眉間のシワを予防するマッサージ方法|1日3分で始める簡単エイジングケア習慣
鏡を見るたびに気になる「眉間のシワ」。
まだ浅いから大丈夫…と思って放っておくと、いつの間にかくっきり刻まれてしまうことも。そんな眉間のシワは、毎日のちょっとしたマッサージ習慣で予防できるんです。
本記事では、眉間のシワができる原因から、1日3分でできる簡単マッサージ法、生活習慣でできるケアのコツまでをわかりやすくご紹介。
「難しいことは続かない…」という方でも始めやすいエイジングケア習慣を、一緒に見つけていきましょう。
そのシワ、放置しないで!眉間のシワができる原因とは
眉間のシワは、ふと鏡を見たときに老けた印象を与えてしまう悩みのひとつです。しかも、一度刻まれると目立ちやすく、改善に時間がかかることも。まずは、なぜ眉間にシワができやすいのかを知ることが、エイジングケアの第一歩です。
表情グセがシワのもとになる
無意識のうちに眉間に力を入れるクセ、ありませんか?
イライラしたときや集中しているとき、「しかめっ面」になっている人は要注意。表情グセによって同じ部分の筋肉が繰り返し動くことで、皮膚に折れ目ができ、それが固定化するとシワへと変わっていきます。
特にデスクワークやスマホ使用時、知らず知らずのうちに眉間にシワを寄せてしまっていることも。自分の表情グセに気づくことが、予防の第一歩です。
加齢・乾燥・紫外線の影響も見逃せない
年齢を重ねると、肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンが減少し、皮膚はハリを失っていきます。そこに乾燥や紫外線ダメージが加わることで、眉間の皮膚が薄くなり、シワが刻まれやすくなります。
特に紫外線は真皮層までダメージを与えるため、日焼け止めの使用や外出時のUV対策は欠かせません。また、乾燥は肌のバリア機能を低下させるため、保湿ケアも重要なポイントです。
ストレスや目の疲れも“シワ”に直結する理由
現代人に多いのが、ストレスや目の酷使による“眉間の緊張”。
ストレスがたまると無意識に眉をひそめたり、目を細めたりする癖が強くなります。さらに、パソコンやスマホによる眼精疲労は、目まわりの筋肉を固くし、眉間の筋肉までこわばらせてしまいます。
こうした状態が続くと、筋肉の柔軟性が失われ、眉間のシワとして定着してしまうことに。日々のリラックスや目のケアを取り入れることも、見た目の若々しさを保つうえで大切です。
毎日できる!眉間のシワを予防するマッサージ方法
眉間のシワを予防するには、日々のちょっとしたケアがカギ。中でも「眉間マッサージ」は、血行を促進し、筋肉のこわばりをほぐすことで、シワが深く刻まれるのを防ぐ効果が期待できます。ここでは、初心者でも取り入れやすいマッサージのやり方と注意点を詳しくご紹介します。
マッサージ前のポイント|清潔&保湿が大前提
マッサージは素肌に直接触れるケアのため、必ず清潔な状態で行うことが基本です。汚れが残ったままの肌にマッサージを行うと、摩擦によって肌にダメージを与え、かえってシワの原因になることも。
さらに、マッサージ中の摩擦を避けるために保湿アイテム(美容オイルやクリーム)を使用することも必須。肌にすべりを与えることで、やさしくスムーズに手を動かすことができ、マッサージの効果も高まります。
基本の3ステップ|眉間マッサージのやり方
1日3分、以下の3ステップを意識してケアしてみましょう。
✅ ①「ほぐす」…こわばった眉間をやさしくゆるめる
指の腹を使って、眉間をやさしく円を描くようにマッサージします。
こり固まった筋肉をゆるめることで、無意識の緊張を解放し、シワの定着を防ぎます。力を入れず、リラックスした気持ちで行うのがポイントです。
✅ ②「流す」…老廃物を流してむくみ解消
眉間から眉頭、こめかみに向かって指先をすべらせるように流します。
リンパの流れを促進することで、むくみや疲労感が解消され、目元全体の印象もすっきり。朝のメイク前や、仕事の合間にもおすすめの工程です。
✅ ③「引き上げる」…シワ予防につながるリフトケア
眉間の中央から上方向へ、指先でやさしく引き上げるようにマッサージ。
肌のたるみ予防にもつながり、目まわりの印象が引き締まります。最後に手のひら全体で顔を包み込むようにして深呼吸すれば、心もリラックスできます。
やってはいけないNGマッサージとは?
