まぶたのたるみ改善クリーム｜塗り方と成分で差がつく！【目元年齢-5歳】

Posted on 2025年7月25日

年齢とともに気になり始める“まぶたのたるみ”。「まぶたが重たく感じる」「目が小さく見えるようになった」そんな悩みを抱えていませんか？
実は、毎日のスキンケアに“目元専用のクリーム”を取り入れることで、少しずつその印象を変えることが可能です。

この記事では、まぶたのたるみが起こる原因から、効果的な成分・正しい塗り方・おすすめクリームまでをわかりやすく解説。
今から始めれば、目元にハリと自信を取り戻せます。あなたにぴったりのケア方法を見つけましょう。

まぶたのたるみ、なぜ起きる？

目元は顔の中でも皮膚が特に薄く、加齢や生活習慣の影響を受けやすい繊細なパーツです。まぶたのたるみは、見た目年齢を一気に引き上げる要因のひとつ。まずは、たるみの主な原因を知り、根本からケアしていきましょう。

加齢による皮膚のゆるみ

年齢を重ねるとともに、肌のハリや弾力を保つ「コラーゲン」や「エラスチン」が減少していきます。この変化により、まぶたの皮膚は支えを失い、重力に逆らえずに徐々に下がってきてしまいます。さらに、目の周りは表情筋の動きも大きく、繰り返しのまばたきなどで皮膚が疲労しやすい部分。結果として、たるみが進行しやすくなります。

対策ポイント：
・レチノールやペプチドなど、ハリ感を支える成分を含んだクリームを継続使用
・保湿を徹底して、乾燥による小ジワ→たるみの悪循環を防ぐ
・無理なこすりやアイメイクの負担を減らす

目元の酷使（スマホ・PC）も原因に

スマホやPCの長時間使用は、まばたきの回数を減らし、目元の筋肉を疲れさせます。また、画面を凝視することで同じ表情が続くと、目元の血行が悪くなり、筋肉の衰えや皮膚のたるみに繋がることも。デジタル疲れによる「現代型たるみ」は、世代を問わず注意が必要です。

対策ポイント：
・1時間ごとに目を休める“デジタルデトックスタイム”を習慣に
・目元ストレッチや温めケアで血行促進
・目を酷使した日は、目元専用クリームでしっかりケアを

まぶたの乾燥や血行不良も影響

乾燥したまぶたはバリア機能が低下し、外的刺激の影響を受けやすくなります。乾燥により小ジワが生まれ、それが蓄積して皮膚のたるみへと進行してしまうことも。また、冷えやストレスによる血行不良は、老廃物の滞りやむくみを引き起こし、まぶたを重たく見せてしまう原因になります。

対策ポイント：
・セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分でうるおいをしっかり補給
・目元のツボ押しやホットタオルで巡りをサポート
・生活習慣を見直して、内側からも血流改善を意識する

たるみ改善にクリームが効果的な理由

まぶたのたるみを根本からケアしたいなら、日々のスキンケアに“クリーム”を取り入れるのがおすすめです。即効性はないものの、肌に必要な成分をしっかり届けることで、ハリや弾力の低下にアプローチできます。ただ塗るだけでなく、成分選びや使い方も意識することで、より高い効果が期待できます。

即効性より“継続ケア”がポイント

たるみは一晩でできるものではないように、改善にも時間がかかります。だからこそ、毎日のケアの「積み重ね」が重要です。目元専用のクリームは、繊細なまぶたにも使いやすい設計になっており、肌の変化をじっくり育てていくのにぴったり。1週間、1ヶ月と続けるうちに、目元の印象に少しずつ変化が現れます。

対策ポイント：
・朝晩のスキンケアに目元クリームを取り入れる
・塗る量やタイミングを毎回同じにして“肌に覚えさせる”
・鏡で変化をチェックすることでモチベーション維持も◎

保湿・ハリ・引き締め成分がカギ

たるみケアに適したクリームは、「保湿」「ハリ感の向上」「肌の引き締め」など、複数の機能を兼ね備えたものがおすすめです。例えば、レチノールはコラーゲン生成をサポートし、ペプチドは肌の弾力に働きかけます。セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分も重要。肌が乾燥していると、たるみがさらに進行してしまいます。

注目成分例：

レチノール：コラーゲン生成をサポートしハリUP
ペプチド：表情筋のゆるみを整え弾力をキープ
セラミド・ヒアルロン酸：うるおいを保ち、乾燥から守る
カフェイン：むくみ軽減＋引き締めにアプローチ

マッサージとの併用で相乗効果も

クリームを塗る際に、やさしくマッサージを取り入れると、血行促進やむくみケアにもつながります。クリームの有効成分が肌になじみやすくなるほか、目元全体の明るさやすっきり感もアップ。力を入れすぎず、“すべらせるように”がポイントです。

