【保存版】洗顔の正しいやり方&クレンジング完全ガイド|肌トラブルを防ぐ基本とNG習慣
1. はじめに:正しい洗顔とクレンジングの重要性
なぜ「落とすケア」が美肌づくりの第一歩なのか
美肌を保つためには「与えるケア(化粧水・美容液)」以上に、「落とすケア(洗顔・クレンジング)」が重要です。
汚れや余分な皮脂、メイクが肌に残ったままだと、どんなに高価な化粧品を使っても成分が浸透しにくくなり、効果を十分に発揮できません。
また、肌は常に外部刺激にさらされているため、毎日の洗顔とクレンジングでリセットしてあげることが、美肌への第一歩になります。
洗顔・クレンジングを間違えると起こる肌トラブル
正しいやり方を知らずに自己流のケアを続けてしまうと、次のようなトラブルを招きやすくなります。
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乾燥・つっぱり感:ゴシゴシ洗いや熱いお湯での洗顔が原因
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ニキビ・毛穴詰まり:メイクや皮脂の落とし残しによる悪化
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赤み・刺激:強すぎるクレンジングや洗顔料でバリア機能が低下
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くすみ・ごわつき:古い角質が残り、肌のターンオーバーが乱れる
つまり、「落とすケア」を正しく行うことは、肌トラブルの予防だけでなく、スキンケア効果を最大限に引き出す土台づくりでもあるのです。
2. 洗顔の正しいやり方とは?基本のステップ解説
正しい洗顔の回数とタイミング
洗顔は 1日2回(朝・夜) が基本です。
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朝の洗顔:睡眠中に分泌された皮脂やホコリを落とし、化粧水やメイクのノリを良くします。
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夜の洗顔:日中についた汗・皮脂・ほこり、メイクの残りをしっかりオフして、肌を清潔に保ちます。
ただし、乾燥肌や敏感肌の人は、朝はぬるま湯だけの洗顔にするなど、肌状態に合わせて調整することも大切です。
摩擦レス!理想的な洗顔フォームの泡立て方
洗顔で最も大切なのは「泡で汚れを包み込む」こと。手や肌をこすって洗うのではなく、弾力のある泡で“転がすように”洗うのが正解です。
正しい泡立てのポイント:
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手を清潔に洗う
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洗顔料を適量取り、水かぬるま湯を少しずつ加える
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空気を含ませながら泡立て、逆さにしても落ちないくらいの濃密泡をつくる
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額・鼻→頬→あごの順に泡をのせ、やさしく円を描くように洗う
泡立てネットを使えば、短時間で理想の濃密泡を作ることができます。
ぬるま湯すすぎが大切な理由
洗顔後のすすぎは 32〜36℃前後のぬるま湯がベスト。
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熱すぎるお湯 → 肌のうるおい成分や皮脂を過剰に落として乾燥やつっぱりの原因に
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冷たすぎる水 → 皮脂汚れが十分に落ちにくい
また、すすぎ残しは毛穴詰まりやニキビの原因になるため、最低20回以上は丁寧にすすぎましょう。特に髪の生え際やフェイスラインは洗顔料が残りやすい部分です。
✅ ポイントをまとめると:
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洗顔は朝・夜2回が基本(肌状態で調整OK)
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泡で洗う=手でこすらない
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ぬるま湯でしっかりすすぎ、残りゼロに
3. 肌トラブルを防ぐクレンジング方法とは?
クレンジングの種類(オイル・バーム・ミルクなど)の特徴
クレンジングは大きく「オイル」「バーム」「ミルク」に分類され、それぞれに特性があります。
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オイルタイプ
油分がメイクや皮脂と馴染みやすく、しっかりメイクに対応。ダブル洗顔が必要な場合が多いですが、スムーズで摩擦負担が少ないのも魅力です。
日本の名品として「DHC ディープクレンジングオイル」が代表的です。Vogueでも「ベストクレンジングオイル」として紹介されています。 -
バームタイプ
固形状で体温でとろけ、オイルのようにメイク・汚れを優しく溶かしつつ、しっとり感の残る洗い上がり。乾燥や敏感肌の方に人気です。 -
ミルクタイプ
乳液のようなテクスチャで、洗浄力は穏やか、保湿性に優れるタイプ。ナチュラルメイクやデリケートな肌質の方におすすめです。
メイクや皮脂量に合ったクレンジングの選び方
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しっかりメイク・皮脂が気になる日 → オイルまたはバームタイプ
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乾燥肌・シンプルメイクの日 → ミルクタイプ
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肌状態が不安定なとき → バームかミルクで摩擦を避けつつ優しく洗う
これらの使い分けにより、肌への負担を抑えつつ、汚れをしっかり落とせます。
こすらない!優しいクレンジングのコツ
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乾いた手で使用する(特にバームタイプ)ことで、洗浄成分が汚れにしっかりなじみやすくなります。
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指滑りを意識せず、マッサージするように肌になじませること。
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ぬるま湯(約32〜36℃)でしっかりすすぐ:冷たすぎや熱すぎは肌バリアを乱すので注意。
おすすめ商品のご紹介
以下は、実際に評価が高く、タイプ別に分けたおすすめ市販クレンジングです:
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Softymo Speedy Cleansing Oil Refill (200 ml)
濡れた手・顔でも使えるため、お風呂場での使用にも便利。ウォータープルーフや皮脂汚れもスピーディーに落とせ、さっぱりした洗い上がりが特徴です。
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BANILA CO クレンジングバーム(バーム)
ソフトなテクスチャが肌に溶け込み、メイク除去と保湿を両立。バームらしい優しい使用感で、乾燥や敏感肌にも配慮されています。
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COVERMARK TREATMENT CLEANSING MILK 200g
美容液成分を89%も配合し、洗浄しながら潤いを残すミルクタイプ。濡れた手でも使えて時短にも最適、石けんだけでベタつきなく仕上がります。
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まとめ:「クレンジング選びのポイント」
シチュエーション | おすすめタイプ |
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濃いメイク・皮脂汚れをしっかり落としたい | オイル or バーム |
乾燥・敏感が気になる肌 | バーム or ミルク |
肌にやさしく潤い重視したい | ミルクタイプ |
これらを意識すれば、肌へ過度な負担をかけず、肌トラブルを未然に防ぐクレンジングが実現できます。
4. やりがちなNG洗顔&クレンジングとは?
