
朝はしっかりメイクしたのに、昼には眉間がテカってヨレてしまう…。そんな悩みを抱えていませんか? 眉間は皮脂腺が多く、ファンデが崩れやすい“テカリの温床”。でも、実は朝のスキンケアとベースメイクのひと工夫で、1日中さらさら肌をキープすることができます。
この記事では、眉間のテカリ・化粧崩れを防ぐための“朝の仕込みルーティン”を徹底解説。皮脂をコントロールしながら、自然なツヤとメイク持ちを両立するコツを紹介します。
なぜ眉間だけテカる?まずは原因をチェック
朝しっかりメイクをしても、昼頃には眉間だけテカテカ…。
「なぜここだけ?」と思ったことはありませんか?
実は、眉間のテカリには皮脂腺の多さや生活習慣の乱れなど、いくつかの原因が関係しています。
まずはその仕組みを理解することが、正しいケアへの第一歩です。
皮脂腺が集中する“Tゾーン”の特徴
眉間は額から鼻にかけての“Tゾーン”の一部で、皮脂腺が特に多いエリア。
皮脂は本来、肌のうるおいを守るために必要なものですが、
分泌が過剰になると毛穴詰まり・テカリ・化粧崩れの原因になります。
特に眉間は、顔の中でも筋肉の動きが多く、メイクがヨレやすい部分。
皮脂と動きの両方が重なることで、他の部位より崩れやすいゾーンになっているのです。
洗顔のしすぎ・保湿不足による皮脂過多
「テカる=脂が多い」と思って、ゴシゴシ洗顔していませんか?
実はこれ、逆効果。洗いすぎると肌のうるおいまで奪われ、
乾燥を防ごうとして皮脂がさらに過剰分泌されてしまいます。
また、化粧水だけで保湿を終えている人も要注意。
水分だけではすぐ蒸発してしまい、皮脂が余分に出やすくなります。
“落としすぎず・うるおいを残す洗顔+油分でフタをする保湿”が、皮脂バランスを整えるカギです。
マスク・前髪・ストレスなど外的要因も関係
最近では、マスクの摩擦や蒸れ、前髪が肌に触れる刺激によって
皮脂の分泌が促されるケースも増えています。
さらに、ストレスや睡眠不足が続くと、自律神経が乱れて皮脂腺の働きが活発に。
つまり、眉間のテカリは「肌だけの問題」ではなく、
生活リズムや環境による影響も大きいのです。
まずはマスクの素材を変える・前髪を清潔に保つ・睡眠の質を上げるなど、
“外的刺激を減らす工夫”も取り入れましょう。
生理周期やホルモンバランスによる影響も
女性の場合、排卵期〜生理前にかけて皮脂分泌が増える傾向があります。
これは黄体ホルモン(プロゲステロン)の影響で、肌が油っぽくなりやすくなるためです。
生理周期に合わせて肌状態が変わるのは自然なこと。
この時期は皮脂吸着タイプの下地を使う・軽めの乳液に変えるなど、
一時的な“皮脂モード”に合わせたケアを心がけましょう。
💡ポイントまとめ
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眉間は皮脂腺が多く、動きやすい=崩れやすいゾーン
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洗いすぎ&保湿不足は逆に皮脂を増やす
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マスク・前髪・ストレスなど外的刺激にも注意
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ホルモン周期で皮脂量が変わることもある
👉 原因を知ることで、次のステップ「朝の仕込みスキンケア」で効果的に対策できます。
朝の仕込みがカギ!テカリを防ぐスキンケア術

眉間のテカリを防ぐ最大のポイントは、「朝のスキンケアで皮脂バランスを整えること」。
皮脂を完全に取り除こうとするのではなく、「必要なうるおいは残しつつ、余分な脂を抑える」ことが大切です。
朝のひと手間で、1日中さらさら肌をキープできます。
洗顔は「やさしく皮脂を落とす」ことがポイント
朝は皮脂や汗、夜のスキンケアの油分が肌に残っているため、まずは“皮脂リセット”が大切。
ただし、強い洗浄力の洗顔料でゴシゴシ洗うと、肌が乾燥して皮脂が余計に分泌されてしまいます。
おすすめは、
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泡タイプやジェルタイプなど“摩擦レス”な洗顔料
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「皮脂吸着成分(クレイ・炭など)」配合のものを週数回使用
ぬるま湯(32〜34℃程度)でやさしく洗い、すすぎ残しゼロ&タオルで押さえるだけが鉄則です。
化粧水+乳液のバランスで“うるおい膜”をキープ
テカリを防ぐには「保湿」が意外なほど重要です。
肌がうるおっていれば、皮脂腺が“もう油を出さなくていい”と判断して、皮脂分泌が落ち着きます。
化粧水はたっぷり、水分を浸透させるイメージで。
コットンで軽くパッティングするのも効果的です。
その後は、乳液や軽めのジェルで水分にフタをすることで、“うるおい膜”を形成。
眉間などテカリやすい部分は、乳液の量を控えめにして部分塗りすると◎。
保湿のムラをなくすことで、朝の化粧ノリも格段に良くなります。
テカリ防止下地の前に「余分な油分」をオフ
スキンケア後すぐに下地を塗ると、乳液の油分が肌表面に残り、化粧崩れの原因に。
必ず1〜2分ほどなじませてから、ティッシュで軽くオフしておきましょう。
この“ひと手間”で、下地の密着力が格段にアップします。
特に眉間は皮脂が出やすいので、
