雨の日に髪がうねる原因とは?広がり・パサつきを防ぐ簡単対策まとめ!

雨の日に髪がうねる原因とは?広がり・パサつきを防ぐ簡単対策まとめ!

梅雨や雨の日になると、朝きれいに整えた髪が外に出た瞬間にうねって広がってしまう…そんな経験はありませんか?
実はその「髪のうねり」、湿気のせいだけではなく、髪の内部環境や日々のケアの積み重ねも大きく影響しています。

本記事では、「髪が雨の日にうねる理由」と「今日からできる具体的な対策法」について、美容知識がなくても分かるようにわかりやすく解説。さらに、外出先での応急処置やスタイリングを長持ちさせるコツまで、しっかりカバーしています。

湿気に負けないサラツヤ髪を目指したい方は、ぜひ参考にしてみてください!

 

雨の日に髪がうねるのはなぜ?その原因を徹底解説

雨の日に髪がうねったり広がったりするのは、実は湿度と髪内部の水分バランスの乱れが大きく関係しています。以下では、具体的な原因を3つに分けて詳しく解説していきます。

湿気による髪内部の水分バランスの乱れ

髪の毛は、外側から見ると一見ツルンとしていますが、実は「親水性(=水を吸いやすい)」「疎水性(=水を弾きやすい)」の部分がランダムに存在しています。
特にくせ毛やダメージ毛では、この水分の吸収バランスが不均一になりやすく、湿気を含むことで部分的に膨張。これがうねりや広がりの原因になります。

雨の日は空気中の湿度が高く、髪がその水分を吸収してしまい、本来の形を保てず歪んでしまうのです。

▶︎ 対策ポイント

  • 湿気をブロックする「ヒートプロテクト系のヘアミスト」を朝のセット時に使用する

  • ドライヤーでしっかり乾かし、髪の内部に水分が残らないように仕上げる

  • 湿気に強い「スタイリング剤(バーム・オイル)」で表面をコーティング

キューティクルの開きとダメージ毛の関係

髪の表面を覆っているキューティクルは、**外部刺激や日常のヘアダメージ(カラー・アイロン・紫外線など)**で簡単に開いたり剥がれたりします。
開いたキューティクルからは水分が入りやすく、内側の水分も逃げやすくなるため、髪の状態が非常に不安定に。

キューティクルが開いていると、湿気をぐんぐん吸収し、髪が膨らんだりうねったりする原因になります。

▶︎ 対策ポイント

  • 洗髪後はすぐに冷風で髪の表面を整えてキューティクルを引き締める

  • ダメージ補修効果のある**「インバストリートメント」や「洗い流さないトリートメント」**を活用

  • 日々の紫外線対策として、UVカット効果のあるヘアケアアイテムもプラスすると◎

くせ毛やパーマの影響も大きい?

もともとくせ毛の方は、髪の断面が楕円形やねじれた形をしているため、湿気の影響を受けやすい構造です。
また、パーマをかけている髪はキューティクルに細かなダメージがあるため、こちらも湿度で広がりやすくなります。

くせ毛の方にとって雨の日は、いつも以上にうねりが強くなる傾向があるのです。

▶︎ 対策ポイント

  • 髪質に合った「くせ毛専用シャンプー・トリートメント」を使って、まとまりやすく整える

  • 湿気が多い日は、**髪をまとめるアレンジ(シニヨンや編み込みなど)**で動きをコントロール

  • 根本的な改善には、美容院での縮毛矯正や酸熱トリートメントを検討してみるのも◎

 

うねり・広がり・パサつきを防ぐ!今日からできる6つの対策法

うねり・広がり・パサつきを防ぐ!今日からできる6つの対策法

髪のうねりや広がりに悩む雨の日でも、ちょっとした工夫と正しいケアで、見違えるほどまとまりやすくなります。ここでは、今日からすぐに始められる6つの具体的な対策をご紹介します。