ゴシゴシこすり洗い
汚れをしっかり落とそうと、力を入れてゴシゴシこすると、肌の角層やバリア機能を傷つける原因になります。結果として、乾燥・赤み・敏感肌を招きやすくなります。
対策ポイント
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洗顔は「泡で洗う」ことを意識する
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クレンジングも指の腹でやさしくなじませる程度で十分
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タオルで拭くときも押さえるようにして水分を吸収する
「摩擦レス」が美肌の基本です。
熱いお湯での洗顔
熱いお湯は気持ちよく感じますが、必要な皮脂やうるおい成分まで奪ってしまうため乾燥・つっぱりの大きな原因になります。さらに、血管が拡張して赤みが出やすくなることも。
対策ポイント
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理想の温度は 32〜36℃のぬるま湯
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特に冬場はお湯を熱くしがちなので要注意
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冷水での洗顔も汚れが落ちにくく逆効果になるため避けましょう
クレンジングのやりすぎ・使い分け不足
「毛穴汚れを徹底的に落としたい」「メイクは軽めだからオイルで一気に」などと、肌状態に関わらず毎回同じ強いクレンジングを使うのはNG。
クレンジングのやりすぎは、バリア機能の低下・乾燥・インナードライを引き起こします。
対策ポイント
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メイクや皮脂量に応じて、オイル・バーム・ミルクを使い分ける
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ナチュラルメイクの日はミルクやジェル、しっかりメイクの日はオイルやバームと使い分ける
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クレンジングは1日1回(夜のみ)が基本。朝は洗顔だけで十分
✅ まとめ
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摩擦・高温・過剰ケアは肌トラブルの三大原因
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「落とすケア」は「強さ」より「優しさ」を意識する
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肌状態に合わせて使い分けることで、美肌に近づけます
5. 肌トラブル別!おすすめの洗顔&クレンジング方法
肌質やトラブルのタイプによって、洗顔・クレンジングの“やさしさ”と“落ちる力”のバランスが変わってきます。以下に代表的な肌トラブル別の対策と、おすすめ商品を挙げます。
乾燥肌・敏感肌の人におすすめのケア方法
対策のポイント
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洗顔もクレンジングも、「低刺激」「保湿重視」が鉄則。過度な洗浄力や界面活性剤の強い製品は避けたい。
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皮脂や古い角質を落とすことも大切ですが、「取りすぎないこと」が美肌の基本。
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ミルクタイプやジェントルなオイル、敏感肌用処方のクレンジングが安心。洗顔後・クレンジング後にうるおいが残るタイプがベスト。
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洗浄力よりも、“肌へ負担をかけずに汚れを浮かせて落とす”アプローチを重視。
おすすめアイテム例
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dプログラム エッセンスイン クレンジングオイル:敏感肌向けの薬用美容洗浄シリーズ。ウォータリーなテクスチャーで肌にやさしく、肌荒れ防止成分も配合。
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無印良品 オイルクレンジング・敏感肌用:無香料・低刺激設計で、敏感肌の人でも使いやすいベーシックなクレンジングオイル。
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アベンヌ ジェントル クレンジングミルク モイスト 200mL 資生堂:温泉水配合で洗いあがりもしっとり。ミルクタイプで、落とすケアを“やさしく”実践したい人向き。
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これらの製品を、肌の乾燥度合いや使ったときの“つっぱり感”を手がかりに、やさしいものから順に試していくと良いでしょう。
脂性肌・ニキビ肌の人におすすめのケア方法
対策のポイント
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皮脂が多く出やすい肌質の場合、「洗浄力」と「皮脂親和性」が鍵。
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ただし“洗浄力が高ければ良い”わけではなく、皮脂を落とすとしても“肌のバリアを壊さずに穏やかに落とす”ことが重要。
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クレンジングオイルやバームでしっかり“皮脂と馴染ませて”浮かせてからすすぐのが効果的。
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洗顔も、過度な摩擦や強い界面活性剤を避けつつ、毛穴詰まりや酸化した皮脂をきちんと落とすタイプを選ぶ。
おすすめアイテム例
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DHC ディープクレンジングオイル:定番中の定番。オリーブバージンオイルがメイクや皮脂とよく馴染み、しっかり落とせる一方で、比較的穏やかに使える処方。
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THREE バランシング クレンジング オイル N:植物由来オイルと美容トリートメント成分が豊富。使い心地が軽やかで、すすぎ後の肌のしっとり感も高い。
