乾燥・肌荒れに!メンズボディクリームおすすめ10選と正しい選び方
近年、男性のスキンケア意識が高まり、ボディクリームはもはや冬場の乾燥対策だけではなく、一年を通して欠かせないアイテムとなっています。保湿だけでなく、肌荒れ防止や香りによる印象アップまで、ボディクリームは男性の清潔感を支える重要な存在です。とはいえ、種類や成分が多く「どれを選べばいいのかわからない」という声も少なくありません。
この記事では、メンズボディクリームの選び方から使用シーン別のポイント、編集部が厳選したおすすめ10選まで徹底解説。自分の肌タイプやライフスタイルに合った1本を見つけて、理想の肌を手に入れましょう。
メンズボディクリームが注目される理由
男性の肌が抱える特有の悩み
男性の肌は、女性に比べて皮脂量が多い一方で、水分量が少なく乾燥しやすい特徴があります。さらに、髭剃りや摩擦による刺激、紫外線や外気の影響によってバリア機能が低下しやすく、肌荒れやかゆみを引き起こすことも。加えて、仕事やスポーツで汗をかく機会が多い男性は、汗の蒸発による水分喪失にも注意が必要です。こうした背景から、男性の肌を守るための保湿ケア=ボディクリームの活用が、今や欠かせない存在となっています。
冬だけじゃない!年間通して必要な保湿ケア
「ボディクリームは冬の乾燥対策」というイメージがありますが、実は年間を通じて肌の保湿は必要です。夏場でも、冷房による乾燥や紫外線ダメージによって水分が奪われ、肌のゴワつきやカサつきが起こります。秋や春の季節の変わり目も、気温や湿度の変化で肌の調子が崩れやすい時期。季節に合わせたボディクリームの使い分けをすることで、肌のコンディションを安定させ、見た目にも清潔感のある印象をキープできます。
香りや使用感も進化するメンズボディケア市場
近年のメンズボディクリームは、「保湿するだけ」の機能にとどまらず、香りや使用感にもこだわった商品が増えています。ビジネスシーンでも使いやすい控えめな香り、リラックスタイムにぴったりなアロマ系、べたつきを抑えたジェルタイプや即浸透タイプなど、選択肢は多彩。こうした多機能化・高付加価値化により、“肌を守る”だけでなく“魅せる”ためのアイテムとしても、メンズボディクリームは注目を集めています。
メンズボディクリームの選び方:肌タイプ別おすすめポイント
肌質やライフスタイルに合ったボディクリームを選ぶことで、保湿効果や使い心地が大きく変わります。ここでは、乾燥肌・脂性肌・敏感肌それぞれに適した選び方と、共通して意識したいチェックポイントをご紹介します。
乾燥肌向け:高保湿成分入り(シアバター・セラミドなど)
乾燥肌の男性には、保湿力の高さが何より重要です。シアバター、セラミド、ヒアルロン酸、グリセリンなどの高保湿成分が含まれたクリームを選びましょう。特にセラミドは肌のバリア機能を補い、外部刺激から肌を守ります。こっくりとしたクリームタイプなら、夜のケアに塗って朝までしっとり感が持続します。
脂性肌向け:べたつきにくいジェルタイプ
脂性肌や汗をかきやすい男性は、「保湿するとベタつくのが嫌」という理由でケアを避けがちですが、それが逆に水分不足の原因になることも。おすすめはジェルタイプや乳液タイプの軽いテクスチャー。水分補給しながら余分な皮脂を抑え、さらっとした肌触りをキープできます。日中の使用にも快適です。
敏感肌向け:低刺激・無香料タイプ
敏感肌の方は、アルコール(エタノール)、合成香料、着色料など刺激になりやすい成分を避けることが大切です。「低刺激処方」「無香料」「アレルギーテスト済み」といった表記を目安に選びましょう。さらに、アロエベラやカモミールエキスなど肌荒れを防ぐ成分が含まれていると安心です。
成分・香り・テクスチャーのチェックポイント
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成分:高保湿成分(シアバター、セラミド、ヒアルロン酸など)、肌荒れ防止成分(アラントイン、グリチルリチン酸ジカリウム)を確認
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香り:無香料か、控えめで長時間残らない香りを選ぶとビジネスシーンでも安心
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テクスチャー:季節や使用シーンで使い分け(冬は濃厚クリーム、夏はジェルや乳液タイプ)
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容器タイプ:ポンプ式は手軽、チューブ式は持ち運びに便利
ボディクリームを使うべきシーンとその理由
ボディクリームは毎日なんとなく塗るよりも、「効果が高まるタイミング」で使うことで、肌の状態がぐっと変わります。ここでは、特におすすめの4つのシーンをご紹介します。
入浴後の保湿タイム
お風呂上がりは、肌の水分が蒸発しやすく乾燥が一気に進む時間帯です。**入浴後10分以内の“ゴールデンタイム”**にボディクリームを塗ることで、水分を閉じ込めてうるおいを長時間キープできます。温まった肌は血行が良く、成分が浸透しやすいのもメリット。特に冬場や乾燥肌の男性は、このタイミングのケアを習慣化すると効果的です。
ひげ剃り後・日焼け後のアフターケア
ひげ剃りや日焼けは、肌のバリア機能を低下させ、炎症や乾燥の原因になります。そんな時は、鎮静効果のあるボディクリームを選び、やさしく塗りましょう。アロエベラやカモミールエキス配合なら、赤みやヒリつきを和らげながら保湿できます。夏の海やアウトドア後、冬のスキー後などにもおすすめです。
冷暖房による乾燥対策
オフィスや自宅のエアコンは、季節を問わず肌の水分を奪います。特に長時間のデスクワークや就寝時は、知らないうちに肌がカサついてしまうことも。日中ならべたつきにくいジェルタイプ、夜なら高保湿クリームタイプを使い分けると快適にケアできます。持ち運び用に小さなチューブを常備するのも便利です。
香りで印象アップするビジネスシーン
