洗濯物に虫がつく原因とは?ベランダでできる簡単な虫よけ対策10選!
洗濯物を外に干して取り込もうとしたとき、「あれ?なんか虫がついてる…」とギョッとした経験はありませんか?特に夏場や夕方など、ベランダに干した洗濯物には、小さな虫がくっついていたり、時には卵を産みつけられていたりすることも…。清潔に保ちたいはずの洗濯物に虫がつくと、不快なだけでなく衛生面でも心配になりますよね。
本記事では、なぜ洗濯物に虫が寄ってくるのか?その意外な原因と、ベランダで簡単にできる虫よけ対策方法を徹底解説。ちょっとした工夫で虫の悩みは大きく減らせます!この記事を読めば、もう虫に悩まされることなく、気持ちよく洗濯物を干すことができるようになりますよ。
■ なぜ洗濯物に虫がつくの?主な原因とは
● 光やにおいに虫が引き寄せられる
虫は紫外線や強い香りに敏感で、光に集まる「走光性」やにおいに反応する「走化性」を持つ種類が多くいます。特に夜間に照明がついているベランダでは、虫が集まりやすくなり、干している洗濯物にも寄ってくることがあるのです。
対策方法:
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夕方以降に外に干すのは避け、午前中〜日中の明るい時間帯に干す
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ベランダの照明を虫が寄りにくいLEDライト(暖色系)に変更
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夜間は干しっぱなしにせず、日没前に必ず取り込むよう心がけましょう
● 洗濯物の乾燥時間や時間帯が関係している
気温が高くなる昼過ぎから夕方は、虫の活動も活発になります。また、乾きにくい時間帯に長時間外に干しておくと、それだけ虫にさらされる時間が長くなり、虫が寄ってくるリスクも高まります。
対策方法:
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10時〜14時の短時間集中干しを意識(虫の活動がまだ少ない)
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曇りの日や湿度が高い日は、室内干しや除湿器併用も検討
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風通しの良い場所に干し、短時間で乾かす工夫をすると◎
● ベランダの植物や環境が虫を呼び寄せている
ベランダに観葉植物やガーデニング鉢を置いている場合、土や葉に虫が発生しやすくなります。特にコバエやアブラムシ、ハチ類は、植物を好むだけでなく、近くにある洗濯物にも寄ってくることがあります。
対策方法:
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ベランダの植物はこまめに手入れ・剪定し、虫の発生を抑える
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受け皿の水を放置しない(ボウフラの発生源に)
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洗濯物を干すスペースと植物の置き場所をできるだけ離す
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植物周辺に天然成分の虫よけスプレーを散布すると安心
● 柔軟剤や洗剤の香りが虫を誘っている可能性も
意外な盲点が「香り」。最近は香りが長続きする柔軟剤が多く使われていますが、甘い香りやフローラル系の香りは、ハチ・チョウ・ユスリカなどを引き寄せる要因になることもあります。
対策方法:
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無香料・微香性の柔軟剤や洗剤を使ってみる
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強い香りが残る場合はすすぎを1回増やす
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柔軟剤を使わずに、クエン酸などのナチュラル洗剤を活用するのも手
■ 特に虫がつきやすい時期・条件とは?
● 春〜秋は虫の活動が活発に
気温が上昇する春から秋にかけては、虫たちの繁殖・活動期。特に5月〜10月にかけては、コバエ、カメムシ、蛾、アブなどさまざまな虫が飛来しやすく、洗濯物に付着するリスクもぐっと高くなります。
対策方法:
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虫の活動が本格化する時期はベランダ干しから室内干しに切り替えるのも有効
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屋外干しをする場合は、洗濯ネットや洗濯カバーを使って虫の侵入をブロック
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ベランダに**防虫剤(ハーブ系・吊り下げタイプなど)**を設置して予防効果を高める
● 日没前後は虫の飛来が増える時間帯
夕方から夜にかけて、特に**日没直後の時間帯(17時〜19時頃)**は、光に誘われて虫が集まりやすくなります。この時間帯に洗濯物を干しっぱなしにしておくと、知らないうちに虫が付着してしまうことも。
対策方法:
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夕方以降は洗濯物を外に干さないのが鉄則
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干すなら朝9時〜午後3時頃までの間に取り込むのが理想的
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帰宅が遅くなる日は、あらかじめ室内干しにしておく準備を
● 湿度が高い日は特に要注意!
