ドアのきしむ音を消すには?潤滑剤なしでできる簡単&安全な裏ワザ7選!
「ギー…」「キィー…」と、ドアを開け閉めするたびに耳障りな音が鳴っていませんか?
ドアのきしむ音は、小さな悩みのようでいて、毎日のストレスになりますよね。来客時や深夜など、静かに動かしたい時ほど気になるものです。
でもご安心を。潤滑剤が手元になくても、ドアのきしむ音はすぐに消すことができるんです!
実は、どのご家庭にもある身近なアイテムで、きしみ音を簡単に解消できる“裏ワザ”がいくつも存在します。特別な道具も、DIYの知識も必要なし。思い立ったその瞬間に始められるものばかりです。
この記事では、「ドアのきしむ音を消すには?」という悩みを、潤滑剤なしで解決できる方法を厳選してご紹介します。今すぐチェックして、ストレスフリーな毎日を手に入れましょう!
ドアのきしむ音の原因とは?
「ドアを開けた瞬間にギーッという音がする…」そんなとき、気になるのは**そもそもなぜ音が鳴るのか?**ということ。まずは、きしみ音の主な原因を知ることで、正しく対処する第一歩となります。
音が鳴るのはどこ?主な発生源をチェック
ドアのきしみ音が鳴る場所は、大きく分けて以下のような部分です。
-
蝶番(ちょうつがい):ドアと枠をつなぐ金具。最も多くきしみ音が出る原因。
-
ドアノブ周辺の金属部品:ネジの緩みや摩擦が原因となる場合も。
-
ドア自体と枠の接触部分:ドアの重みで傾き、こすれて音が出ることも。
とくに多いのが、金属同士の摩擦による異音です。長年使っているうちに、汚れやホコリが溜まって動きが悪くなったり、乾燥して潤滑が不足したりすることが主な原因になります。
まずは「どこから音がしているのか?」を耳と目で確認し、きしみの元を特定することが大切です。
放置するとどうなる?きしみ音の放置リスク
「ただの音だから…」と放置していると、思わぬトラブルにつながることもあります。
-
金属部品の摩耗が進み、破損の原因に
-
ドアのズレが悪化し、しっかり閉まらなくなる
-
湿気やサビで修理が必要になるケースも
特に古いドアや木製の建具は、季節によって伸縮しやすく、音が悪化することも。音が出るのは、何かしらの「サイン」。早めの対策が、ドアの寿命を延ばし、修理費用の節約にもつながります。
次の見出しでは、潤滑剤なしでもすぐにできる「簡単なきしみ音対策」をご紹介します!
潤滑剤がなくても大丈夫!家にあるものでできる裏ワザ7選
潤滑スプレーがないからといって、ドアのきしみ音をそのままにしていませんか?実は、どの家庭にもある身近なアイテムで、音の原因となる摩擦を和らげることができるんです。ここでは、今日からすぐ試せる裏ワザを7つご紹介します。
① ハンドクリームで滑りをよくする
肌の保湿に使うハンドクリームは、油分と保湿成分が含まれており、金属の摩擦軽減にも効果的。
蝶番の隙間に少量を綿棒や指で塗りこむだけで、きしみ音が緩和されます。
※使用後は余分なクリームをふき取り、ベタつきに注意しましょう。
② 石けんをこすりつけるだけの簡単ケア
固形石けんを直接、蝶番にこするだけの超手軽ケア。
石けんに含まれる脂肪酸が、潤滑剤のような働きをしてくれます。
白く残っても見えにくく、目立ちにくい点もメリットです。
③ サラダ油・オリーブオイルで代用
キッチンにある植物性オイルも即席潤滑剤に早変わり。
