好き嫌いあるある25選|食べ物・人・行動に分かれる傾向と心理とは?
「パクチー無理なんだけど…」「え?最高じゃん!」──こんなふうに、人の“好き嫌い”って本当に面白いもの。
食べ物の好み、人との付き合い方、日常のちょっとした行動まで、私たちは意外と多くの場面で“好みの違い”を感じています。
でも、なぜそんなに分かれるのでしょう?その理由には、性格や過去の経験、心理的な傾向が大きく関係しています。
この記事では、誰もが一度は共感する「好き嫌いあるある」をテーマに、場面別の“好み”とその背景をわかりやすく解説します。
あなた自身の価値観や、周囲の人との付き合い方を見直すきっかけにもなるかもしれませんよ。
🟩「好き嫌いあるある」って実は面白い!その背景とは?
人の好みはどこから来る?育ち・経験・性格が影響
「なんでそれが好きなの?」「なんでそれが無理なの?」
そんな“好みの違い”は、日常会話の中でよく見かけるもの。でも、実はそこには深い理由があります。
好みのベースには、育った環境や過去の体験、そして性格の傾向が大きく影響しています。
たとえば──
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幼少期に食べさせられてトラウマになった食材は、大人になっても苦手なまま
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静かな家庭で育った人は、にぎやかな人付き合いに疲れやすい傾向に
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几帳面な性格の人は、整理整頓が「快感」、逆にズボラな人は「ストレス」に感じることも
つまり、「好き・嫌い」は単なるわがままではなく、その人らしさの積み重ねなんです。
無意識のうちに形成された価値観や体験が、好みの違いを生み出しています。
「共感できるあるある」には理由がある
SNSや会話でよく耳にする「わかる!それ嫌い!」や「それ、めっちゃ好き!」という共感の声。
こうした“あるあるネタ”がウケるのは、共通体験に基づく「安心感」や「つながり」を感じられるからです。
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「チョコミントは歯磨き粉の味」←同じ感想を持つ人に安心する
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「グループで旅行したけど、やっぱり一人行動が好き」←密かに思ってたことが言語化されてスッキリ
つまり、あるある=心の深い部分を映す鏡のようなもの。
人は、自分の感覚や価値観を他者と共有できたとき、ホッとしたり笑い合えたりします。
また、自分とは違う好みに出会ったときも、「なんでそう思うの?」と聞いてみることで、
相手の背景や考え方を知るきっかけにもなります。
「好き嫌い」って実はとても個性的で、深いもの。
でも、それを「あるある」として笑い合える瞬間があるからこそ、人間関係って面白いんです。
🟦食べ物編|定番の「好き嫌いあるある」10選
「なんでそれが嫌いなの!?」「うそ、私それ大好物だよ!」
食べ物の好みって、人それぞれで本当に面白いですよね。ここでは、特に“あるある”な10パターンをご紹介します。
パクチーは香りが強すぎる派 vs クセになる派
エスニック料理の定番・パクチーは、好き嫌いがくっきり分かれる代表格。
「石鹸みたいな味がする…」という人もいれば、「この独特な風味がクセになる!」という熱烈なファンも。
遺伝的にパクチーを“苦手”と感じやすい体質もあるそうなので、無理に好きになる必要はなし!
納豆はニオイが無理!or 健康の味方で大好物
朝食の定番・納豆。
粘りと独特なニオイに「絶対ムリ!」という人も多いですが、健康志向の人には「毎日食べたい!」という声も。
ネギ・卵・キムチなどのトッピング次第で「好き」になる人もいるので、工夫次第で苦手を克服できるかも?
トマトのぐにゅっと食感が苦手
「味はいいんだけど…あのぐにゅっとした中身が無理!」という声、多いです。
ゼリー状の種部分が苦手な人は、加熱したトマトやミニトマトの皮をむくだけで食べやすくなることも。
逆に、生のまま丸かじりできる人は「えっ、そんなに?」と驚かれる立場に。
カレーに入れる具材論争(じゃがいも・チーズなど)
カレーは「家庭の味」の違いがハッキリ出るメニュー。
「じゃがいもは煮崩れるから入れない派」「絶対にとろけるチーズトッピング!」など、譲れないこだわりが激突します。
同じ“カレー好き”でも、理想のカレー像は十人十色ですね。
甘党vs辛党の永遠の対立
「おやつはチョコが最高!」という甘党と、「お菓子より唐辛子系が好き!」という辛党。
味覚の好みは、ストレス耐性や体質にも関係するという説も。
ちなみに、甘党と辛党がカップルになると、食事選びでちょっと揉めることも…!?
