雨の日に髪がうねる原因とは?広がり・パサつきを防ぐ簡単ヘアケア&スタイリング術

雨の日になると髪がうねったり広がったりして、スタイリングが思うように決まらない…そんな悩みを抱えていませんか?その原因は、湿気による髪内部の水分バランスの乱れにあります。特にくせ毛やダメージ毛は影響を受けやすく、パサつきや広がりを引き起こしがちです。
この記事では、雨の日に髪がうねる理由をわかりやすく解説するとともに、今日からできる簡単なケア方法やスタイリングのコツをご紹介します。
雨の日に髪がうねるのはなぜ?その原因を徹底解説
湿気と髪の関係 ― キューティクルが開くとどうなる?
雨の日に髪がうねる大きな原因は「湿気」です。髪は空気中の水分を吸収しやすく、特にダメージを受けた部分やキューティクルが開いている部分から水分が入り込みます。すると髪内部の水分バランスが崩れ、部分的に膨張してしまうため、うねりや広がりが起こります。
つまり「キューティクルを閉じる」「余計な水分を入れない」ことが湿気対策のカギです。
💡 対策ポイント
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シャンプー後はしっかりコンディショナーでキューティクルを保護 
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ドライヤーは冷風で仕上げてキューティクルを引き締める 
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外出前に湿気ガードスプレーを使い、髪をコーティングする 
髪質やダメージによって影響が変わる理由
同じ雨の日でも「うねりやすい人」と「まとまりやすい人」がいます。その差を生むのが 髪質とダメージの度合い です。
・細く柔らかい髪は湿気を吸いやすく、ボリュームが出やすい
・カラーやパーマで傷んだ髪はキューティクルが剥がれ、水分が浸入しやすい
・太くて健康な髪は比較的湿気に強い
つまり、髪が傷んでいるほど湿気の影響を強く受けやすいのです。
💡 対策ポイント
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ダメージが気になる人は補修成分入りのトリートメントを習慣に 
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ドライヤー前にヘアオイルで保護し、摩擦・熱ダメージを軽減 
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定期的に美容室でトリートメントを受け、髪のバリア機能を強化 
くせ毛と直毛でうねり方が違うのはなぜ?
くせ毛の人は、髪内部のたんぱく質や水分量のバランスが均一でないため、湿気を吸収すると部分的に膨らみやすく、強いうねりや広がりが出ます。一方、直毛の人でも毛先のダメージや乾燥があると、湿気でパサつき・広がりが発生します。
つまり「くせ毛=湿気に弱い」だけでなく、直毛でもケアを怠れば同じように影響を受けるのです。
💡 対策ポイント
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くせ毛:縮毛矯正や酸熱トリートメントなど、美容室の長期ケアを検討 
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直毛:ダメージ補修を優先し、毛先を中心にオイルやミルクで保湿 
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どちらの髪質も「湿気バリア」を作るスタイリング剤を活用 
うねり・広がり・パサつきを防ぐ!今日からできる6つの対策法

① 湿気に強いシャンプー&トリートメントを選ぶ
雨の日の髪対策は、毎日のシャンプーから始まります。保湿力が高く、キューティクルを補修する成分(ケラチン・アミノ酸・セラミドなど)が入ったものを選ぶと、湿気に左右されにくい髪に近づけます。
「ボリュームダウン用」や「うねりケア用」と表示された商品もおすすめ。仕上げには髪表面をコーティングするトリートメントを使いましょう。
💡ポイント
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しっとり系・ダメージ補修系を選ぶ 
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コンディショナーは毛先中心につける 
② タオルドライ&ドライヤーの正しいやり方
濡れた髪は特にデリケートで、摩擦や湿気の影響を受けやすい状態です。ゴシゴシ拭くのではなく、タオルで水分を「押し吸い取る」ようにするのが正解。
ドライヤーは根元からしっかり乾かし、最後は冷風をあててキューティクルを引き締めることで、湿気を防ぐバリアができます。
💡ポイント
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タオルでこすらず、水分を吸収させる 
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ドライヤーは根元 → 中間 → 毛先の順で 
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仕上げに冷風でまとまりをキープ 
③ ヘアオイルやミルクで保湿&コーティング
髪が湿気を吸わないようにするには、外側をコーティングするケアが必須です。軽めのヘアミルクで内側を保湿し、その上からヘアオイルでフタをすると、湿気に負けないしっとり感が持続します。
