【懐かしすぎ注意】アラサー・アラフォーが昔使ってた“黒歴史ワード”一挙公開!
思い出すだけで顔から火が出る!? “黒歴史ワード”とは
あの頃、必死でかっこつけていた。自分なりに流行を追って、「イケてる」と思って使っていた言葉たち。今思い返すと、思わず「うわぁ…」と顔を覆いたくなるような――それが、“黒歴史ワード”。
特にアラサー・アラフォー世代にとって、2000年代前半〜2010年代にかけてはSNSや掲示板、プリクラ、ガラケー文化など、多彩なコミュニケーションツールが発展した時代。
ネットスラング、ギャル語、ポエム口調など、独特な言葉づかいが一世を風靡し、誰もが一度は“使っていた”はずです。
この記事では、そんな懐かしくも恥ずかしい「黒歴史ワード」をジャンル別に振り返りながら、当時の自分と向き合う時間をご提供します。
笑いながら、ちょっぴり赤面しながら、「あの頃の私、かわいかったな」と思えるように――。
アラサー・アラフォーにとっての「青春」と「中二病」は紙一重
当時の私たちは、真剣だった。
「カッコよく見られたい」「誰かにとって特別でいたい」「自分だけの世界観がほしい」――そんな思いを、言葉にぶつけていたのです。
でもその言葉たちは、今見返すと“中二病”の代名詞のようなフレーズだったり、背伸びした表現だったり。
とはいえ、それもまた青春そのもの。
周囲と似たような言葉を使いながら、「自分らしさ」を模索していたあの頃の私たち。
中二病と言われようが、その痛々しさも“生きていた証”なのです。
「懐かしい」だけじゃない!今だから笑える言葉たち
今、同世代と話していて出てくると、なぜか一気にテンションが上がるワード。
「それ使ってた!」「プロフに書いてた!」――そんな記憶がよみがえり、場の空気が一気にタイムスリップする瞬間があります。
黒歴史ワードは、単なる恥ずかしさの象徴ではなく、「共通体験」としての強さも持っています。
今だからこそ、笑える。そして、分かち合える。
この記事を読みながら、あの頃の自分を責めるのではなく、愛おしく思えるようになれたら――それこそが、黒歴史ワードと向き合う“いちばんいい距離感”かもしれません。
黒歴史ワード【ジャンル別まとめ】
SNS黎明期、ガラケー文化、プリクラブーム――アラサー・アラフォー世代が青春を過ごした時代には、今では考えられないような“独特すぎる”言葉たちが日常会話にあふれていました。
ここでは、そんな懐かしさと赤面を同時に呼び起こす「黒歴史ワード」をジャンル別にご紹介します。
ネット・チャット・掲示板で飛び交っていた言葉たち
┗「神」「厨」「乙」「www」「orz」など
2ちゃんねるやmixi、モバゲー、前略プロフィールなど、ネット文化の初期に生まれた言葉たち。
「この人、神すぎるw」「それは○○厨乙」「泣いた orz」など、ネット上では常套句として使われていました。
当時は“リアルの友達とネット人格が違う”ことも多く、謎のネット用語で会話が成立するのがむしろ「通っぽい」と思われていた時代。
今や「神」「乙」「www」なども使いどころを間違えると“昭和のインターネット民”扱いされるのでご注意を(笑)。
ギャル・ビジュアル系ファッションワード
┗「マジ卍」「チョベリバ」「バリバリ最強No.1」「バンギャ」「ヤマンバ」など
ファッションも言葉も、“盛る”ことが命だったギャル全盛期。
語尾に「卍」や「〜だしぃ」をつけてしゃべるのがテンプレで、当時のプリ帳やブログには絵文字やギャル語が満載でした。
「チョベリバ(超ベリー・バッド)」「マジ卍」「バンギャ(ビジュアル系バンドギャル)」などは、一時代を築いたワード。
“盛り写メ”全盛時代の象徴ともいえる表現で、今では逆にネタとして使われるほどのパワーワード感があります。
恋愛や友情で多用された恥ずかしワード
┗「リア充爆発しろ」「運命の人(笑)」「あたしって不幸…」など
青春のあらゆる感情を、ネットに吐き出していたあの頃。
恋愛のもどかしさや友情のこじらせが、そのまま“黒歴史ワード”となってネットに残っています。
「リア充爆発しろ!」と叫びながらも心のどこかでリア充に憧れていたり、「運命の人(笑)」なんて言いながら何度も恋してみたり…。
当時の恋愛観や人間関係の未熟さが、そのまま言葉に滲んでいて、読み返すと痛いけど、なんだか愛おしい。