生魚・刺身は無理!vs 寿司最高!
日本人のソウルフード・寿司。でも、実は生魚が苦手な人も意外と多いです。
「食感や生臭さがどうしてもダメ…」という声もある一方、「刺身がなきゃ生きていけない!」という人も。
最近はサーモンや炙り系など、初心者向けの寿司ネタも人気です。
グリーンピースやコーンの混ぜ込みに抵抗あり
チャーハンやオムライスに潜んでいる“彩り要員”のグリーンピースやコーン。
「なんか甘いのが邪魔!」と苦手派も多く、残されがちな存在です。
逆に「ないと寂しい」「食感のアクセントが好き」という声もあり、これも“地味だけど分かれる系”の好みですね。
食感がイヤ(ナス・しいたけ・オクラなど)
「味よりも食感が無理…!」という声がよく出る野菜たち。
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ナス:ぶよぶよしてる
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しいたけ:ぬるっとする
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オクラ:ネバネバが苦手
など、それぞれに拒否理由があります。
一方で、こういう“食感推し”で好物になっている人もいて、真逆の好みがぶつかりがち。
アイスはバニラ派?チョコミント派?
シンプルイズベストなバニラ派と、爽やかさがたまらないチョコミント派。
SNSでも「歯磨き粉じゃん!」vs「それがいいんだよ!」とバトルが繰り広げられるほど。
どちらも根強いファンが多く、お互いの“味覚”を理解し合うのがポイントかも。
変わり種スイーツに挑戦できるか否か
「バジル入りのジェラート?」「塩キャラメル?え、味噌アイス!?」など、スイーツにも“冒険心”が試される時代。
新しい味を楽しめる人もいれば、「スイーツは王道が一番」と守りに入る人も。
好奇心と保守派、それぞれの“味覚のスタンス”が出やすいジャンルです。
🍴まとめ:好みの違いは面白がってこそ!
食べ物の好みは、文化・体験・性格のミックスで決まるもの。
つい「なんでそれが嫌いなの?」と思ってしまいがちですが、背景を知ると納得できることも多いはず。
好き嫌いの“あるある”は、他人を知るきっかけにもなりますよ!
🟨人間関係編|「この人、合う・合わない」の好みとは?
人付き合いには「相性」がつきもの。
見た目や肩書きより、「この人、なんか合うな」「ちょっと苦手かも…」と感じるのは、
**話し方・テンション・距離感などの“感覚的な好み”**が影響していることも。
ここでは、よくある“人間関係の好き嫌いあるある”を紹介します。
話が早い人が好き vs マイペースな人が好き
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「結論から話してくれる人、助かる!」
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「じっくり話を聞いてくれる人のほうが安心する」
この違いは、性格や情報処理のスピードに影響されます。
せっかちタイプはテンポ重視、慎重派は丁寧なやりとりを好む傾向あり。
相手のテンポを受け入れられるかどうかで、居心地の良さが変わってきます。
表情豊かな人 vs 無表情だけど落ち着いてる人
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「笑ったり驚いたり、感情表現が多い人が楽しい!」
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「淡々としていて、冷静な人のほうが安心する」
表情の多さ=感情のオープン度。
感情表現が豊かな人は“感情でつながりたいタイプ”、
逆に、落ち着いた人を好むのは“理性や安定感を重視するタイプ”に多いです。
テンション高い人に元気をもらう or 疲れる
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「陽キャな友達といるとテンション上がる!」
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「あまり騒がしいのはちょっと疲れる…」
ここも好みが分かれるところ。
外向的な人はテンション高めな人に刺激を感じ、
内向的な人は“空気のゆったりした会話”のほうが心地よく感じやすいです。
“明るさ”が好きか、“穏やかさ”が好きかの違いですね。
細かい気遣いがうれしい vs 干渉されるのが苦手
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「あれこれ気づいてくれる人、ありがたいな〜」
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「ちょっと過保護すぎて、逆にストレスかも…」
“優しさ”と“距離の詰め方”は紙一重。
気遣いが「うれしい」と感じる人は“協調的”、
逆に「干渉されてる」と感じる人は“自立心が強いタイプ”の傾向があります。
相手の親切をどう受け取るかは、性格にも左右されやすいですね。
距離感近めが安心 vs 一定の距離が心地よい
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「仲良くなるには、まず距離を縮めるべき!」
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「初対面でグイグイ来られるのはちょっと…」
人との“心のパーソナルスペース”も十人十色。
すぐに打ち解けたいタイプは“距離が近いほど安心”、
慎重な人は“信頼関係を築いてから”が自然です。
どちらが正しいというより、「合う・合わない」が大事なポイント。
SNSでの発信多めな人は苦手?それとも楽しい?
