【美容のプロ直伝】目元の小ジワに効くマッサージ5選|自宅で簡単エイジングケア&ハリ復活術

目元の小ジワに効くマッサージ方法5選|自宅で簡単にできるエイジングケア術

鏡を見るたびに気になる目元の小ジワ。乾燥や加齢、疲れによって刻まれたサインは、放っておくとどんどん深くなってしまいます。
でも実は、毎日のちょっとしたマッサージで「ふっくら若見え目元」を取り戻すことができるんです。
この記事では、美容のプロが教える“自宅で簡単にできる”目元マッサージのやり方を5つ厳選。むくみ・血行不良を改善し、ハリとツヤを蘇らせるエイジングケア術を詳しく紹介します。

 

目元の小ジワはなぜできる?まずは原因をチェック

年齢を重ねるごとに気になってくる「目元の小ジワ」。
実は、原因は“加齢”だけではありません。毎日の習慣やスキンケア方法の中に、知らず知らずのうちに小ジワを招いている要因が潜んでいることも。
ここでは、主な3つの原因と、その対策を詳しく見ていきましょう。

乾燥・摩擦・表情グセが大きな原因

目元の皮膚は、顔の中でもとくに薄く、皮脂腺も少ないため乾燥しやすいパーツ。
そのため、洗顔後やクレンジング時の摩擦、マスカラやアイメイクのこすり落としなどが刺激となり、細かいシワを作りやすくします。

また、「笑ったときの目じりの動き」「まぶしいときに目を細めるクセ」など、日常の表情のクセもシワの原因に。

💡 対策ポイント
・アイメイクは“なでるように優しくオフ”する
・洗顔後すぐに目元を保湿(アイクリーム・美容液など)
・紫外線を浴びるときはサングラスで目のまわりを守る

加齢によるコラーゲン・エラスチンの減少

年齢とともに、肌のハリを支えるコラーゲンやエラスチンが減少します。
これにより、目元の肌は弾力を失い、表情の動きに合わせてできたシワが「戻らない小ジワ」へと進行します。

さらに、ターンオーバーの乱れによって古い角質が残ると、肌のキメが乱れ、より乾燥が目立つように。

💡 対策ポイント
・レチノールやナイアシンアミドなど“ハリ改善成分”を取り入れる
・目元のマッサージで血行促進&代謝アップ
・バランスのとれた食事で内側からコラーゲンをサポート

睡眠不足や紫外線ダメージも要注意

睡眠が足りないと、肌の再生リズムが乱れ、乾燥・くすみ・小ジワが出やすくなります。
また、紫外線は肌内部のコラーゲンを分解する「光老化」の原因に。目元は皮膚が薄いため、その影響を強く受けてしまいます。

💡 対策ポイント
・睡眠は「質」を重視(6〜7時間でも深く眠る)
・日焼け止めは“目のキワまで”しっかり塗る
・日中の乾燥対策に、保湿ミストを携帯してこまめに潤い補給


\POINT/
目元の小ジワ対策は、「原因を知って丁寧にケアする」ことが第一歩。
マッサージやスキンケアを始める前に、まずはこの3つの習慣を見直すだけでも、肌の変化を実感できるはずです。

 

目元の小ジワ対策に効果的なマッサージとは?

目元の小ジワ対策に効果的なマッサージとは?

「目元マッサージ」は、単にリラックス効果があるだけでなく、
血流やリンパの流れを促してハリ・弾力アップ、むくみの軽減、小ジワの予防に効果的なケア方法です。
ただし、やり方を間違えると摩擦によって逆効果になることも。
ここでは、正しく行うためのポイントを3つの観点から解説します。

