お風呂の排水口掃除が簡単にできるコツ7選|ヌメリ・臭いをラクに撃退!
お風呂の排水口、なんとなく見て見ぬふりをしていませんか?
髪の毛や皮脂汚れがたまりやすく、放置するとぬめりや悪臭の原因に。とはいえ、毎日しっかり掃除するのは正直めんどう…。
そんな方のために、**「お風呂の排水口掃除を簡単にするコツ」**を徹底解説!
便利グッズや時短テク、ナチュラル洗剤の使い方から、日々の“ちょこっと習慣”まで、手間なく続けられるアイデアをまとめました。
ラクしてキレイを保つヒント、ぜひ参考にしてみてください。
お風呂の排水口はなぜ汚れやすい?
ヌメリ・髪の毛・皮脂汚れが主な原因
お風呂の排水口が汚れやすい最大の理由は、「髪の毛・皮脂・石けんカス」が毎日流れ込む場所だからです。
とくに髪の毛は、水と混ざると排水口内に絡まりやすく、そこに皮脂や石けん成分が付着すると、やがてぬめり汚れになります。
このぬめりは雑菌の温床となり、放置するほど悪臭の原因にもなります。
また、お風呂場は湿度が高く温かいため、カビやバクテリアが繁殖しやすい環境でもあります。
そのため、一度汚れが発生すると広がるのも早く、毎日の少しの汚れが蓄積していくことで、どんどん掃除が大変に…。
掃除を放置するとどうなる?
排水口の掃除を怠ると、次のようなトラブルが起こります:
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嫌な臭いが上がってくる(腐敗した髪や皮脂が原因)
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排水の流れが悪くなる(髪の毛や汚れの詰まり)
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カビや雑菌が繁殖し、健康リスクも
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見た目も不衛生で気分が下がる
特に臭いや詰まりは、ある日突然ひどくなることが多く、「何となく掃除を後回し」にしていた人ほどトラブルに直面しやすいものです。
こまめな掃除や予防習慣を取り入れるだけで、こうした面倒はぐっと減らすことができます。次の見出しでは、手間をかけずにできる排水口掃除のコツをご紹介します。
排水口掃除を簡単にするコツ7選
① 髪の毛キャッチャーを活用する
排水口にたまる髪の毛を物理的にブロックしてくれるのが「髪の毛キャッチャー」。置くだけで髪の毛をしっかりキャッチしてくれるので、ぬめりや詰まりの原因をぐっと減らせます。
100均やホームセンターでも手軽に入手でき、掃除の負担を軽くする必須アイテムです。目に見えて髪がたまるため、「見つけたら捨てる」だけのルーティンも作りやすくなります。
② 使い捨てゴミ取りネットで時短
「排水口ネット」を装着しておけば、ゴミがたまってもネットごとポイっと捨てるだけ。
取り外しや掃除の手間が激減し、触りたくないぬめり部分に触れずに済むので衛生的。毎日のシャワー後にサッと交換するだけで、清潔さをキープできます。
コスパのよいまとめ買いがおすすめです。
③ お風呂上がりに熱湯を流すだけ
お風呂の使用後、50〜60℃程度の熱湯を排水口に流すだけでも、皮脂汚れや石けんカスの付着を予防できます。
高温でぬめりの原因菌が弱まり、簡単な“毎日のプチ掃除”になります。
※熱湯を直接流すと排水管を傷める恐れがあるため、「沸かしたお湯+水」で調整しましょう。
④ 重曹+クエン酸でナチュラル洗浄
強い洗剤を使わず、重曹とクエン酸の化学反応で汚れを浮かせる方法もおすすめです。
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排水口に重曹(1/2カップ)をふりかける
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クエン酸(またはお酢)を同量注ぐ
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泡立ったら30分ほど放置して、お湯で流す
自然派で環境にもやさしく、子どもやペットがいる家庭にも安心です。
⑤ 専用ジェルや泡タイプ洗剤を活用
「排水口専用ジェル」や「泡タイプの洗剤」は、ぬめり・臭い対策に強力。
中でも粘度のあるジェルタイプは排水口の奥まで密着し、こすらずに洗浄できるのが魅力です。
月に1〜2回の使用で、こびりつきやカビの発生を防げます。放置して流すだけなので、忙しい人にも◎。
⑥ 排水トラップは月1で取り外し洗浄
排水口のフタの下にある「排水トラップ」は、見落とされがちですが汚れがたまりやすい場所です。
月に1回は取り外して中をチェックし、ブラシやスポンジでしっかり洗浄しましょう。
汚れをためずにおけば、悪臭や詰まりのリスクを未然に防げます。