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「日常をシェアしてる人を見るの楽しい♪」
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「あまりに頻繁だと“かまってちゃん”に見える…」
SNSの使い方も、その人の価値観が出やすいところ。
オープンに自分を出すタイプには「発信=つながり手段」、
控えめな人には「発信=自己主張が強すぎる」と感じることも。
どちらもその人の“表現スタイル”で、好みが分かれるテーマです。
👥まとめ:合わない=悪ではない。好みの違いを知ると人間関係はラクになる!
人間関係の“好き嫌い”は、相手の問題ではなく、自分の「心地よさ」の感覚によるもの。
誰しも「合う人・合わない人」がいて当たり前。
無理に合わせるより、「この人とは、どこが違うのかな?」と興味を持てると、関係性もラクになります。
🟧行動編|「あるある!」と分かれる行動の好み
日常のちょっとした行動でも、好みや考え方の違いははっきり分かれるもの。
「えっ、そっち派なの!?」と思うような違いも、実はその人らしさの表れです。
ここでは、思わず「あるある!」となる“行動の好み”を紹介します。
旅行は計画派 vs 行き当たりばったり派
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「スケジュールを立てて無駄なく動きたい!」
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「その場の気分で動くのが旅の醍醐味!」
計画派は安心感を大切にし、効率よく楽しみたいタイプ。
一方で、自由派は予想外の出来事や偶然の出会いを楽しむタイプです。
どちらも“旅を楽しみたい”気持ちは一緒。スタイルが違うだけなんです。
ひとり行動が好き vs みんなで行動が好き
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「自分のペースで動ける“ひとり時間”が至福」
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「やっぱり誰かと一緒が楽しいし安心する」
これは内向型 vs 外向型の傾向が反映されやすいテーマ。
ひとり行動派は“集中・思考”の時間を大切にし、
みんなで行動する派は“共有・共感”を楽しみます。
気分や状況によって使い分ける人も多いですね。
話すのが好き vs 聞くのが得意
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「話すことでスッキリするし、盛り上げたい!」
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「相手の話をじっくり聞いていたい」
話すのが好きな人は自己表現欲求が強め。
聞くのが得意な人は観察力や共感力が高い傾向があります。
良い関係性には、“話す人”と“聞く人”のバランスが大切。
相手に合わせてスタンスを変えられると、人間関係がスムーズになります。
サプライズはうれしい vs 苦手で困る
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「びっくりするのも楽しいし、気持ちがうれしい!」
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「予定外のことされると、正直反応に困る…」
サプライズを好む人は、“非日常”を楽しめる柔軟タイプ。
苦手な人は“準備や心の余裕”を大切にしたい慎重タイプ。
驚かせる側は、相手の性格をよく知っておくことが大事ですね。
連絡は即レス派 vs 気づいたときに返す派
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「LINE来たらすぐ返す!が礼儀」
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「忙しいときは後回し。無理に合わせたくない」
即レス派は相手の気持ちやリズムに敏感なタイプ。
返信ゆっくり派は、自分のペースを大事にしたいタイプです。
どちらが正しいというわけではなく、連絡のテンポが合うかどうかが相性のポイント。
朝型人間 vs 夜型人間
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「朝の静けさの中で活動するのが気持ちいい」
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「夜のほうが頭が冴えるし、落ち着く」
遺伝や生活スタイルの違いで、どちらが合うかは本当に人それぞれ。
朝型は“健康的・計画的”な印象を持たれがちですが、
夜型にも“創造的・集中力が高い”などのメリットがあります。
時間の感覚も「個性」のひとつなんです。
整理整頓が落ち着く vs 多少の散らかりは平気
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「机の上が整ってないとソワソワする…」
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「自分にとっての“使いやすさ”があればOK」
几帳面派は“視覚的な秩序”に安心感を感じるタイプ。
逆に、おおらかなタイプは「多少の雑然さ=アイデアの源」と考えることも。
どちらも、“快適”の感じ方が違うだけで、生活力に優劣はありません。
🚶♂️まとめ:行動の違いには、性格や価値観が表れる
行動パターンは、その人の“心のクセ”や“生き方のリズム”を映し出します。
「なんでそんな選択するの?」と思うこともあるけれど、
そこにはちゃんとした理由や背景があるもの。
好みの違いを理解すると、自分のことも人のことも、ちょっと優しく見られるようになりますよ。
🟪好みで分かれる心理傾向とは?
