、夜まで自信を持って過ごせます。

 

 

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美容・健康業界で10年以上の経験を持ち、男女問わずスキンケアやエイジングケアをサポート。肌質改善・脱毛・健康美容を専門とし、これまでに1000人以上をカウンセリング。美容商品の監修やメディアでの執筆・講演も行う。 「美しさは健康とライフスタイルのバランスから生まれる」を信念に、専門知識を活かした実践的な美容情報を発信中。

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