間違ったマッサージは、逆にシワやたるみを悪化させてしまうことも。以下のような行為は避けましょう。
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強くこする・引っぱる
→皮膚が薄い眉間はとてもデリケート。強い刺激は摩擦ダメージの原因に。 -
乾燥した肌にそのまま行う
→摩擦が大きくなり、赤みや炎症の原因になる可能性あり。 -
頻繁にやりすぎる
→過剰なケアは逆効果。1日1〜2回、短時間で十分です。
正しい方法と適度な頻度を守ることで、眉間のシワ予防にしっかり効果が期待できます。
+αで効果アップ!眉間のシワを防ぐ生活習慣
マッサージだけでなく、日々の生活習慣も眉間のシワ予防には欠かせません。
肌環境を整え、目の負担を減らし、無意識のクセに気づくだけで、眉間のシワはグッとできにくくなります。毎日の小さな積み重ねが、美しい表情と若々しさを保つカギです。
紫外線対策&保湿ケアは年中無休で
紫外線は肌の奥にあるコラーゲンやエラスチンを破壊し、ハリや弾力を失わせる最大の敵。眉間は顔の中でも出っ張っているため、日焼けしやすい部位のひとつです。
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外出前はSPF入りの日焼け止めをしっかり塗る
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曇りの日や冬でも油断せず、年間通して紫外線対策を継続する
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洗顔後は保湿を丁寧に行い、水分と油分のバランスを保つ
乾燥した肌はシワができやすくなるため、“紫外線×乾燥”のW対策が重要です。
目元の疲れをためない「眼精疲労リセット法」
スマホやパソコン作業による目の疲れは、眉間に力が入りやすくなり、無意識のうちにシワの原因になります。
眼精疲労がたまる前に“こまめにリセット”する習慣を取り入れましょう。
おすすめのリセット法:
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目を閉じて、目の周りを温める(蒸しタオルやアイマスク)
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1時間に1回は遠くを見る or 軽くまばたきを繰り返す
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眉頭をやさしく押して、ツボ刺激+血流アップ
目の緊張をゆるめることで、眉間のこわばりも同時にリラックスできます。
無意識の「眉間のクセ」に気づくコツ
意外と多いのが、“眉間にシワを寄せていることに気づいていない”ケース。
クセを直す第一歩は、「気づく」ことから始まります。
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鏡を見るたびに表情をチェックする
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デスクやスマホ画面に**「しかめない」などのメモを貼る**
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スマホのインカメラで自分の表情をチェックしてみる
また、リラックス状態のときでも眉間に力が入っていないかを寝る前に確認するのも効果的。
クセに気づけば、少しずつ意識的に“力を抜く”ことができ、自然と表情がやわらかくなります。
まとめ|眉間マッサージで“ふんわり表情美人”に
眉間のシワは、放っておくと年齢以上に老けて見られる原因になりがちですが、毎日のちょっとした習慣で十分に予防・改善が可能です。とくに眉間マッサージは、肌に直接触れるからこそ変化を実感しやすく、表情全体の印象まで明るく変えてくれます。
毎日のケアが未来の肌を変える
スキンケアやマッサージは、一度やったからといってすぐに効果が出るものではありません。
でも、「たった3分でも毎日続けること」が、数か月後、数年後の肌に大きな差を生みます。
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今日はちょっと疲れたな…そんな日こそ、マッサージでリセット
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寝る前のルーティンに取り入れれば、リラックス効果も倍増
今この瞬間から肌と向き合うことで、“シワができにくい肌土台”が整っていきます。
続けやすい方法を見つけて、エイジングに差をつけよう
眉間マッサージは、難しいテクニックや高級アイテムがなくても大丈夫。
大切なのは、自分にとって**「無理なく、心地よく続けられる方法」**を見つけることです。
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お風呂あがりのスキンケアと一緒に取り入れる
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好きな音楽やアロマを使って“癒しタイム”にする
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週に数回でもOK!「やらなきゃ」より「やりたくなる」工夫を
気づけば眉間の表情がやわらぎ、鏡を見るのが楽しみになるかもしれません。
エイジングケアは「楽しみながら」続けるのが、いちばんの近道です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 眉間マッサージって本当に効果あるの?
A. 継続すれば、シワの予防・軽減に効果が期待できます。
マッサージによって眉間の筋肉をゆるめ、血行を促進することで、こり固まった表情グセを改善できます。即効性はありませんが、毎日数分の習慣を続けることで、シワが定着しにくくなる肌環境が整っていきます。
Q2. どのタイミングでやるのがベスト?
A. お風呂あがりやスキンケアの後が理想的です。
肌が温まり、柔らかくなっている入浴後は、マッサージの効果が高まるタイミング。また、クリームやオイルで保湿しながら行えば摩擦も軽減され、一石二鳥です。
Q3. 1日に何回やればいいの?やりすぎても大丈夫?
A. 1日1~2回で十分です。やりすぎは逆効果になることも。
やさしい刺激で行えば朝と夜に1回ずつ行ってもOKですが、強くこすったり長時間やったりするのは逆に肌への負担になることも。1回3分以内を目安にしましょう。
Q4. マッサージだけでシワは改善しますか?
A. マッサージは“予防と補助”の位置づけです。
深く刻まれたシワを完全に消すのは難しいですが、表情グセの改善や血行促進、肌の柔軟性を保つ効果は大いに期待できます。保湿ケア・紫外線対策との併用が効果を高めるカギです。
おすすめマッサージアイテム紹介
1. 美容オイル(ホホバオイル・アルガンオイルなど)
▶ 肌なじみがよく、マッサージ中の摩擦を減らしてくれる万能アイテム。
ホホバオイルは皮脂に近い成分で敏感肌にもやさしく、アルガンオイルはエイジングケアに優れたビタミンEを豊富に含んでいます。
2. 保湿クリーム(ヒアルロン酸・セラミド配合タイプ)
▶ マッサージ後の保湿にも使える二役アイテム。
ヒアルロン酸やセラミド入りのクリームを使えば、肌をしっとり保ちつつ、摩擦から守りながらマッサージできます。
3. ホットアイマスク
▶ 目元の緊張をほぐして、眉間マッサージの効果を高めるサポートアイテム。
電子レンジで温めるタイプや使い捨てタイプなど、温感で眼精疲労を解消しながらマッサージ前の準備にも最適です。
4. フェイス用かっさ・ローラー
▶ 手指よりも深く圧をかけたい人向け。
眉間の周辺をやさしく流すには、小型のフェイス用かっさや金属製・天然石ローラーがおすすめ。冷やして使えば引き締め効果も。


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