湿気の多い日は虫の活動も活発になります。特に湿度60%を超える日や雨上がりのジメジメした気候では、ユスリカや蛾などが増加し、洗濯物への虫の付着リスクもアップします。
対策方法:
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雨の日や湿度が高い日は無理に外干しせず、浴室乾燥や除湿機を活用
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洗濯物が乾きにくい日は、扇風機+除湿器の併用で時短乾燥を目指す
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ベランダ干しするなら早朝〜正午までの湿度が低めな時間帯を選ぶのがベター
このように、虫がつきやすい「時期」「時間帯」「気象条件」を意識するだけでも、洗濯物への虫の付着リスクは大きく減らせます。小さな対策の積み重ねが、快適な洗濯ライフを守るカギになりますよ。
■ ベランダでできる虫対策10選!
① 洗濯物を外に干す時間帯を工夫する
虫が活発になるのは、日没前後や湿度の高い時間帯。逆に、朝〜昼にかけては虫の動きが鈍く、リスクが少なめです。
対策ポイント:
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午前10時〜14時を目安に短時間で干して取り込む
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**夕方以降はNG!**夜間干しっぱなしは虫の温床に
② 柔軟剤を無香料タイプに変える
フローラル系や甘い香りの柔軟剤は、ハチや蛾などを引き寄せる要因に。衣類の香りを控えめにすることで虫の興味を引きにくくなります。
対策ポイント:
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無香料・微香性の柔軟剤や洗剤に切り替える
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香り残りが強い場合は、すすぎを1回追加
③ 虫よけスプレーやミストを使う
洗濯物に直接使える虫よけミストは、天然成分タイプも多く安心。干す前にサッとひと吹きするだけで防虫効果が期待できます。
対策ポイント:
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**衣類用の虫よけスプレー(ハッカ油・シトロネラ系)**を使用
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布地に優しいタイプを選び、毎回干す前に使用
④ 洗濯物カバーやネットを活用する
虫が洗濯物に直接つかないよう、物理的にブロックできるアイテムを使うのも効果的です。とくに下着・タオルなどはカバー推奨。
対策ポイント:
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メッシュ素材の洗濯カバーを活用して虫の侵入を防止
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大判ネットでまとめ干しすると取り込み時の確認もラク
⑤ ベランダに虫よけアイテムを設置する(吊るすタイプなど)
市販の吊り下げ式虫除けグッズは、見た目もスッキリしていて設置しやすいのが魅力。香りの種類や有効期間をチェックして選びましょう。
対策ポイント:
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防虫プレートや虫よけアロマタブレットを手すりや壁に設置
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有効期限があるため、定期的な交換が必要
⑥ LEDライトに変えて虫を寄せつけない
虫は紫外線に反応するため、白熱電球や蛍光灯だと寄ってきやすくなります。虫が感じにくい波長のLED照明への変更がおすすめです。
対策ポイント:
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**暖色系LED(電球色)**に交換し、紫外線をカット
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夜間はなるべくベランダの照明を点けないようにする
⑦ ベランダの植物・観葉植物を見直す
プランターや観葉植物が虫の住処・発生源になっていることも。植物の手入れと設置場所を見直すことで、虫の発生を大幅に抑えられます。
対策ポイント:
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こまめな水やり・剪定・鉢周りの清掃を徹底
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洗濯物の近くには虫を寄せやすい植物を置かない
⑧ 洗濯物を裏返して干す
衣類の内側に虫がつくのを防ぐため、干す前に裏返しておくのも一つの工夫です。特にTシャツやパーカーなど、重ね構造のものは要注意。
対策ポイント:
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裏返して干す+ネット使用でWブロック
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取り込むときに裏表どちらも虫チェックを忘れずに
⑨ ベランダにハッカやハーブを設置して虫除け
ハッカ、レモングラス、ローズマリーなどは虫が苦手とする香りを発します。見た目もおしゃれで、天然の防虫アイテムとして活用できます。
対策ポイント:
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プランターにハーブを育てて虫よけ&インテリアに
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スプレータイプのハッカ油を柵や手すりに噴霧するのも◎
⑩ 室内干し+除湿器という選択肢も検討
どうしても虫が気になる季節は、無理せず室内干しに切り替えるのも賢い選択。除湿機やサーキュレーターを使えば、生乾き臭の心配も軽減できます。
対策ポイント:
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浴室乾燥・サーキュレーター・衣類乾燥除湿機をフル活用
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通気性のよい室内干しスペースを確保するのがコツ
以上の10項目は、どれも手軽にできて効果のある虫対策ばかりです。いくつかを組み合わせて実践することで、虫の付着リスクをグッと減らせます。
■ それでも虫がつくときの対処法・応急処置
● 虫がついた洗濯物の洗い直しは必要?