簡単マッサージ例：

薬指を使って、クリームを目尻から目頭に向かってやさしく塗布
こめかみを軽くプッシュして血流促進
目の下をなでるように流して老廃物ケア

毎日のスキンケアが、“癒しの時間”にもなれば理想的です。

塗り方を間違えると逆効果？正しい使い方とは

せっかく成分にこだわったアイクリームでも、使い方を誤ると効果が半減してしまうことも。とくに皮膚の薄いまぶたは、力の加わり方や摩擦に敏感です。正しい塗り方を習慣づけることが、たるみケアの近道になります。

目元は「とにかくやさしく」が基本

目元の皮膚は、頬の約3分の1ほどの薄さしかありません。ゴシゴシ塗ったり、引っ張るような動作はNG。力を入れずに、“触れるか触れないか”くらいの圧で塗るのが鉄則です。使用する指は、力の入りにくい薬指がベスト。クリームを少量取り、やさしく点置きしてから、そっとなじませましょう。

ポイント：
・薬指を使ってタップするように塗布
・こすらず“置いて押し込む”イメージで
・左右同時に行うとリズムがつかみやすい

塗る順番・タイミングで浸透力が変わる

アイクリームはスキンケアの“仕上げではなく中盤”に取り入れるのが理想です。化粧水で水分を与えたあと、美容液・アイクリームの順に塗ることで、有効成分がしっかり肌に届きやすくなります。また、洗顔後すぐの乾燥しやすいタイミングや、寝る前のリラックスタイムも狙い目です。

おすすめの塗布順：

化粧水（顔全体）
美容液（必要に応じて）
目元クリーム（上下まぶたに）
乳液や保湿クリーム（仕上げ）

※朝の場合は、メイク前でも使える“速乾タイプ”を選ぶと◎

押さえておきたいNG行動とは

目元ケアでありがちなNG習慣を続けていると、逆にたるみを悪化させてしまう可能性も。以下の行動には注意が必要です。

NG例：

強くこする、引っぱる
一度に大量に塗る（べたつき・メイク崩れの原因）
目元に使えないクリームを誤って使用
寝不足・うつ伏せ寝で物理的にまぶたに負担をかける

また、「疲れてるから今日はサボっちゃおう…」という日が続くと、効果が出る前に逆戻りしてしまうことも。できるだけ毎日継続してケアすることが、美しい目元を保つポイントです。

まぶたのたるみにおすすめの成分一覧

まぶたのたるみを本気で改善したいなら、“どんな成分が含まれているか”が非常に重要です。特に注目したいのは、「ハリの維持」「保湿」「血行促進」に働きかける成分たち。それぞれの役割を理解して、自分に合ったクリーム選びに役立てましょう。

ハリを支える「レチノール」「ペプチド」

たるみにアプローチする代表的な成分がレチノールとペプチド。
レチノールはビタミンAの一種で、コラーゲンの生成をサポートし、肌のターンオーバーを促進。肌にハリや弾力をもたらします。目元の小ジワやたるみに悩む人にとって、心強い味方です。
一方、ペプチドはアミノ酸が結合した成分で、肌の再生や弾力アップをサポート。皮膚を引き締め、表情筋にも間接的に働きかけてくれます。

こんな人におすすめ：
・年齢によるたるみ・シワが気になる
・「目元がぼんやりして見える」と感じる
・ハリ不足でメイクがのらない

使用時の注意点：
・レチノールは肌に刺激を感じる場合があるため、低濃度からスタートを
・夜の使用が基本。朝使う場合はUV対策をしっかりと

肌を守る「セラミド」「ヒアルロン酸」

たるみ予防には、乾燥を防ぐことも非常に大切です。そこで活躍するのがセラミドとヒアルロン酸。
セラミドは肌のバリア機能を高め、外的刺激からまぶたを守る働きがあります。乾燥による小ジワや、肌のごわつきを防ぎ、柔らかな目元に導きます。
ヒアルロン酸はその保水力の高さで有名。まぶたにうるおいをキープし、ふっくらとした若々しい印象をサポートします。

こんな人におすすめ：
・乾燥による目元のくすみ・かさつきが気になる
・刺激に弱く、敏感肌の傾向がある
・メイクのりが悪くなってきた

ポイント：
・目元専用クリームで「やさしく包み込む」ように塗布
・セラミドは「ヒト型」や「ナノ化」されたタイプが浸透しやすく◎

血行を促す「カフェイン」「ビタミンK」

目元のたるみは、血行不良や老廃物の滞りによっても引き起こされます。そんな“巡り”にアプローチするのがカフェインとビタミンK。
カフェインには血流を促進し、むくみをすっきりさせる効果があり、「朝起きたらまぶたが重い」といった方におすすめです。
ビタミンKは毛細血管の働きを整える栄養素で、血行改善のほか、青クマ・茶クマにも有効とされる成分。たるみと同時に目元全体のトーンアップも期待できます。