① 朝のスタイリング前に「湿気対策用」ヘアミストを使う

朝のスタイリング時には、湿気に負けないベースを作ることが大切です。
湿気対策専用のヘアミストは、髪表面にうすい膜をつくり、空気中の水分をブロックしてくれる優れもの。特に「ヒートプロテクト成分」や「耐湿ポリマー」配合のミストは、アイロンやブローとの相性も抜群です。

▶︎ ポイント

  • ブラッシング後、髪の内側から全体にスプレーするように使う

  • 乾いた髪にも使えるタイプがおすすめ

② 髪をしっかり乾かす「ドライヤーのかけ方」

「自然乾燥派」や「半乾きで放置」は絶対NG。湿気を含みやすく、うねりの原因に直結します。
ドライヤーを使って根元から毛先までしっかり乾かし、最後は冷風でキューティクルを引き締めるのが理想です。

▶︎ ポイント

  • 乾かす順番は【根元 → 中間 → 毛先】が基本

  • ブラシで軽くテンションをかけながら乾かすと、自然なまとまりが出る

  • 最後に冷風を当ててツヤ感アップ&湿気ブロック

③ ヘアオイルやバームで保湿&コーティング

スタイリングの仕上げに使うヘアオイルやヘアバームは、髪の水分蒸発を防ぎ、外からの湿気も入りにくくしてくれます。
特に雨の日は、「重めの質感」のオイルや、バームタイプがうねり対策にぴったりです。

▶︎ ポイント

  • 髪の中間〜毛先に少量ずつなじませる(根元は避ける)

  • 乾燥毛・広がりやすい毛には、重めのアルガンオイルやシアバター配合が◎

④ 湿気を通しにくい「まとめ髪」アレンジも有効

どんなに対策しても、湿気が強すぎる日には髪が崩れてしまうことも…。そんな時は、最初からまとめ髪アレンジにしておくのが正解です。
髪をまとめることで湿気の影響を最小限に抑えられ、見た目の清潔感もアップします。

▶︎ おすすめアレンジ

  • 低めのお団子(シニヨン)やポニーテール

  • ハーフアップ+バレッタなどで可愛く湿気回避

  • 前髪が気になる方は、編み込みやねじり前髪も◎

⑤ シャンプー・トリートメントを見直す

毎日のシャンプー&トリートメントこそ、髪質改善の第一歩。
くせ毛や広がりを抑える処方のものや、**「アミノ酸系・ノンシリコンでしっとり系」**の製品を使うと、湿気に左右されにくいしなやかな髪に近づきます。

▶︎ チェックポイント

  • 「くせ毛用」「うねり対策」「しっとりタイプ」と書かれたものを選ぶ

  • 週1〜2回は集中補修できるインバストリートメントを取り入れるのも効果的

⑥ 美容院での「縮毛矯正」や「酸熱トリートメント」も検討を

セルフケアでは限界を感じている方には、美容院での施術もおすすめです。
縮毛矯正は半永久的にストレートをキープできる一方、髪への負担がやや大きめ。
一方で最近話題の酸熱トリートメントは、うねりや広がりを抑えつつ、ツヤを与えてくれる施術です。

▶︎ 選ぶ基準

  • しっかりストレートにしたい → 縮毛矯正

  • 自然なまとまりとツヤ感を重視 → 酸熱トリートメント

  • 担当美容師さんと「理想の髪質」を相談しながら決めるのがベスト

 

梅雨・湿気の季節を快適に!スタイリング長持ちのコツ

梅雨・湿気の季節を快適に!スタイリング長持ちのコツ

せっかく朝きれいにセットしても、外に出た瞬間にうねりや広がりが復活…そんな梅雨の日でも、スタイリングを長持ちさせるコツを押さえておけば、快適に過ごせます。ここでは、事前準備から外出先での応急対応まで、雨の日の「勝ちパターン」をご紹介します。

アイロン前の下準備で仕上がりが変わる

スタイリングの持ちを左右するのは、**実は“アイロンをかける前のひと手間”**です。
髪に何もつけずにアイロンを使うと、熱ダメージを受けやすく、湿気の影響も受けやすくなってしまいます。