虫が洗濯物に付着していた場合、たとえすぐに払い落としたとしても、気になる場合は洗い直しをおすすめします。虫の体液や排せつ物、見えない菌が付着していることがあるためです。
対処ポイント:
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目に見える汚れがない場合でも、再度すすぎ・脱水だけでも実施
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気になる場合は、除菌効果のある洗剤や漂白剤を使って再洗濯
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虫を触った手で衣類に触れた場合は、その部分だけでも洗い直すと安心
● 洗濯物に卵がついた場合の対処法
蛾やカメムシなどの虫が衣類に卵を産みつけるケースも稀にあります。卵は小さく見落としがちですが、しっかり対応することが大切です。
対処ポイント:
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卵を見つけたらティッシュや粘着テープなどで慎重に除去
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その後は60℃以上の高温での洗濯または乾燥機使用がおすすめ
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白物の場合は酸素系漂白剤のつけ置きでも効果あり
※衣類の素材によっては高温洗いや漂白に注意が必要なので、洗濯表示を事前に確認してください。
● 害虫(蛾・カメムシ・コバエなど)別の対策法
虫の種類によって習性や付着の傾向が異なります。よく洗濯物に付きやすい代表的な虫に対して、それぞれの特徴に合った対策を知っておくと安心です。
▼ 蛾の場合:
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夜行性で光に集まるため夕方以降の干しっぱなしを避ける
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柔軟剤の香りに誘引されるケースもあるので香り控えめに
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干し終わった後に衣類を軽く叩いて確認する習慣を
▼ カメムシの場合:
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草木の多い場所やベランダ植物から寄ってくることが多い
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衣類にしがみつきやすく、臭いも残るため早期発見が大切
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見つけたら直接触らずにガムテープで取り除き処分
▼ コバエ・ユスリカの場合:
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湿気やにおいに反応するため、洗濯物が長時間濡れていると要注意
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短時間で乾かす&湿気の多い時間帯を避ける
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網戸の目を細かくするなど、住環境からの侵入対策も有効
どんなに対策をしても、自然の中では虫の完全なゼロ化は難しいもの。しかし、正しい対処法を知っておくことで、被害を最小限に抑えることが可能です。万が一の「虫つきトラブル」にも慌てず対応できるよう、普段からの予防+応急処置の知識を備えておきましょう。
■ 室内干しに切り替えるときのポイントと注意点
● カビ・生乾き臭を防ぐための工夫
室内干しは湿度がこもりやすく、カビや生乾き臭の原因になりがちですが、以下の対策で安心・快適に乾かせます。
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風通し&換気をしっかり行う
窓やドアを開けて、扇風機やサーキュレーターで空気を循環させましょう。換気扇があれば併用が◎。 -
除湿機・エアコンのドライ運転で湿度調整
除湿機を使えば湿度を下げ、乾燥を早めながら生乾き臭やカビ予防にも効果的。 -
衣類を間隔をあけて広げる