特に毛先は乾燥しやすく、広がりやすいので重点的にケアしましょう。
💡ポイント
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ミルクで保湿 → オイルでコーティングの二重使い 
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ベタつきやすい人はオイルを少量にする 
④ 湿気ガードスプレーやスタイリング剤を活用
外出前に湿気ブロック効果のあるスプレーを仕込むと、うねり予防に効果的です。シリコンや耐湿ポリマー配合のスプレーは、髪表面をコーティングして湿気の侵入を防ぎます。
スタイリング剤は「軽い仕上がりのもの」を選ぶと、重さでペタンとならず自然にまとまります。
💡ポイント
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耐湿スプレーは髪全体にまんべんなく 
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髪の内側にもしっかり塗布する 
⑤ ヘアアイロン・ブローで仕上げを工夫する
湿気に弱い髪は、熱で形を固定すると崩れにくくなります。ブローで毛流れを整えてからヘアアイロンを軽く通すと、まとまりが長持ちします。
ただし高温を当てすぎるとダメージの原因になるので、160〜180℃程度で短時間仕上げるのがポイントです。
💡ポイント
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ブローで根元から方向を整える 
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アイロンは小分けにして短時間で通す 
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終わったら冷風で固定 
⑥ 簡単アレンジで広がりを抑える(まとめ髪・編み込みなど)
どうしても湿気で広がる日は、アレンジでカバーするのも有効です。ポニーテールやシニヨン、編み込みなどにまとめると、うねりや広がりが目立ちにくくなります。ヘアアクセサリーを取り入れると、雨の日でもおしゃれに見せられます。
💡ポイント
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ワックスやオイルをつけてから結ぶと崩れにくい 
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ゆるめのまとめ髪なら湿気での変化も自然に見える 
梅雨・湿気の季節を快適に!スタイリング長持ちのコツ

朝のスタイリングを崩れにくくする工夫
湿気が多い季節は、朝のスタイリングだけでなく「崩れにくくする仕込み」が重要になります。以下の工夫を取り入れると、日中の湿気にも負けにくくなります。
🌀 スタイリング前の下準備(ベースづくり)
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ドライヤー直後、少し髪が温かいうちに クリームやミルク状のスタイリング剤 をつけておく。これにより髪の内部に保湿成分を閉じ込め、湿気の吸収を遅くできる。 
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ミストタイプの ヘアセラムミスト を軽く吹きかけておくと、毛髪表面にヴェールを張るような保護膜ができ、湿気が入りにくくする効果が期待できる。 
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根元にはあまり重みをかけ過ぎないように。根元付近が重くなると崩れやすくなるため、毛先や中間中心にスタイリング剤をなじませる。 
🌀 セット後の補強
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最後に 耐湿性スプレー を軽く全体に吹きかけておく。湿気が髪に直接触れにくくするバリア効果を上げる。 
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スプレーは髪から約20〜25 cm程度離し、ムラにならないように。近すぎると“重さ”や“べたつき”が出やすい。 
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特に前髪やおくれ毛、顔まわりなど崩れやすい部分は、スプレーを局所的に追加して補強しておく。 
このように、「朝・仕込み → セット → 補強」の流れを意識することで、湿気に負けないスタイルをキープしやすくなります。
外出先でサッと直せる応急ケアグッズ
長時間の外出や雨に濡れてしまった時でも、ちょっとしたケアでスタイルを立て直すことができます。携帯しやすくて即効性のあるアイテムをひとつ持っておくと安心です。
👜 携帯すべき応急ケアグッズ
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ミニサイズのヘアミスト / ヘアセラムミスト 
 → 湿気を感じたら全体に軽くスプレーし、手ぐしで整えるだけでまとまりやすくなる。
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スティック型ワックス / おくれ毛用スティック 
 → 前髪や顔まわりの浮き毛をピンポイントで抑えるのに便利。
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折りたたみブラシ / コーム 
 → スプレー後にムラなく広げたり、流れを整えたりするのに使う。