こんな人におすすめ：
・目元がむくみやすい、朝の腫れが気になる
・血行不良によるたるみやクマが目立つ
・顔色がどんよりして見えやすい

使い方のコツ：
・軽いマッサージやホットタオルと併用すると効果アップ
・朝用のアイクリームとして取り入れると一石二鳥

たるみ改善クリームの選び方ポイント

まぶたのたるみをケアするには、“どのクリームを選ぶか”がとても重要です。自分の肌状態や悩みに合っていないものを使っても、期待する効果は得られません。ここでは、成分・使用感・肌質など、選ぶ際に意識すべきポイントをわかりやすく解説します。

成分表示をチェック！自分の悩みに合うか？

アイクリームを選ぶうえで最も大切なのは、配合成分が悩みに合っているかどうか。たとえば「ハリ不足が気になる」ならレチノールやペプチド、「乾燥が気になる」ならセラミドやヒアルロン酸など、目的に合わせて成分を見極めましょう。成分表示は、多く含まれる順に記載されているため、注目の成分が上位にあるかも要チェックです。

チェックしたいポイント：
・レチノール・ペプチド → ハリ・引き締め
・ヒアルロン酸・セラミド → 保湿・バリア機能
・カフェイン・ビタミンK → 血行促進・むくみケア

また、「無香料・無着色」などの表示があると、目元への刺激を避けやすく安心です。

使い心地も大切。テクスチャ・香りの確認を

毎日使うものだからこそ、「使い心地」は意外と重要。重すぎるテクスチャはまぶたに負担をかけたり、べたつきが気になる原因に。一方で、軽すぎると保湿力が物足りないと感じる場合もあります。
また、香りに敏感な方は“無香料”か、“自然由来の微香タイプ”がおすすめ。朝晩のケアがストレスなく続けられるようなアイテムを選ぶことが、継続のカギになります。

チェックポイント：
・ジェルタイプ：軽やかで朝にも◎（メイク前OK）
・クリームタイプ：しっかり保湿で夜ケアに最適
・香り：強すぎないか、好みの香りかどうか確認を

できれば、テスターやトライアルサイズで試してみるのがベストです。

敏感肌・エイジング肌向けの製品もチェック

目元は顔の中でも特にデリケートな部位。特に敏感肌や年齢肌の人は、刺激になりにくい処方のクリームを選ぶことが大切です。
“敏感肌用”と表記された商品は、アルコールフリー・パラベンフリー・低刺激処方の傾向が強く、安心して使用できます。また、エイジングケア向けのラインでは、年齢サインに特化した成分（ナイアシンアミドやコエンザイムQ10など）を配合していることが多く、まぶたのたるみケアにも適しています。

選び方のポイント：
・「アレルギーテスト済」や「パッチテスト済」などの表示を確認
・敏感肌用処方＋エイジングケア成分入りの“両立型”も◎
・年齢肌に不足しがちな“油分”があるかも要チェック

肌トラブルを防ぐためにも、初めて使う場合は少量でのパッチテストも忘れずに。

まとめ｜クリームと正しいケアで“すっきりまぶた”へ

まぶたのたるみは、加齢や生活習慣によって誰にでも起こりうる悩みです。しかし、適切な成分を選んだクリームと、やさしく丁寧なケアを続けることで、少しずつすっきりとした印象の目元に近づけます。今日からはじめるケアの積み重ねが、未来のまぶたを変えていきます。

たるみは毎日の積み重ねで改善できる

目元の皮膚はデリケートなうえ、外的刺激や加齢の影響を受けやすい部位。劇的な変化は難しくても、**“続けることで確実に差が出る”**のがまぶたケアの特徴です。毎日コツコツとクリームを塗る習慣が、肌のハリやうるおいを守り、目元に若々しさを取り戻してくれます。

続けるコツ：

朝・夜のルーティンに組み込む（歯みがきの後など）
変化の写真を残してモチベーションUP
やさしいマッサージや温めケアと併用すると効果的

“1日サボると3日分戻る”という意識で、無理なく楽しく続けましょう。

自分に合ったクリーム＆塗り方を見つけよう

市販されているアイクリームには、さまざまな成分・テクスチャ・価格帯があります。大切なのは「誰かにとって良いもの」ではなく、「自分の肌悩み・ライフスタイルに合うか」。そして、どんなに良いクリームも、塗り方を間違えれば効果は半減します。

選ぶ＆使うポイント：

成分：たるみにはレチノール、乾燥にはセラミドやヒアルロン酸など
使用感：重すぎず、朝晩使いやすいテクスチャか
使用法：薬指でやさしく、毎日同じ手順でケア

まずは“続けられること”を第一に、自分だけの「目元ケアの習慣」を育てていきましょう。

この記事を書いた人
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鈴木一輝（美容専門家）｜ご支援はこちら

美容・健康業界で10年以上の経験を持ち、男女問わずスキンケアやエイジングケアをサポート。肌質改善・脱毛・健康美容を専門とし、これまでに1000人以上をカウンセリング。美容商品の監修やメディアでの執筆・講演も行う。「美しさは健康とライフスタイルのバランスから生まれる」を信念に、専門知識を活かした実践的な美容情報を発信中。

まぶたのたるみ改善クリーム｜塗り方と成分で差がつく！【目元年齢-5歳】