「好き・嫌い」はただの好みと思われがちですが、
実は記憶・経験・性格・心のクセが大きく影響しています。
ここでは、行動や感情の選び方に影響する“心理傾向”に注目してみましょう。
「嫌い」は過去の経験や記憶に影響されやすい
嫌いなものの背景には、ネガティブな記憶や体験があることがよくあります。
たとえば──
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子どもの頃に無理やり食べさせられた食材
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怒られた時にかかっていた音楽
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イヤな人と一緒にいた時のにおい
こうした“嫌な記憶と結びついたもの”は、無意識のうちに避けてしまいがちです。
つまり、「嫌い」はただのわがままではなく、自分を守るための防衛本能のようなものでもあるのです。
「好き」は安心感や成功体験とリンクしやすい
反対に、「好き」と感じるものには、安心・達成感・肯定された経験が隠れています。
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褒められた時に身につけていた服の色
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楽しい思い出がある場所や食べ物
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自分の価値観と合っていた考え方や習慣
こうした“ポジティブな体験”が積み重なることで、「これが好き!」という感覚が育っていきます。
「好き」は、心の居場所や、自分らしさのヒントでもあるのです。
心理学でみる“選好”と“回避”の特徴
心理学では、好みの傾向を「選好(せんこう)」と「回避」の視点で分けて考えます。
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選好タイプ:心地よさ・達成感・楽しさを求める(「○○が好き」)
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回避タイプ:不快・失敗・ストレスを避ける(「○○が嫌い」)
例えば、甘いものが好きな人は「ご褒美」や「癒やし」を感じていて、
逆に苦手な人は「糖分が多くて体に悪そう」など、回避思考が先に来ていることもあります。
人それぞれ、「どんな基準で選んでいるか?」に性格や価値観が表れるんですね。
周囲に合わせる or 自分を貫く、どっちが心地いい?
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周りの空気を読んで合わせるのがラク
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好きなものを堂々と選ぶのが自分らしい
これも“好みの表現スタイル”に大きく関わるポイントです。
合わせる派の人は、協調性や調和を重視し、
貫く派の人は、自己肯定感や自立性を大切にする傾向があります。
どちらも間違いではなく、その人の“安心できるスタンス”を選んでいるだけ。
状況や相手によって「合わせる or 貫く」を柔軟に選べる人は、人間関係でもストレスが少なくなりやすいです。
🧠まとめ:好みの裏には「心のパターン」がある
何を好み、何を避けるかには、性格・記憶・価値観が深く関係しています。
ただの「好き嫌い」に見えても、その背景にはちゃんとした理由があることが多いのです。
自分や他人の好みを“心のクセ”としてやさしく受け止めることで、もっと人間関係がラクになりますよ。
🟥まとめ|“好き嫌い”はその人らしさの表れ
好みの違いにイラッとせず「へぇ〜」を楽しもう
食べ物の好み、人づき合いのスタンス、日常の行動パターン。
自分と違うものに出会うと、つい「えっ、なんで?」「信じられない!」と思ってしまいがちですが、
その違いこそが、その人の“らしさ”をつくっています。
相手の好みに驚いたときは、イラッとせずに**「へぇ〜」とリアクションしてみる**のがおすすめ。
その一言で、場の空気がやわらかくなり、相手も心を開いてくれることがあります。
「違い=おもしろい」と思える感覚は、コミュニケーションをグッとラクにしてくれますよ。
価値観の違いがあるからこそ面白い
私たちは皆、それぞれ違う経験・背景・考え方を持っています。
だから、まったく同じ好みの人なんて、どこにもいないんです。
価値観が違うからこそ、
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新しい発見がある
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驚きや学びがある
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自分の当たり前を見直すきっかけになる
“好き嫌いの違い”は、ただのズレではなく、人との関係を豊かにする材料でもあります。
ときにはぶつかることがあっても、それをきっかけに理解が深まることだってあります。
🌈おわりに|「好き嫌い」もあなたの個性のひとつ
何が好きで、何が苦手か。
それは単なる選り好みではなく、その人らしさのかたちです。
好みの違いを否定するのではなく、
「こんな感じ方もあるんだ」と思えるだけで、
自分にも他人にも、少し優しくなれるかもしれません。
あなたはどっち派?w

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