詰め込みすぎず、風が通るスペースを作ることで乾きやすく、雑菌の繁殖も抑えられます。 -
洗濯後、すすぎを多めに・遠心脱水をしっかり
水分をできるだけ減らすことで「乾きづらさ・臭い」を同時に防げます。 -
乾いた衣類はすぐに取り込む
乾き切る前にそのまま放置すると、湿気で逆に臭いやシワの原因に。 -
衣類に軽く布ケアをする
抗菌効果のある柔軟剤や防カビスプレーを活用すると予防に役立ちます。
● 室内干し専用のアイテム紹介(折りたたみラック・除湿機など)
効果的な室内物干しには専用アイテムがあると便利。以下は人気&おすすめ製品です:
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アイリスオーヤマ:ステンレス製でサビに強く、組立が簡単。安定性があり、大判タオルやふとんにも対応。省スペース設計でマンション向け。
リンク -
山崎実業 Tower 折りたたみ室内物干し:スタイリッシュな折りたたみラック。幅と高さのバランスがよく、リビングに置いてもインテリアに調和します。
リンク -
アイリスオーヤマ IRIS IJD‑I50 衣類乾燥除湿機:本格的な除湿機で、衣類乾燥+湿度調整がこれ一台。高出力かつ静音。浴室や物干しスペースに最適。
リンク -
シャープ CV‑R71‑W プラズマクラスター衣類乾燥除湿機:空気清浄&プラズマクラスター搭載で、菌・ウイルス・臭いに効果。洗濯物の除湿に特化した機能も持ちます。
リンク
🔧使い方のおすすめ例
アイテム | 使用タイミング | ポイント |
---|---|---|
除湿機 | 洗濯開始とともに稼働 | 湿度60%以下を目安に、自動停止やタイマー設定を活用 |
物干しラック | 除湿風が届く範囲に設置 | ラックは壁や家具から離して通気確保 |
扇風機/サーキュレーター | 洗濯直後から送風 | 乾燥完了まで回しっぱなしが理想 |
✅まとめ
室内干しでは「風通し」「除湿」「適切なアイテム」の3点セットを整えることで、カビ・生乾き臭のトラブルを抑えつつ快適に乾かせます。目的に応じて物干しラックや除湿機をそろえておけば、雨の日や虫対策のときも安心な洗濯環境が整います。
さらに「 heated airers」など電熱タイプの乾燥器具もありますが、湿度排出と電気代の面で除湿機+扇風機のほうがコスパが良い傾向です。
他にも「乾きやすい素材の選び方」や「省エネ運用のコツ」など、関連テーマがあればお気軽にご依頼ください!
■ まとめ|ちょっとした工夫で洗濯物と虫の悩みは防げる!
洗濯物に虫がつく原因は、「光・香り・湿気・環境」など身近な要素が重なっていることがほとんどです。しかし、ちょっとした対策を取り入れるだけで、虫の寄り付きは大きく減らせます。
✅ 改めてチェック!虫対策の基本ポイント
-
干す時間帯は午前中〜昼過ぎがベスト
→ 日没前後は虫が活発になるため避ける。 -
柔軟剤や洗剤は無香料タイプが安心
→ 香りが強いと虫が寄りやすくなることも。 -
洗濯物カバー・ネットで物理的ブロック
→ 直接付着を防ぎたいなら効果的。 -
虫よけアイテムやハーブでベランダ対策
→ ハッカやローズマリーなどの天然成分も◎。 -
LED照明や環境の見直しも一案
→ 照明の波長やベランダの植物が虫を呼ぶこともあるため、見直しも検討。 -
どうしても気になるなら室内干しを活用
→ 除湿器・サーキュレーターを併用すれば快適に乾かせる。
🌿 虫対策を“継続”するコツ
-
「面倒な方法」は避けて“習慣化できる工夫”を
たとえば「干す時間を変える」「ネットを毎回かける」など、手間が少なく効果が高い方法から取り入れていくと継続しやすくなります。 -
季節ごとに対策レベルを調整する
春~秋は本格対策、冬は簡易対策など、気温や湿度に合わせて柔軟に対応するのが◎。 -
「虫が嫌いな環境」を意識して作る
香り・光・風通しなど、虫が寄りづらい条件を意識すれば自然と対策になります。 -
家族とも共有して協力体制に
一人で悩まず、洗濯物の管理やベランダ対策を家族と共有しておくと、習慣化しやすくなります。
💡結論:虫対策は“1つだけ”ではなく“組み合わせ”が鍵!
完璧に虫を防ぐのは難しくても、「いくつかの対策を組み合わせる」ことで、虫の寄り付きにくい洗濯環境は十分に作れます。洗濯は毎日のことだからこそ、ストレスを減らす工夫をコツコツ続けることが一番の近道です。
虫の季節が来ても慌てず、今回紹介したポイントを意識してみてくださいね。


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