ボディクリームは見えない部分のケアだけでなく、香りで印象をプラスするツールにもなります。香水よりも控えめで自然な香りは、商談やプレゼン、会食の場でも好印象。シトラス系やウッディ系のさわやかな香りは清潔感を演出し、第一印象をアップさせます。無香料タイプもあるので、香りが苦手な相手と会う日にも対応可能です。
編集部厳選!メンズボディクリームおすすめ10選
カテゴリー別おすすめアイテム
1. 保湿力重視
ニベアメン クリーム 75g
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価格:約¥422
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特徴:乾燥肌から脂性肌まで使えるオールラウンダーで、しっかり潤うのにベタつきにくい。
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おすすめポイント:手軽に購入でき、男性肌の保湿ベースとして万能。日常使いにも最適です。
2. 香りで選ぶ
BULK HOMME(バルクオム) ザ ボディトリートメント
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価格:約¥1,580
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特徴:しっとりした保湿力に加え、フローラル系の香りが特徴的。濡れた肌にも使える使いやすさも魅力。
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おすすめポイント:ケアしながら香りも楽しみたい男性にぴったりな高機能タイプ。マイベスト
3. コスパで選ぶ
Palmer’s 男性用 ココアバター ボディローション
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価格:約¥1,019
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特徴:保湿成分にココアバターを配合し、しっかり潤うのにコスパも良好。大容量なのにリーズナブル。
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おすすめポイント:乾燥対策を継続したい方に最適な価格重視の選択肢。
補足のおすすめ商品(Amazon人気・専門誌等より)
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Nivea Men Maximum Hydration 3-in-1 Body Lotion:多目的に使える保湿ローションとして「最もおすすめ」と評価されることが多く、Amazonでも人気。
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Advanced Clinicals Retinol Advanced Firming Cream:Retinolと保湿成分で「たるみやしわに効果的」と高評価のプチプラ商品。肌のハリ改善が期待できます。
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Vanicream Moisturizing Cream:無香料・低刺激でクリニックでも推奨され、敏感肌や乾燥肌に非常に好評なボディクリーム。
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Tree Hut Whipped Shea Body Butter:ホイップ状で肌なじみ良好、AHAやビタミンCも配合されて「シルキーな仕上がり」。
まとめ:選び方と訴求ポイント
カテゴリー | おすすめ商品 | 特徴・訴求ポイント |
---|---|---|
保湿力重視 | ニベアメン クリーム | 万能な保湿力で男性にも使いやすい |
香りで選ぶ | BULK HOMME ザ ボディトリートメント | フローラル香×高保湿でプレミアム感 |
コスパ重視 | Palmer’s ココアバター ローション | 続けやすい価格と潤いのバランスが秀逸 |
メンズボディクリームの正しい使い方と効果を高めるコツ
ボディクリームは「塗ればいい」というものではなく、塗るタイミングや方法によって保湿効果が大きく変わります。ここでは、肌のうるおいを最大限に引き出すための正しい使い方とコツをご紹介します。
塗るタイミングと順序
保湿効果を最大化するなら、入浴やシャワーの直後がベストタイミング。清潔な肌は水分を含んでおり、この状態でボディクリームを塗ることで水分を閉じ込めやすくなります。
塗る順序は、**乾燥しやすい部位(ひじ・ひざ・かかと)→広い面積(腕・脚・背中)**の順に。ポイント部分から先にケアすると、ムラなく塗れます。
適量の目安
ボディクリームの適量は商品によって異なりますが、片腕・片脚あたりアーモンド1粒大〜さくらんぼ1粒大が目安。塗りすぎはベタつきの原因になり、逆に少なすぎると保湿効果が不十分になります。パッケージやメーカー推奨量もチェックしながら調整しましょう。
マッサージしながら塗るメリット
ただ塗るだけでなく、軽くマッサージするようになじませると血行が促進され、成分の浸透を助けます。ふくらはぎや腕は下から上へ、胸やお腹は円を描くように塗るとむくみケアや疲労回復にも効果的。心地よい圧で行うことで、リラックス効果も期待できます。
継続使用の重要性
ボディケアは一度で劇的な変化が出るものではありません。毎日継続することで肌の水分量が安定し、外部刺激に強い健やかな肌を保てます。特に乾燥しやすい冬や冷暖房の効いた環境では、朝晩の2回使用が理想的。持ち運び用と自宅用を用意して、どんな時もケアできる環境を整えておきましょう。
ボディクリームに関するよくある質問(FAQ)
メンズボディクリームを初めて使う方や、選び方・使い方に迷っている方からよく寄せられる質問にお答えします。
Q1:顔にも使える?