下地は皮脂吸着系(シリカ・酸化亜鉛など配合)を少量だけ薄くのばすのがコツ。
💡ポイント:Tゾーンだけ下地を変える「部分使い」もおすすめ!
頬や口元は保湿タイプ、眉間や鼻はマットタイプで“仕上がりの差”をなくせます。
時短派でもできる“朝3分ケアルーティン”
忙しい朝でも、たった3分でテカリに強い肌をつくることができます。
1️⃣ 泡洗顔で皮脂をオフ(30秒)
2️⃣ 化粧水をハンドプレスでなじませる(1分)
3️⃣ 乳液を全体に薄くのばし、眉間はティッシュオフ(1分)
4️⃣ テカリ防止下地をTゾーン中心に塗布(30秒)
この3分ケアを習慣にすれば、日中の皮脂浮きや化粧ヨレがぐっと減少します。
“やりすぎない・抜かりない”朝ケアこそ、テカらない肌への近道です。
💡ポイントまとめ
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洗顔は「落としすぎない」泡ケアが基本
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化粧水+乳液で“うるおいバリア”をキープ
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下地前のティッシュオフで化粧崩れを防ぐ
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忙しい朝も“3分ルーティン”で十分効果あり
👉 次は、実際にメイクを崩れにくくする「ベースメイクの工夫」を見ていきましょう。
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化粧崩れを防ぐ!ベースメイクの工夫

スキンケアで土台を整えたら、次はベースメイクでテカリを“出させない”仕込みを。
実は、ファンデーションやパウダーの使い方ひとつで、眉間のテカリは大きく変わります。
「厚塗り」よりも「部分使い」と「密着感」がカギです。
下地は「皮脂吸着系×保湿系」を部分使いで
ベースメイクの第一歩は下地選び。
全顔に同じ下地を使うと、乾燥部分はパサつき、Tゾーンはテカる…といったアンバランスが起きやすくなります。
おすすめは、
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皮脂吸着系(マットタイプ):眉間・鼻まわりなどテカりやすい部分に。
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保湿系(ツヤタイプ):頬・口元など乾燥しやすい部分に。
この“W使い”で肌の油水バランスが整い、化粧崩れしにくいベースが完成します。
💡 ポイント:皮脂吸着系は塗りすぎ厳禁。
薄く指で広げ、軽くトントンとなじませるだけでOKです。
ファンデは薄づき+スポンジで密着力アップ
ファンデーションは「隠す」より「密着させる」意識で。
厚塗りすると皮脂と混ざってヨレやすくなるため、少量を薄く重ねるのが鉄則です。
おすすめの塗り方は以下の通り:
1️⃣ 手の甲にファンデを少量取り、スポンジに取る
2️⃣ 頬から外側に向かって薄くのばす
3️⃣ 眉間・小鼻・おでこは残りの量で軽くタップ
最後に、乾いたスポンジで軽く押さえると密着力がアップし、
皮脂が浮きにくく、さらっとした肌に仕上がります。
💡 リキッドでもクッションでもOKですが、「セミマット」または「皮脂崩れ防止タイプ」を選ぶのがベスト。
おでこ・眉間はパウダーで軽く押さえるのがコツ
仕上げのパウダーは、皮脂をコントロールする最終ステップ。
ただし厚く重ねると、逆に皮脂と混ざってムラになりやすいので要注意です。
眉間やおでこなどテカりやすい部分には、
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皮脂吸着パウダー入りのルースタイプを
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ブラシまたはパフで軽く押さえるだけ
しっかりマットにしたい場合は、
ティッシュで軽く皮脂を抑えたあとに“重ね付け”するのが効果的です。
💡 1日中さらさらをキープしたいなら、「部分用パウダー」を持ち歩くのもおすすめ。
崩れにくいベースメイクの“NG習慣”もチェック
どんなに丁寧に仕込んでも、次のような習慣があるとテカリやすくなります。
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× スキンケア直後にすぐ下地を塗る
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× ファンデを何度も重ね塗りする
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× テカリが出たら上からパウダーを重ねるだけ
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× メイク直しで皮脂を取らずに塗り足す
これらはすべて、油分が肌にたまり皮脂と混ざる原因になります。
理想は「余分な皮脂をオフしてから薄く整える」。
これを意識するだけで、化粧もちが一気に変わります。
💡ポイントまとめ
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下地は「皮脂吸着×保湿」で部分使いが鉄則
