【完全保存版】創作クラスタ語まとめ|小説・イラスト界隈で使われる用語辞典
創作活動をしていると、SNSや交流の中でよく見かける「創作クラスタ語」。
「尊い」「推しカプ」「沼る」など、創作クラスタ内では当たり前のように使われていますが、意味がわからず戸惑ったことはありませんか?
本記事では、創作クラスタでよく使われる言葉の意味や使い方をジャンル別に解説するとともに、注意点や活用のコツもご紹介します。
初心者さんはもちろん、もっと創作仲間と深くつながりたい人にも役立つ“創作用語辞典”として、ぜひ参考にしてください!
そもそも「創作クラスタ語」って何?
「創作クラスタ語」とは、小説やイラストなどの創作活動を行っている人たち(通称:創作クラスタ)の間で使われる、独自のスラングや用語のことです。SNSを中心に広まったこの言葉は、創作界隈での交流や作品の解説・紹介において重要な“共通言語”の役割を果たしています。
とくにTwitter(現X)やpixiv、SNSアプリなどで活動している創作者たちは、作品を発信したり語り合ったりする中で、自然とこの「創作クラスタ語」を使うようになります。用語を理解しておくことで、創作界隈でのコミュニケーションがぐっとスムーズになります。
「クラスタ」とは?
「クラスタ(cluster)」は、もともと「集団」「群れ」という意味の英単語。ネット上では特定の趣味や興味を共有する人たちの集まりを指すスラングとして使われています。
たとえば、「創作クラスタ」は「創作活動を中心にしたコミュニティに属する人たち」のこと。他にも、「猫クラスタ」「読書クラスタ」「ゲームクラスタ」など、ジャンルごとに“○○クラスタ”という呼ばれ方をするのが一般的です。
創作クラスタは特に小説・イラスト・漫画などの創作物に関心があり、自らも発信する側であることが多いのが特徴です。
創作クラスタの特徴とは?
創作クラスタには以下のような特徴があります:
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自作の作品(小説、イラスト、漫画、設定資料など)をネット上に投稿・共有する
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同じ趣味・ジャンルの創作者やファンと交流を楽しむ
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作品の感想や考察、裏設定などをSNSで語る
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創作活動をモチベーションにしている
-
オリジナル作品・二次創作のどちらにも属する人が多い
また、創作クラスタの間では、独自の言い回しや略語が使われることも多く、初心者には「えっ、何それ…?」となることも。そんな用語をまとめたのが、いわゆる「創作クラスタ語辞典」なのです。
なぜ独自の言葉が生まれたのか?
創作クラスタ語が生まれた理由は、大きく分けて以下の3つです:
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効率よく表現するための略語・スラング
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「尊い」「地雷」「メリバ」など、長く説明する代わりに感情や概念を一言で伝える便利な言葉が多いです。
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共通認識としての“オタク文化”の影響
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二次創作やアニメ・漫画文化をベースにした言葉が多く、サブカルチャーとの親和性が高いのが特徴。
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SNS特有の短文・拡散文化
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140文字など制限のある中で感情を伝えるには、独自の単語や言い回しが不可欠でした。タグ文化とも深く関係しています。
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このように、創作活動の中で自然と生まれ、広がり、定着してきた言葉たちが「創作クラスタ語」なのです。理解しておけば、創作界隈でのつながりがもっと楽しく、深いものになりますよ。
創作クラスタ語・用語集【ジャンル別まとめ】
ここでは、創作クラスタの中で日常的に使われている「創作クラスタ語」をジャンル別にわかりやすく解説します。
特にSNSや創作サイトでよく見かける言葉を中心に、小説・イラスト・漫画などの創作活動をしている人なら一度は目にする用語ばかり。
意味を知っておくだけで、創作の世界がもっと広がりますよ。
キャラクター・設定に関する用語
