【完全保存版】昭和語&平成語まとめ|懐かしの流行語・言い回し大特集!

昭和語&平成語まとめ|懐かしの言い回し大特集!今では聞かないあの言葉たちを徹底解説!

昭和から平成にかけて、人々の暮らしや価値観を映し出してきた「流行語」や「言い回し」。その時代ならではの言葉を振り返ることで、当時のカルチャーや世代の雰囲気が蘇ります。

本記事では、懐かしの昭和語から平成語までを一挙にまとめ、世代間トークを盛り上げるヒントとしてご紹介します。「そういえばこんな言葉あった!」と共感できること間違いなしの完全保存版です。

 

昭和語とは?懐かしすぎるレトロな言葉たち

「昭和語」とは、昭和時代(1926年〜1989年)に日常的に使われていた言葉や流行語を指します。テレビ・映画・音楽・漫画など、当時のカルチャーの影響を強く受けて生まれた言葉が多く、いま聞くとどこかレトロで懐かしい響きを持っています。

スマートフォンやSNSがなかった時代、人々のコミュニケーションは「直接会話」や「テレビ・雑誌」が中心。そのため、流行語も一気に全国へ広まり、多くの昭和語は国民的な共通言語として親しまれていました。

昭和語の特徴と時代背景

昭和語には以下のような特徴があります。

  • テレビ文化からの影響:人気ドラマやバラエティ、コントから生まれた言葉が多い(例:「シェー!」)

  • 若者カルチャーの盛り上がり:高度経済成長期やバブル期に生まれた「軽くてノリのいい表現」が多い

  • 横文字や擬音が多用される:カタカナや擬音を使ったユニークな言い回しが流行(例:「バッチグー」「ナウい」)

  • その時代を象徴する感覚:景気の良さ・新しい文化への憧れ・仲間意識が色濃く反映されている

昭和語は単なる「古い言葉」ではなく、当時の社会背景や空気感を映す“カルチャーの記録”とも言えます。

昭和の若者言葉・流行語

(例:「チャンネルを回す」「シェー」「バッチグー」)

昭和を代表する若者言葉をいくつか紹介します。

  • 「チャンネルを回す」
     テレビのリモコンがなかった時代、ダイヤル式のつまみを“回して”チャンネルを変えることから生まれた表現。令和世代にはほとんど通じません。

  • 「シェー!」
     赤塚不二夫の漫画『おそ松くん』に登場するイヤミの決めポーズ。子どもから大人まで真似をして大流行しました。

  • 「バッチグー」
     「バッチリ+グー(良い!)」を組み合わせた表現。明るくノリのいい時代を象徴する言葉です。

  • 「ナウい」
     「流行の」「イケてる」という意味。バブル期に広く使われましたが、今では完全に“死語”の代表格。

  • 「アベック」
     恋人同士を指す言葉。フランス語「avec(〜と一緒に)」からきていますが、平成以降は「カップル」に置き換わりました。

今では聞かない昭和ならではの表現

現代では使われなくなった昭和語も多数存在します。

  • 「ハイカラ」:おしゃれで西洋風なものを意味する言葉。大正から続く表現ですが、昭和でもまだ現役でした。

  • 「メンコい」:かわいい、愛らしいという意味。東北や北海道では今も残っている方言ですが、若者はあまり使いません。

  • 「ズッコケる」:転んだり失敗したときの表現。お笑い文化の影響が強く、今も意味は通じるものの若者の日常会話ではほぼ死語化。

  • 「電話するから家にいてね」:携帯電話がなかった時代ならではの約束の仕方。待ち合わせや連絡方法も現代とは大きく違いました。

これらの表現を聞くと、「ああ、そんな言葉あった!」と懐かしく感じると同時に、生活習慣の変化まで想起させてくれます。

 

平成語とは?ギャル文化からSNS初期までの流行語

🟨平成語とは?ギャル文化からSNS初期までの流行語

「平成語」とは、1989年から2019年までの平成時代に流行した若者言葉や新しい言い回しのことを指します。バブル崩壊後の価値観の変化、プリクラや携帯電話、インターネットやSNSの普及といったカルチャーが大きな背景となり、時代ごとに全く異なる言葉が生まれました。