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ファンデは“薄く・密着”を意識してヨレ防止
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仕上げパウダーは軽くのせるだけでOK
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テカリ直しは“オフ→リセット→パウダー”の順で
👉 続いて、午後の皮脂崩れを防ぐ「日中のテカリ対策」もチェックしていきましょう。
日中のテカリ対策も忘れずに

どんなに完璧に仕込んでも、時間が経つと皮脂は自然と分泌されます。
大切なのは、「崩れたあとにどうリセットするか」。
正しい対処法を知っていれば、メイク直しのたびにさらっとした美肌を取り戻せます。
あぶらとり紙より「ティッシュオフ+パウダー直し」
つい手軽に使いたくなるあぶらとり紙ですが、
使いすぎると必要な皮脂まで取り除き、肌が乾燥→皮脂過多の悪循環を招くことも。
おすすめは、ティッシュで軽く押さえる方法。
1️⃣ 皮脂が気になる部分にティッシュをそっとあてて油分を吸収
2️⃣ そのあとに、ルースパウダーまたはプレストパウダーを軽く重ねる
この「ティッシュオフ+パウダー直し」の2ステップで、
肌のバランスを崩さずにテカリを抑えられます。
💡 パフで押さえるときは“こする”ではなく“スタンプ塗り”が鉄則。
メイクキープミストで皮脂浮きをブロック
日中の皮脂対策には、メイクキープミストも効果的。
メイクの上から吹きかけることで、**皮脂・汗による崩れを防ぐ“保護膜”**を作ります。
おすすめの使い方:
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メイク直後に20cmほど離して2〜3プッシュ
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ティッシュで軽く押さえて密着させる
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日中は皮脂をオフしたあとに“追いミスト”でリフレッシュ
皮脂崩れ防止タイプ(皮脂吸着パウダー入り)を選ぶと、
Tゾーンのテカリやファンデのヨレを長時間ブロックできます。
オフィスでもできる“さりげないテカリリセット術”
外出先やオフィスでのメイク直しは、目立たずスマートにがポイント。
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ハンカチやティッシュで軽く皮脂を抑える
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コンパクトパウダーでTゾーンをサッとひと塗り
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眉間や鼻筋はブラシで軽く払うだけでも印象UP
もし乾燥が気になるときは、
パウダー前にミストをひと吹き→軽くティッシュオフしてから直すと、
自然なツヤ感を残したまま崩れをリセットできます。
💡 昼休みや外回り前の“1分お直し”で、午後のテカリを最小限に。
夏・冬で違うテカリ対策のポイント
季節によって、テカリの原因もケア方法も変わります。
▶ 夏(皮脂過多期)
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冷感タイプの化粧水や皮脂吸着下地を活用
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外出先では“皮脂崩れ防止パウダー”で軽めにリセット
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紫外線も皮脂分泌を促すため、日焼け止めの塗り直しも忘れずに
▶ 冬(乾燥による皮脂バランス乱れ)
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朝の保湿をしっかりめに行う
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加湿器で室内の乾燥を防ぎ、皮脂の過剰分泌を抑える
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保湿ミストをメイク直し前に活用すると◎
季節ごとの肌状態に合わせたケアを意識することで、
1年を通して“テカらない眉間”をキープできます。
💡ポイントまとめ
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あぶらとり紙より「ティッシュオフ+パウダー」が肌にやさしい
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メイクキープミストで皮脂と汗をブロック
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オフィスでは“1分リセット”で清潔感をキープ
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季節によって保湿・皮脂対策を使い分けるのが◎
👉 最後に、「眉間のテカリ対策は“朝の仕込み”で決まる」まとめで、1日の流れを整理していきましょう。
Q&A|どんなスキンケア商品を選べばいい?