多くのボディクリームは顔用としての使用を想定していないため、成分やテクスチャーがフェイス用とは異なります。顔の皮膚は体よりも薄く敏感なので、香料や油分の多いボディクリームは刺激になることも。
顔にも使いたい場合は「顔・体兼用タイプ」や敏感肌向けの低刺激・無香料タイプを選びましょう。
Q2:夏でも必要?
はい。夏場は汗や皮脂で肌が潤っているように見えても、紫外線・冷房・汗の蒸発によって意外と乾燥しています。乾燥は肌バリア機能を弱め、肌荒れやかゆみの原因に。
夏はべたつきにくいジェルタイプやローションタイプのボディクリームがおすすめです。
Q3:香りが強すぎないか心配
最近のメンズボディクリームは、微香性や無香料タイプも充実しています。香り付きでも持続時間を短く設計した商品が多く、周囲に強く残らないよう配慮されています。
ビジネスシーンや香水との併用を考えるなら、無香料またはほのかに香るシトラス系・ハーバル系が安心です。
Q4:1本でどれくらい使える?
使用量や使用頻度にもよりますが、200g前後のボディクリームなら毎日全身に使用して約1〜1.5か月が目安。部分使いなら3か月以上持つこともあります。
コスパを考えるなら、大容量サイズや詰め替え用を選ぶのもおすすめです。
トレンドと未来|メンズスキンケア市場でのボディクリームの位置づけ
かつては女性向けアイテムという印象が強かったボディクリームも、いまやメンズスキンケア市場で確固たる地位を築きつつあります。ここでは、最新トレンドと今後の展望を解説します。
国内外ブランドの最新動向
国内ブランドでは、低刺激処方や無香料タイプなど、日本人男性の肌質やライフスタイルに合わせた商品が増加。一方、海外ブランドは香りやデザイン性、成分の高機能化で差別化を図り、プレミアム志向の男性から支持を集めています。近年はCBD配合やヴィーガン処方など、機能性+サステナビリティを兼ね備えたボディクリームも登場しています。
Z世代・ミレニアル世代での需要拡大
SNSやYouTubeの影響で、Z世代やミレニアル世代の男性がスキンケア情報にアクセスしやすくなったことが需要拡大の大きな要因。特に「見た目の清潔感」や「香りによる自己表現」を重視する傾向があり、ファッションの一部としてボディクリームを取り入れるケースも増えています。また、パッケージのデザイン性やSNS映えするビジュアルも購買動機になっています。
ジェンダーレス化するスキンケア市場
スキンケア全体がジェンダーレス化しており、性別を問わず使えるボディクリームが主流になりつつあります。「女性用」「男性用」という括りを超え、香り・成分・デザインをユニセックス仕様にした商品が増加。これにより、パートナーや家族と共有して使うスタイルも一般化しています。
この流れは今後さらに加速し、**“誰もが自分に合うケアを自由に選べる時代”**へと進化していくでしょう。
まとめ|自分に合ったボディクリームで理想の肌を手に入れよう
肌タイプ・使用シーンから選ぶ大切さ
メンズボディクリームは「なんとなく」で選ぶのではなく、自分の肌タイプや使うシーンに合わせて選ぶことが重要です。
乾燥肌には高保湿成分配合タイプ、脂性肌にはべたつきを抑えたジェルタイプ、敏感肌には低刺激・無香料タイプがベスト。さらに、入浴後や外出前、アフターケアなど、ライフスタイルに合った商品を選ぶことで効果を最大化できます。
続けることで得られる長期的メリット
ボディクリームの効果は一度きりではなく、毎日続けることで肌の水分量が安定し、外的刺激に強い肌を育てます。
継続使用は、乾燥やかゆみを防ぐだけでなく、見た目の若々しさや清潔感アップにもつながり、第一印象を大きく変える武器になります。
今日から始めるメンズボディケア習慣
理想の肌は、思い立った日からの習慣化で手に入ります。まずは1本、自分に合ったボディクリームを選び、毎日数分の保湿ケアを習慣にしましょう。
スキンケアは自己投資のひとつ。未来のあなたの肌を守るために、今日からメンズボディクリーム習慣をスタートしてみてください。
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