昭和語が「テレビ」や「漫画」から広まったのに対し、平成語は ギャル文化・音楽・インターネット から発信され、瞬く間に全国へ拡散していったのが特徴です。

平成語の特徴と時代背景

平成語の主な特徴は次の通りです。

  • 女子高生・ギャル文化の影響が強い
     ルーズソックス、プリクラ、渋谷109などから発信された若者言葉が社会現象に。

  • 略語や造語が多い
     「チョベリバ(超ベリー・バッド)」「KY(空気読めない)」など、短縮してキャッチーに。

  • 携帯・ネット文化で爆発的に拡散
     メール、掲示板、ブログ、SNSなどを通じ、同じ言葉が全国で同時に使われるようになった。

  • “ノリ”や“ウケ”重視
     ユーモアやインパクトのある表現が支持され、会話やメディアで盛んに使われた。

平成前半:プリクラ・ギャル文化発のことば

(例:「チョベリバ」「MK5」「だっちゅーの」)

1990年代半ば〜2000年代前半は、女子高生・ギャル文化全盛期。プリクラや雑誌、テレビバラエティから次々と流行語が生まれました。

  • 「チョベリバ」
     「超ベリー・バッド」の略で、「最悪!」という意味。逆に「チョベリグ(超ベリー・グッド)」も存在。

  • 「MK5」
     「マジでキレる5秒前」の略。スピード感を重視したギャル的表現。

  • 「だっちゅーの」
     お笑いコンビ「パイレーツ」の決めゼリフ。ポーズ付きで大流行し、テレビの影響力を象徴する言葉。

  • 「コギャル」「アムラー」
     ファッションや芸能人ブームと直結した言葉。時代のアイコンがそのまま若者言葉に。

平成後半:インターネット&SNS時代のことば

(例:「草」「神」「KY」)

2000年代後半〜2010年代にかけては、インターネット・携帯・SNSが日常化。ここから新しいタイプの平成語が生まれました。

  • 「KY」
     「空気読めない」の略。2007年には「新語・流行語大賞」に選ばれるほど社会現象に。

  • 「神」
     「すごい!最高!」を意味する若者の称賛表現。「神対応」「神アプリ」など形を変えて今も使用されている。

  • 「草」
     ネット掲示板「2ちゃんねる」発祥。「笑」を「w」と書き、それが群生して“草”に見えたことから誕生。現代でもTwitter・TikTokで現役の表現。

  • 「リア充」
     「リアルが充実している人」を意味する言葉。ネット民から生まれた対比的な用語で、オタク文化ともリンクして普及。

平成後半の言葉は、昭和や平成前半のように「一気に廃れる」のではなく、ネット文化と共存しながら今でも残っているものが多いのが特徴です。

 

今も通じる?昭和・平成語の“現代版”との比較

🟨今も通じる?昭和・平成語の“現代版”との比較

昭和や平成に流行した言葉の多くは、いまでは「死語」と呼ばれています。しかし、中には現代の若者言葉に置き換えられたり、形を変えて使われ続けているものもあります。
ここでは、懐かしい昭和語・平成語と令和の現代語を比較してみましょう。

現代の言葉に置き換えたらどうなる?

(例:「ナウい」=「エモい」)

昭和・平成の言葉を今風にすると、意外と同じ意味で使えるものがあります。

  • 「ナウい」 → 「エモい」「イケてる」
     昭和で“流行っている・おしゃれ”を意味した「ナウい」は、Z世代では「エモい」「イケてる」に近いニュアンス。

  • 「バッチグー」 → 「最高」「やばい」
     肯定のテンションを示す「バッチグー」は、現代の「最高!」「やば!」が同じポジション。

  • 「チョベリバ」 → 「オワタ」「それな」
     “最悪”という意味合いは、ネットスラング的に「オワタ」や「それな」と置き換え可能。

  • 「神」 → そのまま現役!
     平成語として登場した「神対応」「神ゲー」は、令和でもまだ健在。

意外と残っている言葉・死語になった言葉

✅ 残っている言葉

  • 「草」:ネット文化とともに生き残り、SNSで常用。

  • 「KY」:頻度は減ったが、意味は通じる。

  • 「神」:むしろ令和でさらに強化されている。

❌ 完全に死語化した言葉

  • 「ナウい」:若者に通じることはほぼない。

  • 「チョベリバ」:懐かしネタとしてしか使われない。

  • 「アベック」:現代では「カップル」が主流。

Z世代はどう感じている?昭和&平成語の認知度

10代〜20代前半のZ世代にとって、昭和語や平成初期の言葉は 「親やテレビで聞いたことがある程度」 という認知度。

  • 昭和語の印象
     「ダサかわいい」「逆に新鮮」という声も。レトロブームと相まって、ファッションやSNSでネタ的に復活する例もある。

  • 平成語の印象
     「ギャル語=古いけど面白い」「草・神は普通に使う」と、世代間で温度差がある。

特にTikTokやYouTubeでは「死語をZ世代に使わせてみた」企画が人気で、昭和・平成語は“ネタ化”しながら新しい楽しみ方をされているのが現状です。

 