テカリを防ぐには、「皮脂を抑える」だけでなく「水分と油分のバランスを整える」ことが重要です。
おすすめは以下のタイプ。
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化粧水:アルコール控えめで、水分をしっかり届けるタイプ(収れん化粧水はTゾーンのみに使用)
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乳液・クリーム:油分が少なく、軽いつけ心地のジェルタイプ
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下地:皮脂吸着パウダー配合や、Tゾーン専用の部分用下地
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夜のケア:ビタミンC誘導体・ナイアシンアミド配合の美容液で皮脂分泌をコントロール
ポイントは「保湿を怠らないこと」。乾燥が皮脂の過剰分泌を招くため、“うるおいベースで皮脂を整える”意識が大切です。
季節別のテカリ対策
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夏(汗・皮脂の分泌が多い季節)
→ 冷却タイプの化粧水や皮脂吸着下地で「肌温度を下げる」ケアを。日中はティッシュオフ+パウダーでリセットを。 -
冬(乾燥によるインナードライ)
→ 高保湿化粧水+軽いジェル乳液で「内側のうるおい」をキープ。加湿器で環境保湿も忘れずに。 -
花粉シーズン(バリア機能低下で皮脂が増える)
→ 低刺激のスキンケアで肌荒れを防ぎつつ、ワセリンやバリアクリームで“保護膜”をプラス。
皮脂崩れ防止アイテムおすすめ3選
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プリマヴィスタ スキンプロテクトベース<皮脂くずれ防止>
皮脂を吸着してヨレを防ぎ、さらさら肌を長時間キープ。Tゾーンだけの部分使いにも◎
リンク -
マキアージュ ドラマティックスキンセンサーベース NEO
「うるおい×皮脂吸着」のバランス設計で、テカリを防ぎながらツヤ感もキープ。オフィスメイクにおすすめ。
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エテュセ フェイスエディション(プライマー)フォーオイリースキン
瞬時にサラサラ質感へ整えるTゾーン用下地。ポーチに入れておくと、日中のテカリリセットにも便利。
リンク
💡まとめポイント:
季節や環境によって皮脂バランスは変化します。肌の状態に合わせてスキンケアアイテムを“着替える”意識が、テカリ知らずの肌をつくる秘訣です。
まとめ|眉間のテカリ対策は“朝の仕込み”で決まる

眉間のテカリは、日中の皮脂分泌だけでなく「朝のスキンケアバランス」が大きく影響します。
洗顔後にしっかり保湿し、肌をうるおいで満たすことで“過剰な皮脂分泌”を防ぐのが第一歩です。
その上で、Tゾーン用の皮脂崩れ防止下地を薄く仕込み、ファンデーションは軽く重ねるのがコツ。厚塗りは皮脂と混ざってヨレの原因になるため、パウダーでサッと仕上げるくらいがベストです。
朝の3分ケアで「皮脂をコントロールする準備」を整えれば、日中のテカリをぐっと軽減できます。
“皮脂を抑える”よりも、“皮脂が暴れない肌環境を作る”ことを意識して、1日中さらさらの印象をキープしましょう。