綿棒やティッシュに1滴たらして、蝶番の隙間に塗りこめばOKです。
※使いすぎはホコリがつきやすくなるので、塗りすぎ注意。
④ クレヨンやろうそくのロウを活用する
クレヨンやろうそくのロウは、**滑りを良くする“固形潤滑剤”**として使えます。
摩擦部分にこすりつけて塗布し、ドアを数回動かせばなじんで効果が出てきます。
※特に寒い季節でも使いやすい裏ワザです。
⑤ 鉛筆の芯(グラファイト)で滑りを良くする
意外と知られていないのが、**鉛筆の芯に含まれる黒鉛(グラファイト)**の潤滑性。
鉛筆(B~2B程度)で金属部分を塗りつけると、摩擦が減って音が軽減されることがあります。
※筆圧をかけすぎないよう注意。
⑥ ワセリンで長持ちケア
ワセリンは水分をはじく性質があり、潤滑効果が長続きしやすいのが特徴。
少量を綿棒や指で塗布し、余分な分はふき取ってください。
高温でも溶けにくく、しっかり密着してくれるので、継続的な効果が期待できます。
⑦ ティッシュや布でホコリ・汚れを徹底除去
きしみ音の原因が「汚れやホコリ」ということも。
潤滑する前に、一度蝶番周りを乾いた布やティッシュで拭き掃除してみましょう。
これだけで音が軽減するケースも多く、どの裏ワザと併用しても効果的です。
これらの方法はあくまで応急処置ですが、潤滑剤が手に入るまでの間や、すぐに対策したいときにとても便利。
次の章では、使用時の注意点やおすすめ潤滑剤もご紹介します。
裏ワザを使うときの注意点
潤滑剤なしでも試せる裏ワザは手軽で便利ですが、どんなドアにも万能というわけではありません。
間違った方法を選ぶと、逆にドアの劣化やトラブルを引き起こしてしまうことも。
ここでは、実践前に知っておきたい3つの注意点をご紹介します。
素材によってはNGな方法もある
ドアや蝶番の素材や塗装状態によっては、特定のアイテムを使わないほうが良いケースがあります。
-
木製ドアにオイルを使うと、シミや変色の原因になることも
-
塗装された金属にワセリンを使うと、塗装剥がれのリスク
-
プラスチック部品に鉛筆の芯を塗ると、黒ずみが目立つことがある
まずはドアの素材を確認し、目立たない場所で少量試してから本格的に使うのが安心です。
油分を使う際は汚れやすさに注意
オリーブオイルやサラダ油などの油分を含む裏ワザは、時間が経つとホコリやゴミが付着しやすくなります。
また、周囲の壁や床に油が飛び散るとシミやベタつきの原因になることも。
対策としては…
-
少量ずつ、綿棒などでピンポイントに塗布
-
使用後に余分な油をふき取る
-
周辺に新聞紙やタオルを敷いて作業する
といった配慮を忘れずに行いましょう。
応急処置と本格修理の見極め方
今回紹介した裏ワザは、あくまで**“潤滑剤が手元にないときの応急処置”**として有効な方法です。
ですが、下記のような症状がある場合は、本格的な修理やパーツ交換が必要かもしれません。
-
何度も音が再発する
-
ドアが傾いて閉まりにくい
-
蝶番にサビやひび割れが見える
-
異音がどんどん大きくなる
こうした場合は、DIYにこだわらず専門業者やホームセンターでの相談を検討しましょう。
無理に対処し続けると、ドア全体の故障につながるリスクもあります。
このように、裏ワザを活用するには素材との相性と使用方法の工夫がカギ。
次のパートでは、潤滑剤を使いたくなったときのために、市販のおすすめ製品をご紹介します!