リンパを流して“むくみ・血行不良”を改善

目元の皮膚の下には、細いリンパ管が張り巡らされています。
このリンパの流れが滞ると、老廃物や余分な水分が溜まり、むくみやくすみ、小ジワの原因に。

マッサージでリンパの流れを促すと、血行が改善し、肌に必要な酸素や栄養が届きやすくなります。
結果、肌の代謝が整い、ふっくらとしたハリ感が戻りやすくなります。

💡 ポイント
・クリームやオイルで摩擦を防ぎながら行う
・目頭→目尻→こめかみの順に“流すように”指をすべらせる
・1日1〜2分、入浴後やスキンケア時に行うのが効果的

筋肉をゆるめてハリを取り戻す

目のまわりには「眼輪筋(がんりんきん)」という筋肉があります。
この筋肉がこり固まると、血流が悪くなり、皮膚が引きつって小ジワが目立つことに。
マッサージで眼輪筋をやさしくゆるめることで、血流が促進され、自然なハリと柔軟性が戻ります。

💡 ポイント
・眉下やこめかみを“押す→離す”を数回繰り返す
・強く押さず、軽く圧をかけるイメージで
・疲れ目やPC作業後にもおすすめ

筋肉をゆるめることで、目元の表情がやわらぎ、若々しく優しい印象にもなります。

スキンケアと組み合わせると効果倍増

マッサージの前後に行うスキンケアも、小ジワ対策には欠かせません。
マッサージで血行を促した後は、肌が美容成分を吸収しやすい状態。
ここに、保湿・ハリをサポートする成分(レチノール、ペプチド、セラミドなど)を与えることで、
より高いエイジングケア効果が期待できます。

💡 ポイント
・マッサージ後はすぐにアイクリームで水分蒸発を防ぐ
・日中は紫外線対策を忘れずに
・週2〜3回のスペシャルケアとして取り入れるのも◎


\まとめポイント/
マッサージは「目元のめぐり」を整えるケア。
リンパを流し、筋肉をゆるめ、スキンケアと組み合わせることで、
乾燥やハリ不足による小ジワを内側からふっくら整えることができます。

 

自宅でできる!目元の小ジワに効くマッサージ方法5選

自宅でできる!目元の小ジワに効くマッサージ方法5選

毎日のスキンケアにプラスするだけで、目元の印象がぐっと若々しくなるマッサージ。
どれも“ながらケア”でできる簡単な方法ばかりです。
ぜひ今日から、鏡を見ながら試してみてください。

① 目頭からこめかみに流す「リンパ流しマッサージ」

【効果】
むくみを解消し、血行を促進。くすみ・小ジワの予防にも効果的です。

【手順】

  1. 目元にオイルやアイクリームをなじませる
  2. 両手の人さし指で、目頭からこめかみへやさしく指をすべらせる
  3. こめかみで軽くプッシュして3秒キープ
  4. これを3回ほど繰り返す

💡 ポイント
強く押さず、皮膚を“動かさない”くらいの力で行いましょう。

② まぶたを優しく持ち上げる「アイリフトマッサージ」

【効果】
下がったまぶたを引き上げ、目元全体のハリ感アップに。表情も明るくなります。

【手順】

  1. まぶたに少量のクリームを塗布
  2. 中指を眉下にあて、眉の骨に沿ってやさしく上方向へ持ち上げる
  3. そのまま3秒キープし、ゆっくり離す
  4. 眉の内側・中央・外側の順に各3回ずつ行う

💡 ポイント
無理に引き上げず、筋肉を“目覚めさせる”イメージで。朝のメイク前におすすめです。

③ 目の下の“くぼみ”を刺激する「ツボ押しケア」

【効果】
目の疲れ・クマの改善、血行促進に効果的。小ジワ予防にも◎。

【手順】

  1. 両手の中指で、目頭の下のくぼみ(晴明)を3秒プッシュ
  2. 次に黒目の下(承泣)→目尻の下(瞳子髎)をそれぞれ3秒ずつ押す
  3. 最後にこめかみを軽く押して終了