▶︎ スタイリング前の基本ステップ

  1. 髪全体をしっかり乾かす(少しでも湿っているとすぐ崩れる)

  2. 「ヒートプロテクト成分入り」のスタイリングミストを全体にスプレー

  3. 低温〜中温のヘアアイロンで、やさしくスルーさせる(高温すぎ注意)

これにより、髪の表面が熱で整い湿気の侵入をガードしやすくなり、スタイリングが長持ちします。

持ち歩きに便利!雨の日のヘアケアアイテム3選

外出中に急な湿気や風で髪が崩れたとき、さっと整えられるアイテムがあると安心です。以下の3つは、バッグに入れておいて損なしの梅雨シーズンの味方です。

1. ミニサイズのヘアオイル or ヘアバーム

→ 毛先のパサつきや広がりをなじませるのに便利。
乾燥+湿気の両方を防げます。

2. コンパクトな折りたたみブラシ or コーム

→ 湿気で絡んだ髪を整えるのに最適。
静電気防止タイプがおすすめ。

3. 制電&湿気ブロックスプレー(携帯用)

→ 崩れかけのスタイルを整え直すときに便利。
静電気を抑えつつ、表面の湿気をはじきます。

▶︎ 補足

  • ロールオンタイプのヘアバームや、手を汚さないシートタイプもおすすめ

  • 通勤・通学用バッグに1セット常備すると、天気を気にせず行動しやすくなります

出先でも安心!応急処置テクニック

朝完璧にセットしても、突然の雨・湿気・汗で髪が崩れてしまうことも。そんなときに役立つ、簡単にできる応急処置テクを3つご紹介します。

● 前髪がペタン・うねり復活 → ティッシュ+ドライヤー(トイレなどで)

  1. ティッシュで軽く湿気を吸い取る

  2. 手持ちのポケットドライヤーやトイレ設置のハンドドライヤーで根元をふんわり温め

  3. 最後は冷風でキープ!

● 広がり&パサつき → 手持ちのハンドクリームで代用保湿

→ ヘアオイルがない時は、少量のハンドクリームを毛先になじませるだけでもOK。
ただし、つけすぎ注意です。

● 崩れた髪全体 → まとめ直しアレンジに切り替える

→ 鏡の前で整えられるなら、崩れた部分をくるりんぱ・ねじり・ピン留めなどでさっとまとめると好印象に。

 

まとめ:髪のうねりは正しいケアでコントロールできる!

まとめ:髪のうねりは正しいケアでコントロールできる!

梅雨や湿気の多い日は、どうしても髪のうねりや広がりに悩まされがち。でも、その原因を理解し、日々のケアとちょっとした工夫を取り入れるだけで、髪はぐんと扱いやすくなります。

湿気に強いスタイリング剤や正しいドライヤーの使い方、髪質に合ったシャンプー・トリートメントを選ぶことで、髪の状態は確実に改善できます。また、アイロン前のひと手間や、外出時の応急テクニックを知っておけば、急な雨の日でも安心です。

つまり髪のうねりは、「生まれつきだから仕方ない」とあきらめるものではありません。正しい知識とケアで、しなやかにコントロールできる時代です。

今日から始められる対策で、どんな天気でも自信の持てる髪を手に入れましょう!

 

 

無料カウンセリングをご案内する図

メンズ美容用語集をご案内する図

 

The following two tabs change content below.
元美容師|恋愛・婚活・ファッション分野で10年以上の経験を持ち、これまでに1000人以上をサポート。第一印象を高めるファッションアドバイスや、恋愛・婚活成功のためのコミュニケーション戦略を提供。婚活イベントの監修やメディアでの執筆・講演も行う。 「魅力は外見と内面のバランスで生まれる」を信念に、あなたらしさを最大限に引き出すコンサルティングを実施中。

最新記事 by 早乙女くるみ(恋愛・婚活ブランディングスペシャリスト) |ご支援はこちら (全て見る)

電話番号 052-265-6488