キャラの属性や関係性、創作設定を語るときによく使われる用語です。
-
地雷(じらい)
自分が苦手・受け付けないキャラ設定や展開のこと。個人差が大きく、地雷は人それぞれ。 -
尊い(とうとい)
キャラクター同士の関係や表情、行動が愛しくて胸がいっぱいになる様子。「言葉にならないほど好き!」という意味で使われる。 -
推しカプ(おしかぷ)
「推しのカップリング」の略。自分が特に応援・推しているキャラ同士の関係性(恋愛・友情など)。 -
夢主(ゆめぬし)
夢小説に登場する、読者視点の主人公キャラクター。原作キャラとの恋愛関係などが描かれることが多い。 -
逆ハー(ぎゃくはー)
一人の女性キャラに複数の男性キャラが好意を寄せる関係性。「逆ハーレム」の略。
ストーリー展開や構成に関する用語
物語の展開や結末に関する用語で、ジャンル問わず創作で頻出します。
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メリバ(めりば)
「メリーバッドエンド」の略。登場人物にとっては幸福でも、読者視点では切ない・報われない終わり方。 -
バドエン(ばどえん)
「バッドエンド」の略。物語が悲劇的に終わる結末で、キャラが不幸になったり関係が壊れたりする。 -
死亡フラグ
キャラが死亡しそうな展開を暗示するセリフや行動のこと。例:「俺、この戦いが終わったら結婚するんだ」 -
布石(ふせき)
物語の展開や伏線として配置された設定やセリフのこと。後の展開につながる重要な要素。
SNS・交流系の用語
SNS上での創作活動やファン同士の交流に関連する言葉です。
-
語彙力溶けた
感動や衝撃で言葉が出てこないほどの状態。「良すぎて語彙力が消えた」という意味。 -
界隈(かいわい)
特定のジャンル・趣味・作品に関わる人たちの集まりのこと。例:「創作界隈」「◯◯界隈」 -
◯◯民(みん)
◯◯ジャンルのファンやクラスタに属する人たち。例:「創作民」「夢民」「絵描き民」 -
FA(ファンアート)
他人のキャラクターや作品を題材に描いた二次創作イラストや漫画。「ファンアート」の略。 -
タグ文化
SNSで作品やテーマを分類・検索しやすくするための「#(ハッシュタグ)」を活用する文化。例:「#創作イラスト」「#一次創作」
二次創作・オタク系に由来する用語
オタク文化から生まれた言葉で、創作クラスタにも自然に取り入れられています。
-
公式が最大手
「原作(公式)の供給が一番すごい」という意味。ファンがいくら創作しても、公式の展開には敵わないというニュアンス。 -
供給(きょうきゅう)
キャラやカプに関する新しい情報・グッズ・作品などが提供されること。例:「今日の供給多すぎて助かる!」 -
解釈一致(かいしゃくいっち)
他人のキャラ表現や創作が、自分のイメージ通りで「わかる!」と感じたときに使う。 -
沼る(ぬまる)
特定のキャラ・作品・ジャンルにハマって抜け出せなくなること。例:「この作品、本当に沼だった…!」
これらの用語を覚えておけば、創作クラスタとの交流や作品の発信がさらに楽しくなります。
次回は、創作クラスタ語を使う際の注意点や、創作活動に活かすコツも紹介しますね!
創作クラスタ語を使うときの注意点
創作クラスタ語は、創作活動をより楽しく、感情豊かに共有できる便利な言葉ですが、使い方を間違えると思わぬ誤解やトラブルの原因にもなります。
ここでは、創作クラスタ語を安全に・円滑に使うための注意点を解説します。
意味を誤解しやすい言葉に注意
創作クラスタ語の中には、一見すると一般的な日本語に見えても、創作界隈特有の意味で使われている言葉が多数存在します。
たとえば:
-
「地雷」 → 単なる“苦手”ではなく、「見ただけで心がざわつくほど受け入れられない要素」を指すことが多い。
-
「尊い」 → 日常語での“崇高”という意味ではなく、「感情があふれて耐えられないほど好き」というオタク用語。
-
「供給」 → 普通は“物資の提供”などを指すが、創作界隈では「好きなキャラやカプの新作コンテンツ」のこと。
このように、一般的な言葉とは異なる文脈・感情を含んだ表現が多いため、使う前に意味をしっかり確認しておくことが大切です。
初見さんには通じない可能性も
創作クラスタ語は、あくまで「クラスタ内で通じる共通言語」であり、外の人にとっては意味がわからないことも珍しくありません。
たとえば、創作初心者や一般のフォロワーに対して専門用語を多用すると、「何の話をしているの?」と置いてけぼりにしてしまう可能性があります。
対策としては:
-
初めての人が読む場では、言葉の意味を添える(例:「尊い(=感情が溢れるほど好きな状態)」)
-
できるだけ文脈や絵文字、例えなどで感情を補足する
-
特定の界隈用語を多用する投稿は、タグやツリーで分けるなど配慮をする
共感を得るための言葉が、逆に距離感を生んでしまわないよう注意しましょう。
使い方を間違えるとトラブルになることも
創作クラスタ語の中には、使い方次第で他者の地雷を踏んでしまったり、炎上・誤解を招くリスクがある言葉もあります。