💡 ポイント
息を吐きながら行うとリラックス効果がアップ。
目が疲れたときや、仕事の合間にもおすすめです。

④ 眉下をなぞる「眼輪筋ほぐしマッサージ」

【効果】
固まった眼輪筋をゆるめて、血流を改善。目の開きがよくなり、若々しい印象に。

【手順】

  1. 中指を眉頭にあて、眉下の骨に沿って外側へなぞる
  2. 眉の下をゆっくり3〜5回スライドさせる
  3. 仕上げにこめかみを軽く押してリリース

💡 ポイント
摩擦を避けるため、必ずオイルやクリームを使って。
目の疲れを感じたときのリフレッシュにも最適です。

⑤ 目元用オイルで行う「ナイトマッサージ」

【効果】
乾燥による小ジワを防ぎ、翌朝ふっくらした目元に導く。夜のリラックスタイムにぴったりです。

【手順】

  1. 就寝前、目元用オイルを1〜2滴指先で温める
  2. 目の下〜まぶたを「の」の字を描くようにゆっくりなでる
  3. こめかみをやさしく押して、深呼吸でリラックス
  4. 最後に両手で目元を包み込み、温めながら浸透させる

💡 ポイント
目元専用オイル(ホホバ・アルガン・ローズヒップなど)を使うと効果的。
週3回の習慣で、肌の柔らかさをキープできます。


\まとめ/
どのマッサージも、「優しく・短時間・毎日続ける」ことがポイント。
刺激を与えすぎずに、リンパ・筋肉・血行を整えることで、
乾燥ジワやたるみが気にならない“ハリのある目元”へと近づけます。

おすすめの目元マッサージYouTubeチャンネルはこちら🔻

【マッサージ】目のむくみをとってすっきりさせちゃう超簡単なマッサージ方法♡

 

マッサージの効果を高める!+αのエイジングケア習慣

マッサージの効果を高める!+αのエイジングケア習慣

マッサージだけでも一定の効果はありますが、日常の生活習慣や使うスキンケアを整えることで、その効果をグッと押し上げられます。
ここでは、目元ケアを加速させる三つの習慣について解説します。

保湿重視のアイクリームで“潤いチャージ”

目元が乾燥していると、マッサージの刺激で余計に皮膚がつっぱったり、バリア機能が崩れやすくなります。
そのため、マッサージ後すぐに潤いを閉じ込める保湿アイテムを使うことがとても重要です。

✅ アイクリームの選び方のポイント

  • 保湿力が高い成分(セラミド、ヒアルロン酸、グリセリン、スクワランなど)が配合されている

  • 刺激が少ない処方(無香料・アルコールフリー・低刺激設計など)

  • ハリ・弾力サポート成分(ペプチド、ナイアシンアミド、レチノール誘導体など)を含むもの

  • テクスチャーのバランス:重すぎず、肌に密着する感触で、メイクの邪魔にならないもの

たとえば、日本国内で人気のアイクリームには以下のような商品があります:

  • 肌ラボ 極潤プレミアム ヒアルロンアイクリーム
     定番の高保湿タイプ。ヒアルロン酸を中心に、しっとり感をしっかり出したい人に向いています。

  • なめらか本舗 リンクルアイクリーム N
     年齢肌向けに設計されており、小ジワ・ハリ不足にアプローチする処方が特徴。

  • なめらか本舗 薬用リンクルアイクリーム ホワイト
     美白成分も配合され、くすみや色ムラも気になる方におすすめの選択肢です。

また、デパコス・高級アイテムでは、エピステームの「アイパーフェクトショット b」や、クレ・ド・ポー ボーテ「クレームイユーS」も目元ケア系で高評価を得ています。

✔ 使用のコツ

  1. マッサージ直後に使う
     血行が良くなって肌が吸収しやすい状態なので、すぐ塗布するのがベスト。

  2. 点置き → 軽く指先で伸ばす
     まぶた、下まぶた、目尻、こめかみに少量ずつ点置きしてから、薬指など優しい指で軽くなじませましょう。

  3. 量は少なめに、重ね付けより“押し込む”感覚で
     目元は薄く敏感な部位なので、たっぷりすぎると浸透しにくかったり、よれの原因になります。

  4. 朝・夜で異なるテクスチャーを使い分ける
     朝は軽めタイプ、夜はリッチに密着するタイプを使うと、日中の快適さと夜間の補填を両立できます。

睡眠・食事・紫外線対策の見直しも大切

目元まわりは生活習慣の影響を非常に受けやすい部位です。
どんなに丁寧なマッサージをしても、体内からの栄養補給やダメージ防御が追いつかなければ効果が出にくくなります。

睡眠を整える

  • 質の高い睡眠を確保する(目安:6~7時間以上/深いノンレム睡眠を意識)

  • 就寝前のスマホ・ブルーライトは控える

  • 寝ている間の顔の接触(枕とのずれ・圧迫)を避けるため、シルクなど滑らかな枕カバーを使う

食事で内側からサポート

  • コラーゲン産生を助けるビタミンC、タンパク質、アミノ酸を意識して摂る

  • 抗酸化作用のあるビタミンE、β-カロテン、アスタキサンチンなどを多く含む野菜・果物を取り入れる

  • 過剰な糖質や加工食品を控え、炎症を招きにくい食生活を心がける

☀ 紫外線対策を徹底

  • 目元にも日焼け止めを塗る(SPF・PA値に加え、目のキワまでしっかり)

  • サングラスやつば広帽子など、物理的遮光も併用

  • 屋外に出る時間帯を調整して強い紫外線を避ける(10 〜 14時帯は要注意)

これらを習慣化することで、マッサージで促したハリやうるおいを“守る力”がしっかり備わります。

マッサージは“やりすぎない・力を入れない”が鉄則

目元の皮膚は非常に薄くデリケート。過度な刺激や強圧は逆にシワを増やすリスクがあります。

✅ 安全に行うためのポイント

  • 強すぎる力は×:指先で感じる「動き」を意識し、皮膚を引っ張らない

  • 頻度は1日1〜2回まで:連続で行うと炎症を起こしやすくなる

  • 滑りをよくするアイテムを使う:オイル・クリーム・ジェルなどで摩擦を防止

  • 異変を感じたら中止:赤み・痛み・ひきつれが出たらその日は休む

  • 左右バランスを意識:左右で強さ・回数が偏らないように注意

 

まとめ|毎日のひと手間が、目元の印象を変える

まとめ|毎日のひと手間が、目元の印象を変える

続けることでハリとツヤのある若見え目元へ

目元の小ジワ対策でもっとも大切なのは「毎日コツコツ続けること」。1回のマッサージやクリームだけでは劇的な変化は見られませんが、肌のターンオーバー(約28日周期)に合わせてケアを続けることで、少しずつハリとツヤが戻ってきます。
とくに、血行促進と保湿を意識したケアを習慣化することで、くすみや乾燥小ジワが目立たなくなり、若々しい印象の目元をキープできるようになります。

年齢サインは「ケア次第」で変えられる

目元は年齢のサインが出やすい部分ですが、裏を返せば“努力が見えやすいパーツ”でもあります。日々のマッサージや保湿ケアを積み重ねることで、シワの進行を防ぎ、肌の弾力を取り戻すことは十分可能です。
大切なのは、「老化は止められないけれど、遅らせることはできる」という意識。無理なく続けられるケアを見つけて、あなたらしい“ナチュラルな若見え目元”を育てていきましょう。

 

 

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美容・健康業界で10年以上の経験を持ち、男女問わずスキンケアやエイジングケアをサポート。肌質改善・脱毛・健康美容を専門とし、これまでに1000人以上をカウンセリング。美容商品の監修やメディアでの執筆・講演も行う。 「美しさは健康とライフスタイルのバランスから生まれる」を信念に、専門知識を活かした実践的な美容情報を発信中。

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