夕方になると頭皮がにおう…原因と正しい洗い方・防臭対策まとめ

夕方になると頭皮がにおう…原因と正しい洗い方・防臭対策まとめ

朝は気にならなかったのに、夕方になるとふと感じる“頭皮のにおい”。「ちゃんと洗ってるのに…」「人に気づかれてないかな」と不安になること、ありませんか?
実はそのにおい、洗い方や生活習慣に原因があるかもしれません。

この記事では、頭皮のにおいが気になる理由と、今日から実践できる正しいケア方法をわかりやすく解説。
シャンプーのコツから、においを防ぐ便利アイテム、体の内側から整える習慣まで、1日を通して爽やかに過ごすためのヒントをお届けします。

 

🟩夕方になると頭皮がにおうのはなぜ?

🟢皮脂の酸化・雑菌の繁殖がにおいの元

朝は問題なくても、夕方になると頭皮がにおってくる主な原因は「皮脂の酸化」と「雑菌の繁殖」です。
頭皮は顔以上に皮脂腺が多く、分泌された皮脂は時間とともに空気に触れて酸化します。この酸化した皮脂が、いわゆる“油っぽいにおい”の正体です。さらに、皮脂や汗をエサにして繁殖した常在菌が、においの元となるガスを発生させるため、時間が経つほど気になるように感じるのです。

🟢ストレスや食生活の乱れも関係している

においの強さには、生活習慣も大きく関係しています。ストレスを感じると、交感神経が優位になり、皮脂分泌が活発になります。また、脂質・糖質に偏った食事や、ビタミン不足も皮脂の質を悪くし、においが強くなる原因に。
「昨日ジャンクフードを食べすぎた」「最近睡眠不足が続いている」という日ほど、頭皮のにおいが気になるのはそのためです。

🟢「洗いすぎ」も逆効果!頭皮バリアの崩れに注意

「におうのは汚れのせいだから」とゴシゴシ洗ったり、1日に何度もシャンプーをしたりしていませんか?
実はこれ、頭皮のにおいを悪化させるNG習慣。洗いすぎると皮脂が奪われ、頭皮が乾燥を防ごうと余計に皮脂を分泌してしまう“過剰皮脂モード”に入ってしまいます。また、バリア機能が乱れると、雑菌が繁殖しやすくなるため、においの温床になってしまうことも。
清潔を保つことは大切ですが、「適度な洗浄力で、やさしくケアする」のが頭皮にとってベストです。

 

🟩頭皮のにおいを防ぐ正しいシャンプー方法

🟩頭皮のにおいを防ぐ正しいシャンプー方法

🟢洗う前の“予洗い”で8割の汚れは落ちる

シャンプーの泡立てに入る前に、まずは「予洗い」をしっかり行いましょう。
予洗いとは、お湯だけで頭皮と髪を2〜3分かけて洗い流す工程のこと。実はこのステップだけで、髪と頭皮の汚れの約7〜8割が落とせると言われています。お湯の温度は38〜40℃のぬるめが理想。毛穴を開かせ、皮脂やホコリを浮かせることで、次のシャンプーがより効果的になります。
この一手間で、泡立ちも良くなり、洗い残しや過洗浄のリスクも減らせます。

🟢指の腹でマッサージするように洗おう

シャンプーを直接頭皮にベタッとつけるのではなく、手のひらで軽く泡立ててから使いましょう。
洗うときは「指の腹」でマッサージするようにやさしく洗うのがポイント。爪を立ててゴシゴシ洗うと頭皮を傷つけ、逆に炎症や皮脂過多を招いてしまいます。
頭頂部・側頭部・うなじと、ゾーンごとに丁寧に洗い分けながら、毛穴に詰まった皮脂や汗を浮かせるように意識してみてください。リラックス効果もあり、血行促進にもつながります。

🟢すすぎは念入りに。洗浄成分の残りがにおいの原因に

シャンプー以上に大切なのが「すすぎ」。すすぎが不十分だと、頭皮に洗浄成分や汚れが残り、それが時間の経過とともに酸化してにおいの原因になります。
目安としては、シャンプーの2〜3倍の時間をかけて流すのが理想です。髪だけでなく、頭皮全体にシャワーを行き渡らせるようにして、指の腹で軽くなぞりながら洗い残しをチェックしましょう。
特に耳の後ろや襟足、後頭部はすすぎ残しやすいので念入りに。シャワーの水圧や温度が強すぎると乾燥の原因にもなるため、やさしい水圧で丁寧に行いましょう。

 