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CeraVe Hydrating Foaming oil Cleanser:セラミド系成分を含み、皮脂を浮かせつつ洗顔後のバリアを守る設計。泡状オイル洗顔で、ニキビ肌にも比較的使いやすい。
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脂性肌といっても、すべてが“脱脂力ゼロで優しすぎるタイプ”ではNG。皮脂や酸化した汚れをしっかり浮かせて落としつつ、肌のうるおいを残せる“中間の選択肢”がポイントになります。
毛穴の黒ずみ・詰まりを防ぐ洗顔&クレンジングポイント
対策のポイント
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油性汚れと水性汚れを両方“きちんと落とす”二相洗浄アプローチ
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まずクレンジングオイルやバームで“皮脂・メイク・酸化汚れ”を浮かせて洗い落とし、さらに洗顔フォームやセラミド系洗浄料で残った汚れをやさしくオフ。
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定期的な“酵素洗顔”や“週1の角質ケア”を取り入れる
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古い角質が毛穴内に残ると酸化して黒ずみの原因になるため、週1〜2回、やさしい酵素系洗顔料やスクラブ不要の角質オフアイテムを併用するのも効果的。
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ビタミンC誘導体やAHA/PHAなど、毛穴ケア成分入りのクレンジングや洗顔剤を選ぶ
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メイク落とし段階や洗顔段階で、毛穴引き締め・酸化防止成分が入っていると、長期的な黒ずみ予防に効果があります。
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すすぎを丁寧に、洗い残しゼロを心掛ける
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特に“鼻周り・小鼻の脇・フェイスライン”などは洗剤残りが毛穴詰まりの原因になりやすいので、ぬるま湯で丁寧にすすぐ。
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おすすめアイテム例
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THREE バランシング クレンジング オイル N:毛穴内の皮脂や日焼け止め、メイクなどをしっかり浮かせつつ、洗いあがりが“しっとり滑らか”なバランス型オイル。
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CeraVe Hydrating Foaming oil Cleanser:セラミドやヒアルロン酸を含み、泡状オイルで“浮かせて流す”工程をやさしく行える。毛穴詰まりの元となる余分な皮脂を穏やかに除去。
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なめらか本舗 クレンジングミルク 300ml:豆乳イソフラボン系成分で肌にうるおいを残すクレンジング。「油性汚れもしっかり浮かせたいけれど、極端に乾燥するのは避けたい」というユーザーに適しています。
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毛穴汚れ対策では、“きちんと浮かせるクレンジング+やさしく補修する洗顔/すすぎ”の組み合わせが最も効果的です。また、補助的に週1〜2回の“酵素洗顔”や“角質ケア”習慣を取り入れることで、詰まりや黒ずみの再発予防にもつながります。
✅ 総まとめ:肌質別ケアで“落とすケアの最適化”を
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乾燥・敏感肌 → 低刺激・保湿重視のミルク系や敏感肌向けオイル
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脂性・ニキビ肌 → オイルやバームなど“皮脂を浮かせる力”がありつつ、バリアを壊さない設計
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毛穴の黒ずみ・詰まり → きちんと“浮かせて落とす”+“やさしく洗顔・すすぎ”+“補助的な角質ケア”
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肌トラブル別に使い分けることで、ただ落とすだけの洗顔・クレンジングではなく、“肌を整えつつ肌荒れリスクを減らす落とすケア”に昇華できます。
6. まとめ:今日から実践!正しい洗顔&クレンジングで美肌を目指そう
毎日の習慣が未来の肌をつくる
美しい肌は、高価な化粧品や特別なケアだけで生まれるものではありません。実は、日々の洗顔・クレンジングの積み重ねこそが、未来の肌を左右する基礎になります。
正しく汚れを落とし、清潔な土台を保つことで、その後に使う化粧水や美容液の効果も高まり、肌トラブルを未然に防げます。
小さな見直しが大きな美肌効果に
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ゴシゴシ洗い → 泡で優しく
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熱いお湯 → ぬるま湯でしっかりすすぐ
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毎回同じクレンジング → 肌状態やメイクの濃さに合わせて使い分ける
こうした小さな意識の変化が、乾燥・毛穴・ニキビなどの改善につながり、透明感のある素肌を育てます。
✅ 今日からできるアクションリスト
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朝晩2回、肌に合った洗顔を取り入れる
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クレンジングは「こすらず」「優しく」「丁寧に」
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肌の調子に合わせてアイテムを使い分ける
この3つを意識するだけで、肌の調子は少しずつ変わっていきます。
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