ポエム&メール文末にありがちな黒歴史表現
┗「君と出会えてよかった」「涙が止まらない夜」「From☆○○」など
携帯メール全盛期や、前略プロフィール・ポエム日記文化の中で生まれた“ポエミー黒歴史”。
好きな人に向けた「意味深ポエム」や、自分に酔った“切なげな一言”を、写真やキラキラ文字に添えてアップするのが定番でした。
「君と出会えてよかった」とか「From☆YUUKI」など、やたらとキラキラした言葉で自分を表現しようとする姿勢が、今見返すと最高に“痛かわいい”。
でも、誰もが一度は「自分の言葉で誰かを感動させたい」と本気で思っていたからこその黒歴史です。
中二病全開ワード集
┗「漆黒の闇」「堕天使」「我、真の力を解放す」「〜な俺、カッコよすぎ」など
そして最後は、言葉の選び方が完全に“異世界の住人”だった中二病フレーズ。
「漆黒の闇」「我、真の力を解放す」「堕天使の微笑み」――一体何と戦っていたのかと今ではツッコミたくなる名言(迷言)たち。
自己紹介文やポエム投稿、ブログタイトルにこういった言葉を入れていた人、正直、けっこういたはず。
でもこの“自分の世界を持っていた感じ”こそ、当時の強烈な自己表現欲求のあらわれでもあります。
いまや完全に黒歴史扱いですが、SNSでは「懐かしい!」「まさにこれだったw」と盛り上がるネタにも。
“痛さ”を乗り越えた先にあるのは、ネタとして昇華できる強さなのかもしれません。
なぜ私たちは、あの頃“痛い言葉”を使いたくなったのか?
今となっては赤面してしまうような“黒歴史ワード”の数々。でも当時の私たちは、それを「カッコいい」「かわいい」「共感してもらえる」と信じて、心から楽しんで使っていました。
なぜ、あれほどまでに“痛い言葉”に夢中になれたのか――その理由をひもとくと、そこには時代の空気や若さゆえの衝動、そして仲間とのつながりが浮かび上がってきます。
SNS・ブログ黎明期の「発信=自己表現」時代
2000年代初頭〜2010年前後。mixi、前略プロフィール、ブログ、モバゲーなどが登場し、“誰でも自由に発信できる時代”がはじまりました。
その新しさに夢中になった私たちは、「発信すること=自分を見せること」と考え、言葉選びにも個性や感情を詰め込もうとしました。
「人と違う言葉を使いたい」「共感を得たい」「注目されたい」――そんな願いが、やや過剰で“痛々しい”言葉として現れたのです。
たとえば、“意味深なポエム”や“中二病的なセリフ”も、あの頃は「ちゃんと伝えたい」という気持ちからくる真剣な自己表現だったのかもしれません。
周囲と違う自分でありたかった“厨二魂”
10代〜20代前半にかけて、人は「他人とは違う自分」でいたくなるもの。
とくにネットの世界では、リアルとは違う“もうひとりの自分”を演出することができたため、「特別な存在でありたい」という気持ちがさらに膨らんでいきました。
その結果生まれたのが、“堕天使”“漆黒の闇”“真の力”といった、いわゆる中二病ワード。
今となってはネタにされるそれらの言葉も、当時は「本気」で自分を表現する手段だったのです。
ちょっと痛くても、自分なりの“世界観”を持っていたかった――そんな気持ち、少しは覚えていますよね?
共通言語としての安心感があった
もうひとつ、黒歴史ワードが流行った大きな理由が「安心感」。
当時のネットやケータイ文化には、“みんなが使ってる言葉を自分も使う”ことで、グループに属しているという安心がありました。
たとえば「乙!」「www」「リア充爆発しろ!」などのスラングは、使うことで“仲間っぽさ”を演出できる魔法のような言葉。
「痛いけど、みんな使ってるから平気」――そんなムードが広がっていたのも事実です。
つまりあの頃の“痛い言葉”には、「自分を守る」「浮かないようにする」という意味も含まれていたのです。
仲間意識と自己防衛が、言葉の選び方に自然と現れていたのかもしれません。
今ならどう言い換える?黒歴史ワードの現代アレンジ
あの頃、必死で使っていた“黒歴史ワード”たち。
でも今では、当時の「本気の言葉」が“ネタ”として再評価されていたり、別の形で進化していたりもします。
ここでは、懐かしのワードが今どう使われているのか、そして新たに生まれつつある“現代版黒歴史ワード”まで、まとめて見ていきましょう。
「痛い」から「ネタ」へ。時代はこう変わった!