たとえば:
-
**「地雷」や「解釈違い」**を公の場で直接的に言及すると、特定の作品や作者を否定するように受け取られる可能性があります。
-
**「推しカプ」や「逆CP」**の主張が強すぎると、他のファンと対立する原因になることも。
-
**「供給不足」「飢えてる」**といった言葉が公式や他者の創作を批判するように見えてしまうケースもあります。
こうしたリスクを避けるためには:
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あくまで自分の感想・意見として表現する(例:「私はこういう展開が好き」など)
-
他者の創作や推しを否定しない
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公開範囲や共有先を考えて発信する(例:鍵垢やフォロワー限定など)
言葉の力は強いからこそ、創作クラスタ語も「使いどころ」によって意味や影響が変わります。楽しく創作活動を続けるためにも、思いやりある使い方を意識していきましょう。
創作活動がもっと楽しくなる!用語を活かすコツ
創作クラスタ語は、単なるネットスラングではなく、創作活動をもっと自由に、もっと楽しくするための“言葉のツール”です。
うまく使えば、自分の作品をより魅力的に伝えたり、同じ趣味を持つ仲間と深くつながったりすることができます。
ここでは、創作クラスタ語を創作に活かすためのポイントを紹介します。
自分の創作スタイルに合う言葉を選ぶ
創作クラスタ語とひとくちに言っても、その種類やニュアンスは非常に多様。
すべてを無理に使う必要はなく、自分の創作スタイルや感性に合った言葉だけを取り入れるのがベストです。
たとえば:
-
キャラの感情を語りたい人 →「尊い」「儚い」「解釈一致」などの感情系ワード
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設定を掘り下げるのが好きな人 →「布石」「if設定」「派生世界観」などの世界観系ワード
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恋愛関係を描く人 →「推しカプ」「メリバ」「逆ハー」「沼る」などのカプ系ワード
自分の作風や好みにマッチした言葉を使うことで、発信が自然になり、読者にも魅力が伝わりやすくなります。
SNSでの交流に役立つポイント
創作クラスタ語は、SNSでの交流ツールとしても非常に強力です。
共通の言葉を使うことで、フォロワーや読者と感情を共有しやすくなり、共感を得やすくなります。
活用ポイントは以下の通り:
-
ハッシュタグとセットで使う
例:「#創作語り #尊い」など、感情やジャンルをタグで補足することで検索性もUP -
共感・応援コメントに取り入れる
例:「この設定尊すぎて語彙力溶けました!」など、リアクションにも使える -
自作の創作タグを作る時にも活用できる
例:「#夢主との沼日記」など、言葉を工夫してユニークなタグにするのも効果的
SNSでの活動が活発なほど、クラスタ語の“使いどころ”が増えていきます。使うことで世界観やテンションを共有しやすくなりますよ。
「共通言語」としての創作クラスタ語の活用術
創作クラスタ語は、創作ジャンルを問わず使える“共通言語”としての役割も果たしています。
小説派・イラスト派・漫画派・夢小説派など、ジャンルが異なっても通じ合える言葉があることで、交流のハードルがグッと下がります。
具体的な活用術:
-
作品紹介に使う
「◯◯沼に落ちた創作」「地雷覚悟のメリバ構成」など、読む前に世界観が伝わる -
プロフィールや固定ツイートに活用
好きな言葉や推し傾向を書くことで、共感からのフォローや反応が増える -
感想をもらいやすくする
読者が「これは尊い…!」と同じ言葉で反応しやすくなり、コメント率アップも期待できる
クラスタ語は“内輪ネタ”ではなく、むしろ創作活動の共通プラットフォームのような存在。
使いこなせば、より多くの人と繋がり、創作の楽しさが何倍にも広がります。
まとめ|創作クラスタ語を理解して創作ライフをもっと楽しもう
創作クラスタ語は、ただのネットスラングではなく、創作活動をより豊かに、そして仲間との交流を深めるための“共通言語”です。
キャラクター設定・ストーリー構成・感情表現など、あらゆる場面で役立つ言葉が揃っており、使い方をマスターすれば作品紹介や感想のやりとりもスムーズになります。
ただし、誤解を生まないためのマナーや文脈への配慮も忘れずに。
🔸 自分の創作スタイルに合った言葉を選ぶ
🔸 SNSでの発信や交流に活かす
🔸 「共通言語」として安心して使える環境づくりを意識する
これらのポイントを押さえれば、創作クラスタ語はあなたの創作ライフの大きな武器になるはずです。
「言葉」を味方に、もっと自由に、もっと楽しく。
創作の世界を、あなたらしく広げていきましょう!


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