思わず使いたくなる!昭和&平成語の復活提案

🟨思わず使いたくなる!昭和&平成語の復活提案

「もう死語でしょ」と言われがちな昭和語・平成語ですが、あえて使うことで会話が盛り上がったり、SNSで“レトロかわいい”と注目を集めたりすることもあります。ここでは、今だからこそ活用できる復活提案をご紹介します。

会話が盛り上がる“死語ジョーク”活用術

死語は“ギャグ”として使うと効果的。あえて古い言葉を持ち出すことで、会話にクスッとした笑いが生まれます。

  • 飲み会や同窓会で:「バッチグー!」「チョベリグ!」を連発すると世代が近い人ほどウケる。

  • 仕事場での雑談に:「これってナウいよね」と冗談交じりに言うと、アイスブレイクになる。

  • 親子の会話で:「アベックって知ってる?」とクイズ形式にすると盛り上がる。

👉 ポイントは「本気で使う」のではなく、「懐かしさを共有するネタ」として使うことです。

SNSで映える!レトロ言葉の使い方

SNSではレトロ感のある言葉が“逆に新しい”と注目されやすいです。

  • 写真投稿にレトロ語を添える
     例:「今日のコーデ、ナウいでしょ?」「プリクラ風に撮ったらチョベリグ!」

  • ハッシュタグで遊ぶ
     例:#バッチグー #チョベリバ女子 #昭和レトロ部

  • 動画やリール企画で
     「Z世代に昭和語使わせてみた」「平成ギャル語縛りチャレンジ」など、エンタメ性が高く拡散しやすい。

特に「死語×最新カルチャー」の組み合わせは“ギャップ萌え”を生み、バズりやすいのが特徴です。

言葉遊びから生まれる世代間コミュニケーション

昭和語・平成語は、世代間トークのきっかけにもなります。

  • 親世代 → 子世代へ:「昔は“シェー!”って言ってたんだよ」と伝えると、カルチャー史として楽しめる。

  • 子世代 → 親世代へ:「今は“エモい”って言うんだよ」と教え返すと、言葉を通じた交流に。

  • 世代混合の場で:「この言葉、知ってる?」「令和風に言うと何?」とクイズ形式にすると盛り上がる。

言葉を通じた“世代間の架け橋”になるのが、昭和語・平成語の面白さです。

 

まとめ|言葉から振り返る日本のカルチャー史

🟨まとめ|言葉から振り返る日本のカルチャー史

昭和から平成、そして令和へと移り変わる中で、私たちが使う言葉は常に進化してきました。流行語や若者言葉は一見“軽いもの”に思えますが、実はその時代の価値観や文化を映す鏡のような存在です。

昭和語・平成語は時代を映す鏡

  • 昭和語には「テレビ文化・漫画文化」「高度経済成長の熱気」が映し出されており、明るくユーモラスな表現が多く見られます。

  • 平成語は「ギャル文化」「インターネットの普及」という新しいメディア環境の中で誕生し、略語やネットスラングが一気に拡散しました。

それぞれの言葉は、ただの“死語”ではなく、その時代を生きた人々の感性や空気感を伝える貴重な文化資産です。

言葉を知ることで広がる世代間トーク

懐かしい言葉を知ることは、世代を超えた会話のきっかけになります。

  • 親世代と子世代で「昔はこう言ってた」「今はこう言うんだ」と教え合える。

  • 世代をまたいだ飲み会や職場の雑談で“死語クイズ”をすると盛り上がる。

言葉は単なるコミュニケーションツールではなく、世代をつなぐ「共通の話題」になるのです。

「懐かしい」を共有することの価値

過去の言葉を懐かしむことは、単なるノスタルジーにとどまりません。

  • 「あの頃こんな言葉が流行ったよね」と共感することで、人との距離が縮まる。

  • 「今の言葉に置き換えたらどうなる?」と考えることで、時代の移り変わりを楽しめる。

「懐かしい」という感情は、世代を超えてつながる力を持っています。昭和語・平成語をきっかけに、私たちは日本のカルチャーの豊かさを再発見できるのです。

 

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元美容師としての現場経験と、恋愛や美容に関する取材・執筆活動を活かし、「見た目と内面の両方から自信を持てる情報」を発信しています。美容サロンでの施術経験に基づくリアルなアドバイスや、恋愛の専門家やカウンセラーへの取材記事を多数執筆。 美容・恋愛に関する確かな情報を、読者の気持ちに寄り添いながら、正確かつ信頼できる形でお届けしています。 「魅力は外見と内面のバランスで生まれる」を信念に、あなたらしさを最大限に引き出すコンサルティングを実施中。

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