当時は本気でキラキラした言葉を使っていたのに、今や同じ言葉を使うときは**「あえて」「わざとらしく」「ネタとして」**使うのが主流。
たとえば――
-
「チョベリバ」→あえてギャグとして使って笑いを取る
-
「リア充爆発しろ」→自虐やネタとしてSNSで再浮上
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「神」「乙」→“古のネット民”としてのセルフパロディに
SNS上では、「#黒歴史ポエム選手権」などのタグで自分の過去をネタとして共有する文化も浸透しています。
つまり、「黒歴史=恥」ではなく、「黒歴史=コンテンツ」として**“笑いに変える力”**がついたのが今の時代。
言葉の意味だけでなく、「使う姿勢」も変化してきたのです。
Z世代に通じる?それとも完全に死語?
Z世代やさらに下の若年層には、アラサー・アラフォーの黒歴史ワードが完全に“通じない”こともしばしば。
特に「チョベリバ」「ギャル語」「堕天使」あたりは、「意味わからんw」と一蹴されるケースも。
ただし、「逆に新鮮」「レトロでかわいい」と受け止められることもあり、“死語”から“再評価”されるパターンも存在します。
たとえば:
-
「卍」はTikTok世代に一周回って“謎のテンションマーク”として使われた
-
「厨二病」は今も現役ワード(コンテンツとしての中二病が人気)
つまり、黒歴史ワードは“終わった”のではなく、「文化」として生き残っているものもあるのです。
“ネオ黒歴史ワード”もある!?
もちろん、今この瞬間にも“未来の黒歴史ワード”は生まれ続けています。
今どきの高校生・大学生・新社会人たちが使っている流行語も、10年後にはこう言われるかもしれません。
例:
-
「それなしか勝たん」→多用しすぎて“テンプレ化”
-
「エモい」→あまりに使いすぎて意味が曖昧に
-
「ぴえん」「きまZ」「あせあせ」→すでに一部は“痛い”認定されつつある
つまり、どの時代にも「黒歴史予備軍」はあるということ。
それも含めて、“若さ”の特権であり、“時代の香り”でもあるのです。
まとめ|“黒歴史ワード”も、全部あなたの青春だった
あの言葉、あの表現。今振り返ると、確かにちょっと“痛かった”。でも、それが当時の「本気」だったのもまた事実。
黒歴史ワードとは、必死に自分を表現しようとしていたあなたの青春そのものです。
「こんなの使ってたなんて恥ずかしい…」と思う気持ちもわかります。
でも、そこには間違いなく**“誰かとつながりたい”“もっとわかってほしい”**という、まっすぐな気持ちがあったはず。
だからこそ、あの頃の言葉たちを、そっと笑って振り返ってみませんか?
笑える今があるから、あの頃の自分を肯定できる
人は、時間が経つことで“痛かった思い出”を笑いに変える力を持っています。
今の自分がしっかりと大人になっているからこそ、過去の「必死すぎた自分」も、笑って許せるようになる。
むしろ、その“痛さ”を経たからこそ、今の自分の言葉選びや人との関わり方に深みが出たのかもしれません。
あの頃のあなたが頑張っていたから、今のあなたがここにいる――そう思うと、ちょっと誇らしくさえ感じませんか?
黒歴史=恥じゃない。時代を生きた証として、大切にしよう
黒歴史ワードは、あなたが「時代をちゃんと生きていた」ことの証。
流行に乗り、感情を言葉にし、自分の気持ちを誰かに伝えようとした――そのすべてが、あなたの人生の一部です。
時代が変われば、言葉も変わる。
けれど、どんなに“恥ずかしく”見える言葉にも、あの頃のあなたがいた証拠が詰まっています。
大人になった今だからこそ、その過去を受け入れ、ちょっとニヤっとしながら愛おしく思える――そんな自分でいたいですね。


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