やっぱり潤滑剤を使いたい場合は?おすすめ商品も紹介
市販の潤滑剤とそのメリット
潤滑剤には、家庭に常備しやすいメリットがあります:
-
長持ちする潤滑効果:シリコンやリチウム系は液だれしにくく、乾きにくい
-
ホコリやゴミの付着を軽減:粉やグリースは汚れをつかみにくい
-
用途に応じた使い分けが可能:金属、プラスチック、車いす、工具なども対応
-
サビの防止効果:防錆成分が配合されているものもあり、蝶番の寿命延長に◎
-
手軽で正確な塗布:ストロー付きスプレーやニードルオイラーで狙った箇所にピンポイントで塗布可能
使いやすくて人気の潤滑剤ランキング
以下は、信頼と使いやすさに優れた人気潤滑剤を3つ厳選したランキングです。
-
WD‑40 Specialist シリコーンスプレー
評判の高い定番!シリコン系で滑りが良く、温度変化にも強く、汚れも付きにくいタイプ。様々な家庭用品にも使える万能選手です。
リンク -
AZ シリコーンスプレー Y007
国産で比較的安価。ストロー付きで細かい箇所に塗布しやすく、ドアや蝶番に適したスプレーです(100円均一より本格的)。
リンク -
KURE ドライファストルブ 300 ml
油を使わないドライタイプで、ベタつかずに滑りだけを補う仕様。清潔に使いたい人にピッタリです。レビュー評価も◎。
リンク
商品ごとの特長と使い方を以下に整理しました:
商品名 | 特長 | こんな人におすすめ |
---|---|---|
WD‑40 Specialist シリコーンスプレー | 高性能シリコン。耐寒性・耐熱性に優れ、幅広い用途に対応。 | 汎用性を重視したい人 |
AZ シリコーンスプレー Y007 | コスパ抜群、ストロー付き。初めての潤滑剤としての導入に◎ | 初めて使う&手軽に使いたい人 |
KURE ドライファストルブ | ベタつかないドライタイプ。清潔感を保ちたい方に◎ | 油汚れが気になる人 |
✅ まとめ&アドバイス
-
シリコン系スプレー(WD‑40、AZ)は汚れにくく、どんな素材にも安心。
-
ドライタイプ(KURE)は油が苦手な場面で最適、清潔性重視の人向け。
-
使い方は、まず周辺を清掃し、ニードルやストロー付きでピンポイントに薄く塗布するのがコツ。
もし気になる商品のレビューや価格比較、さらに多くの商品リストをご希望でしたら、追加でもご案内できます。取り急ぎ、家庭で買いやすく、信頼性の高い3商品を厳選してご紹介しました!
まとめ|ドアのきしみ音は今すぐ解決できる!
「ギーッ…」という不快なきしみ音、実は特別な道具がなくても今日から改善できることをご紹介してきました。
ちょっとしたアイデアと家にあるアイテムを活用すれば、快適な静音ドア生活はすぐそこです。
潤滑剤がなくても、工夫次第で音は消せる
潤滑スプレーが手元になくても、ハンドクリームや石けん、鉛筆の芯など、身近なもので代用できる裏ワザはたくさんあります。
「今すぐこの音なんとかしたい!」というときには、まず応急処置として試してみる価値あり。
音が消えるだけで、ドアの開け閉めが驚くほどストレスフリーになります。
定期的なメンテナンスで快適な暮らしを
ドアのきしみ音は、放置すると金具の劣化や歪みの原因になることも。
月に一度の軽い掃除や、半年に一度の潤滑ケアで、ドアの寿命を延ばし、快適な住環境を保てます。
-
汚れを拭き取る
-
蝶番に少量の潤滑剤を塗布
-
異音が再発していないかチェック
こうしたちょっとしたルーティンが、快適な暮らしの土台になります。
不快なきしみ音は、放っておかずにすぐに対処することが一番のカギ。
まずは、あなたの家にあるものから気軽に試してみてくださいね!


最新記事 by 高橋いつき(節約術のプロ) |ご支援はこちら (全て見る)
- 包丁が錆びた…使って大丈夫?安全な判断基準とサビの正しい落とし方 - 2025年6月12日
- 財布をどこに置いたか忘れるクセの正体と防止策|なくさない習慣づけのコツとは? - 2025年6月12日
電話番号 052-265-6488