⑦ 掃除しやすい排水口カバーに交換する
掃除のしやすさは、排水口カバーの形状や素材で大きく変わります。
凹凸が少ないフラットタイプや、ステンレス製でぬめりが付きにくいものに交換すると、汚れが付きにくく、拭き掃除も簡単。
見た目がスッキリするうえ、掃除のストレスも激減します。
毎日の「ちょこっと習慣」でラクになる
髪の毛を流さない習慣をつける
排水口トラブルの原因No.1ともいえる「髪の毛のつまり」は、流してしまう前に手で拾って捨てる習慣をつけるだけで、驚くほど発生を防げます。
シャンプー後やドライヤー前に落ちた髪の毛もこまめに集めておくと、排水口に流れ込む量がぐっと減少。
「お風呂の最後に髪の毛チェック」など、家族でルールを決めておくのも効果的です。
また、掃除のタイミングが減るだけでなく、悪臭やヌメリ予防にもつながるので、最も手軽でコスパの良い対策といえます。
使ったスポンジでサッと一拭き
浴室掃除用のスポンジやタオルを使い終わったら、ついでに排水口のフタや周りをサッとひと拭き。
1日数秒の手間を習慣化するだけで、ぬめりや汚れの蓄積を防ぐことができます。
「どうせ使って濡れているスポンジ」なので、わざわざ新しく用意する必要もありません。
とくにお風呂上がりは汚れがやわらかくなっているため、軽い拭き取りだけでも十分効果があります。
忙しい人ほど、この“ながら掃除”を取り入れることで、「掃除しなきゃ…」というストレスから解放されるでしょう。
頑固な汚れ・臭いが気になるときの対処法
排水管用クリーナーを使う
ぬめりや髪の毛、皮脂汚れが奥までたまってしまうと、市販の排水口洗剤では落としきれないこともあります。そんなときは、排水管用クリーナーを使うのがおすすめです。
パイプの中まで届く強力成分が、こびりついた汚れやバクテリアを分解・除去してくれるため、悪臭の原因からしっかり対処できます。
液体タイプ・ジェルタイプ・粉末タイプなどがあり、用途に合わせて選ぶと◎。
【使用のポイント】
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就寝前や外出前など、数時間放置できるタイミングで使うと効果的
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定期的に使うことで、臭いや詰まりの予防にもつながる
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強力な薬剤なので、換気とゴム手袋の着用を忘れずに
トラップやパイプ奥をプロに依頼するのも手
排水口の奥からツンとする臭いが戻ってくるような場合や、何度掃除してもすぐ臭いが再発する場合は、排水トラップや配管内部の深部に汚れがたまっているサインかもしれません。
そのようなケースでは、無理に自分で分解せず、ハウスクリーニングや水道業者などのプロに依頼するのが安全で確実です。
プロによる高圧洗浄や専用器具を使った清掃は、家庭用洗剤では届かない汚れまで一掃してくれるため、排水環境が一気に改善されます。
「頻繁に掃除しているのに臭う…」という場合や、「排水の流れが明らかに悪い」と感じたら、一度プロに相談するのが賢明です。
まとめ|こまめな対策で掃除がぐっと楽に!
お風呂の排水口は、髪の毛・皮脂・石けんカスなどが毎日たまりやすく、放っておくとぬめりや悪臭、排水詰まりの原因になります。
ですが、日々の「ちょっとした習慣」や「便利アイテム」を活用するだけで、掃除の負担をぐっと軽減できます。
特に効果的なのは以下のような対策です:
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髪の毛キャッチャーや使い捨てネットでゴミをブロック
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お風呂上がりの熱湯流しで皮脂汚れをリセット
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重曹+クエン酸や専用洗剤でナチュラル&効率的な洗浄
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排水トラップの定期的な掃除で臭いを防止
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忙しい人ほど「ついで掃除」や「毎日のひと手間」がカギ
そして、どうしても落ちない汚れや臭いには、排水管用クリーナーやプロの手を借りることで、より根本的な解決が期待できます。
排水口掃除は、ためずにこまめに行うことが何よりのポイント。
無理なく続けられる工夫を取り入れて、いつでも清潔で快適なお風呂環境を保ちましょう。
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