🟩朝も夜も爽やかに!におい対策アイテムの活用法

🟩朝も夜も爽やかに!におい対策アイテムの活用法

🟢ドライシャンプー・頭皮ミストでリフレッシュ

「夕方に頭皮がベタついてきた」「シャンプーする時間がない」そんなときは、ドライシャンプーや頭皮ミストを活用しましょう。
ドライシャンプーはスプレータイプやシートタイプがあり、皮脂や汗を吸着して頭皮をすっきりさせてくれます。メントール入りなら、爽快感もプラス。
頭皮ミストはにおいを抑えるだけでなく、清涼感や保湿成分もあり、外出前やリフレッシュしたいときにぴったり。香り付きのタイプを選べば、自然な“いいにおい”をまとえます。

🟢汗や皮脂を拭き取るシートをバッグに常備

においの原因となる汗や皮脂は、こまめに拭き取ることで抑えることができます。おすすめは「頭皮用ふき取りシート」や「制汗シート」。特に夏場や湿度の高い日は効果的です。
シートは1枚で首まわりやうなじ、耳の後ろ、頭皮の生え際までサッと拭けて便利。抗菌・防臭成分入りのタイプを選ぶと、雑菌の繁殖を防いで長時間においを防いでくれます。
小さめのポーチに入れておけば、仕事の合間や移動中でもすぐにケアできます。

🟢帽子やヘルメット使用時は特にこまめなケアを

帽子やヘルメットの着用は、頭皮のムレを引き起こし、皮脂と汗がこもってにおいの原因になります。
長時間かぶる場合は、通気性の良い素材のものを選び、着用前後には頭皮ミストやふき取りシートでケアを。
また、帽子やヘルメット自体に皮脂や汗が染み込んでいると、そこからにおいが再発することも。定期的に洗う、抗菌・消臭スプレーを使うなどして、清潔に保ちましょう。
ムレ対策を意識するだけでも、1日を通して快適さが大きく変わります。

 

🟩生活習慣の見直しで、根本からにおいを減らす

🟩生活習慣の見直しで、根本からにおいを減らす

🟢脂っこい食事・糖質過多に注意

食べたものはそのまま体臭や頭皮のにおいに影響します。とくに揚げ物やラーメンなどの脂っこい食事、甘いお菓子・清涼飲料水などの糖質の摂りすぎは、皮脂の分泌を増やし、においの原因に。
脂質や糖質を控える代わりに、ビタミンB群(例:豚肉、納豆、卵)やビタミンC(例:野菜、果物)を意識的に取り入れると、皮脂の質を改善し、においが発生しにくい頭皮環境に整っていきます。
「肌にいい食事は頭皮にもいい」が基本の考え方です。

🟢睡眠不足やストレスも皮脂の分泌を促す

忙しさで寝不足が続いたり、ストレスがたまっていたりすると、自律神経が乱れ、男性ホルモンの分泌が増えて皮脂が過剰になりやすくなります。
とくにストレスは「脂漏性皮膚炎」などの皮膚トラブルを引き起こすリスクもあり、頭皮のにおいが慢性化しやすくなります。
においが気になる人こそ、「ちゃんと眠れているか」「最近リラックスできているか」といった心身のコンディションに目を向けることが大切です。質の良い睡眠と、意識的な休息時間が、地味ながら最強のにおいケアになるのです。

🟢適度な運動・水分補給で体の内側から整える

汗をかくとにおいが強くなるイメージがありますが、実は“良い汗”はサラサラしていて無臭です。
日ごろから運動不足の人は、汗腺の働きが鈍り、ベタつく“においやすい汗”をかきやすくなります。適度な有酸素運動(例:ウォーキングや軽いジョギング)を続けることで、汗の質が改善され、頭皮の環境も整ってきます。
また、水分が不足すると体温調整がうまくいかず、皮脂分泌が活発になってしまうことも。こまめな水分補給(1日1.5〜2Lが目安)も、内側からのにおいケアには欠かせません。

 

🟩まとめ|頭皮のにおい対策は「洗い方+生活習慣」の両輪で!

🟩まとめ|頭皮のにおい対策は「洗い方+生活習慣」の両輪で!

🟢においは“体からのサイン”。見逃さずにケアを

頭皮のにおいは、単なる不快感にとどまらず、「今のケア、ちょっと見直してみて」という体からのサインです。皮脂や汗のバランス、洗い方のクセ、さらには食生活や睡眠の質まで、日常の“当たり前”が積み重なってにおいを引き起こしていることも。
気になるにおいは、自分の生活を見つめ直すきっかけ。早めに向き合ってケアすることで、清潔感も自信も手に入れることができます。

🟢続けることで、「夕方でも気にならない自分」になれる

においケアは、1日で劇的に変わるものではありません。でも、正しい洗い方を習慣にし、生活を少しずつ整えていくことで、頭皮環境は確実に変わっていきます。
「前より夕方のにおいが気にならない」「帽子を脱ぐのが怖くなくなった」――そんな変化が自信につながり、毎日がもっと快適になります。
一つひとつのケアは小さなことでも、続けることで“においに悩まない自分”に近づいていけますよ。

 

 

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