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ヘアクリップ / 小さなアメピン 
 → 強い湿気にさらされた場所では、一時的にまとめて崩れを防ぐ補助として使える。
例えば、最近では リーゼ ひんやり&髪まとまるミスト という商品が、髪にひんやり感を与えながら、広がった髪にまとまりを与える仕様で新発売されています。
また、湿気対策のヘアスプレーで定番のものとして、ケープ FOR ACTIVE 無香料 などもよく紹介されているアイテムです。
こうした応急ケア用品をポーチに入れておけば、外出中の湿気変化にも柔軟に対応できます。
美容室でできる湿気対策(縮毛矯正・トリートメントなど)
自分でのケアにくわえて、美容室でプロの技術を取り入れることで、根本的な湿気対策力を引き上げることができます。以下が代表的な施術・メニューと、その効果・注意点です。
✂️ 代表的な美容室メニューとその効果
| 施術/メニュー | 効果・特徴 | 注意したいポイント | 
|---|---|---|
| 縮毛矯正 / ストレートパーマ | 髪のうねりを物理的に伸ばし、湿気に左右されにくくする | 薬剤や熱ダメージが強く出る場合があるので、信頼できる美容室での施術が必須 | 
| 酸熱トリートメント / 髪質改善 | 熱と酸などの処理で髪の内部を再構成し、湿気で広がりにくい状態を作る | 継続的な施術が必要なことが多く、コストがかかることも | 
| 高濃度トリートメント(内部補修・キューティクル強化) | キューティクルを厚く、滑らかに整え、湿気を弾きやすくする | 長持ちさせるにはホームケアとの併用が不可欠 | 
| コーティング系トリートメント / グロス系 | 髪表面に軽い被膜を作り、湿気浸入を和らげる | 被膜が強すぎると重く見えたり、スタイリングの自由度が落ちたりすることも | 
美容室で施術を受ける際は、以下の点を意識すると効果がより出やすくなります。
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カウンセリング時に「うねり・湿気対策」希望を必ず伝える 
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既存のカラー・パーマ履歴があるかどうかを確認・考慮してもらう 
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ダメージを最小限にする薬剤選定や前処理・後処理がしっかりしたサロンを選ぶ 
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施術後のホームケア(専用シャンプー・トリートメント・スタイリング剤)を提案してもらう 
美容室メニューを取り入れることで、自宅ケアとの相乗効果が期待でき、雨期のスタイル耐久性を大きく底上げできます。
おすすめスタイリング系アイテム(商品例)
この記事用に調べた、比較的手に入りやすく、湿気対策に使えるスタイリング/ミスト系の製品例をいくつか挙げておきます。記事内で「おすすめ製品リスト」として紹介してもいいでしょう。
以下、いくつかの特徴例と使い方案を簡単に:
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ルベル トリエ スプレー 10:軽めのホールド力。湿気でペタンとなりがちな日に、ふんわり感を残したいなら使える。 
 リンク
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大島椿 ヘアウォーター:水分補給と軽いコーティングが一体になったアイテム。スタイリング前後のブースターとして使える。 
 リンク
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ケープ キープウォーター ハード:湿気・汗に強いハード系スプレー。まとまりをしっかりキープしたい日に。 
 リンク
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SHIRO サボン ヘアミスト:香り重視のミストで、軽めに仕上げたいときの仕込み材としても。 
 リンク
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大島椿 ヘアスプレー:椿オイル成分入りで、湿気でパサつきやすい毛先の保護にも役立つ。 
 リンク
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ステージワークス フラッフィーカールミスト:巻き髪用のミスト。湿気でカールが崩れやすい人向けに、カール補助として使える。 
 リンク
まとめ:髪のうねりは正しいケアでコントロールできる!

湿気対策は「保湿+コーティング」が基本
髪のうねりを抑える最大のポイントは、内部の水分バランスを整えつつ外側をしっかり守ること。シャンプーやトリートメントで水分を補い、ヘアオイルやミルクでコーティングすれば、湿気の侵入を防ぎやすくなります。乾燥やダメージを放置せず、日常的なケアで土台を整えることが重要です。
日々のケア次第で雨の日でも快適に過ごせる
正しいタオルドライやドライヤーの使い方、スタイリング剤や湿気ガードスプレーの活用、そして時にはヘアアレンジを取り入れることで、梅雨や雨の日でも扱いやすい髪をキープできます。毎日の小さな積み重ねが、ストレスフリーなヘアスタイルにつながります。
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